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想像よりも大進化──新型ベントレーコンチネンタルGTスピード試乗記

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想像よりも大進化──新型ベントレーコンチネンタルGTスピード試乗記

ベントレーの新しい「コンチネンタルGTスピード」は、日常を楽しめる万能2ドアクーペだった! 『GQ JAPAN』ライフスタイル・エディターのイナガキがリポートする。

控えめな変貌

実用的なラグジュアリークーペ──新型ベントレーコンチネンタルGTスピード試乗記

第4世代の新しいコンチネンタルGTスピードが、日本に上陸した。

新しいコンチネンタルGTスピードは、これまでのGTが採用した優美なボディラインはそのままに各所をブラッシュアップ。プラグインハイブリッドシステムを搭載した電動モデルに進化した。

エクステリアは、フロントのマトリックスグリルからリヤのエグゾーストパイプまで、ディテールにはダークティント仕上げが施されているのが特徴だ。やや気になるのはマトリックスグリルに備え付けられた運転支援用のセンサーが目立つ点。もう少し、控えめな位置や形状となれば、フロントまわりがより魅力的になるだろう。

楕円形のシングルランプは、「今まさに獲物に襲いかかろうとする虎の厳格な目をイメージした」と、謳う。新デザインのヘッドランプ内部に見られる3Dの格子模様は、マトリックスグリル(フロントグリル)のデザインを反映したそうだ。しかも単なる“装飾”ではなく、オートハイビーム機能も搭載。道路標識の反射光にもシステムが自動的に反応して対応するため、ドライバー自身の眩惑も軽減される。ちなみに、ベントレーの主力モデルにシングルヘッドライトが採用されるのは1950年代以来だ。

テールランプにはスモークエフェクトレンズを採用し、先進性とスポーティさを両立した。テールゲートは電動開閉式で、その動きは実にスムーズ。

インテリアは、トレッドプレート、ダッシュボード、ヘッドレストにあしらわれた「Speed」エンブレムが特徴のひとつ。ドアパネルには、新開発の3Dダイヤモンドレザーを使い、クオリティを高める。

スピードモデル専用のカラースプリットに加え、カラー スペシフィケーションも標準。レザーカラーとカーペットは、ベントレーが提供する全色から選べるのので、ユーザーは好みの1台に仕上げられる。

インフォテインメントシステムもアップデート。Apple CarPlayとAndroid Autoの無線接続および有線接続機能を採用。コネクテッドサービスには、ワイヤレスでの地図更新やリアルタイムの交通情報を含む。また、Wi-Fiホットスポットとスマートフォン用のワイヤレス充電機能も搭載する。

新しい「My Bentley App Studio」も用意。ベントレーが厳選しサポートするアプリを車両のインフォテインメントシステムに直接ダウンロードできる。例えば、サードパーティ製のナビゲーションアプリを使用する場合でも、燃料の残量や充電状態などいった車両データにアクセスできるため、より適切なルートプランを立てるという。今回は使わなかったものの、普段使いのユーザーにとっては便利なはずだ。

荷室容量は、バッテリー搭載のため260Lとやや狭い。標準で付属する充電用ケーブルを置くと、実際の荷室容量はさらに少なくなる。ひとりないしはふたりでのちょっとした旅行なら問題ないだろうが、長期間のバカンスだとやや厳しいか。

積載性を高めるべくトランクにぴったりと収まるように設計された、ウイークエンダーバッグ3点セットも用意する。公式ウェブサイトには「ちょっとしたお出かけや週末の小旅行に最適です」と、謳う。このバッグはイタリアでひとつずつ手作業によって仕上げられており、プレミアムな高品質レザーを使っているのが特徴だ。

▲試乗記の続きはこちらをクリック→

文と編集・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)

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