■「ポルシェらしさ」満載の斬新なミニバンとは?
日本ではミニバンの需要が根強く、特に全長4.3m級のコンパクトミニバンを中心に、安定した販売実績を誇っています。
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した「乗用車ブランド通称名別順位(新車販売ランキング)」によると、2025年2月にはトヨタ「シエンタ」が3位、ホンダ「フリード」が4位、トヨタ「アルファード」が6位にランクインするなど、ミニバンの人気は依然として高いことがわかります。
しかし、ミニバンを製造しているのは日本のメーカーだけではありません。
海外では“ミニバン”よりも「MPV(マルチ・パーパス・ビークル)」という呼び方が一般的で、代表的な車種にはメルセデス・ベンツ「Vクラス」やルノー「カングー」などがあります。
そんななか、2018年にはポルシェからユニークなミニバンタイプのモデルが公開され、注目を集めました。
【画像】超カッコイイ! これがポルシェ斬新「6人乗りミニバン」です! 画像を見る(25枚)
それが「ポルシェ・ビジョン・レンディエンスト(Porsche Vision Renndienst)」です。
このレンディエンストは、最大6人が乗車可能なミニバンタイプのコンセプトカーで、家族がゆったりとくつろげる空間を提供することを目指しています。
車名の「Renndienst」はドイツ語で、「Renn」が英語の「Racing(レース)」、「Dienst」が「Service(サービス)」を意味します。
この名前には、ポルシェのモータースポーツの歴史と実用性を融合させる意図が込められているようです。
レンディエンストのルーツは、「ワーゲンバス」として知られるフォルクスワーゲン「Type2」に遡ります。
かつて、ポルシェのレースチームでは、「RENNSPORT(レンシュポルト)」のロゴやポルシェのエンブレムを付けたType2がサポート車両として活躍していました。
レンディエンストは、こうした歴史を背景に、ポルシェらしい革新性を取り入れたモデルとして開発されました。
デザイン面では、ポルシェの未来を予感させる近未来的なスタイルが特徴です。
特に、卵型の滑らかなシルエットと大胆に張り出したフェンダーが目を引きます。
また、ポルシェ「911」や「タイカン」でおなじみの横に広がるリアランプ、大径タイヤ、5本スポークのアルミホイールなど、ポルシェのデザインDNAが随所に感じられます。
これまでミニバンとは無縁だったポルシェですが、独自の美学をこのジャンルにも見事に適用しています。
インテリアも革新的で、公開当初は詳細が明かされていなかった内装が後に公開されました。
1列目の運転席は中央に配置され、助手席は存在しません。
このレイアウトは、将来の自動運転技術を見据えたもので、運転席は180度回転可能。
運転しない時には後部座席の乗員と向き合って会話が楽しめる設計になっています。
ただし、物理的なステアリングホイールが残されていることから、自動運転の時代になっても「運転の楽しさ」を重視するポルシェの姿勢がうかがえます。
車内は宇宙船のようなモダンな空間で、3列のシートが配置されています。
1列目と2列目には薄型の独立シート、3列目にはベンチシートが採用され、乗員の快適性を追求しています。
シートアレンジも柔軟で、対面での会話が可能なレイアウトも選択できます。
さらに、右側には大型のスライドドア、左側にはプライバシースクリーンを備えた非対称な設計が採用されており、機能性と個性を両立しています。
パワートレインは電気自動車(BEV)仕様で、バッテリーユニットは床下に搭載される設計です。
これにより、低重心で安定した走行性能を実現しつつ、広々とした室内空間を確保しています。
なお、詳細なスペックは公開されていませんが、ポルシェらしいダイナミックな走りが期待されます。
※ ※ ※
ポルシェ・ビジョン・レンディエンストは、随所にポルシェらしさが光るミニバン型のコンセプトモデルです。
現在のポルシェのラインナップにはミニバンやMPVが存在しませんが、もし市販化されれば大きな話題となることは間違いありません。
ポルシェの伝統と未来が融合したこのモデルは、ミニバンの新たな可能性を示しています。
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