2026年3月に一部改良を受けたトヨタ ヤリスクロス。新車は10.5インチ画面の採用拡大などで商品力を高めた一方、中古車市場には初期型から高年式車まで豊富に流通する。新車を待つか、中古で早く安く乗るか。悩ましい選び方を整理したい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
【画像ギャラリー】初期モデルにしかない色も!! ゴールドのヤリスクロスいいぞ(5枚)
新車はやっぱり魅力大!! 2026年改良の“中身”が効く
まず新車の魅力は、2026年改良後の最新装備にある。今回の改良では、Zアドベンチャー、Z、Gなどで10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusの採用が広がった。ナビの見やすさ、スマホ連携、バック時の安心感など、毎日使う部分だけに効果は大きい。
価格はガソリンXの2WDが212万6300円、ハイブリッドXの2WDが251万200円から。売れ筋のGはガソリン2WDが234万1900円、ハイブリッド2WDが271万2600円。WLTCモード燃費はガソリン2WDで17.9~18.9km/L、ハイブリッド2WDで27.8~30.8km/Lだ。
新色アーバンロックも加わり、4WD系では寒冷地仕様の扱いも見直された。つまり新車は、見た目、使い勝手、安心感まで最新仕様で選べるのが強み。長く乗るつもりなら、少し待ってでも改良後モデルを狙う価値は高い。
中古は“納期と総額”で勝負!! ただし装備差は要確認
一方、中古車のうまみは納期と総額だ。中古車検索サイトでは、ヤリスクロスの掲載台数は非常に多く、平均価格は245万円前後。初期型から高年式のハイブリッドZ、Zアドベンチャーまで選択肢は広い。新車の納期が読みにくい時期ほど、すぐ乗れる中古の価値は上がる。
狙い目は、装備が充実したハイブリッドZやGの低走行車。ハイブリッドなら燃費のよさが大きく、Zならシートヒーター、ステアリングヒーター、運転席パワーシートなど満足度の高い装備も狙える。ガソリン車なら支払総額を抑えやすく、年間走行距離が短い人には十分現実的だ。
ただし注意したいのは、年式による装備差。2026年改良後の10.5インチ画面や新色にこだわるなら新車が本命。中古で安さを優先するなら、8インチ画面や装備内容でも納得できるかを確認したい。特にパノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニター、パワーバックドアなどは車両ごとに差が出やすい。
結論は、最新装備と色を選びたいなら新車、早く乗りたい、総額を抑えたいなら中古だ。目下ヤリスクロスは受注や納期が読みづらい状況もあるだけに、中古の即納性はかなり魅力。新車見積もりと中古の支払総額を同時に比べるのが、いま一番賢い選び方だ。
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かといって新車は納期半年以上。