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バイク乗りにしかわからない? 鈴鹿の駿風『ライダーもなか』を試乗記みたいに解説してみます【編集部員の自腹インプレ】

美しいスタイリングとコンパクトな車体で構成され、重量配分も理想的。なによりもそのパワーデリバリーのスムーズさに驚かされた。自ら『鈴鹿の駿風』を名乗るスーパーマシンを体感する。これはバイク乗りならば、避けては通れない道かもしれない。

バイク乗りならば……
ずっと、チャレンジしてみたかった。

ホンダ「CT125 ハンターカブ」の発売はいつ? 値段はいくら?

でも、あと一歩が踏み出せない……

例えばキャンプツーリングやカスタム、サーキット走行などもそうだろうか?

バイクを趣味として楽しむ中で、これはライダーのよくある悩みのひとつだと思う。

わたし(キタオカ)の場合は“これ”だ。

存在自体は知っていた。

いつかはっ! という憧れを胸に秘めつつ、しかし年月だけが過ぎ去っていく。

そんな折に『編集部員の自腹インプレやろうぜ!』という話が持ち上がり、わたし(キタオカ)も参戦することに。

……その時がきた、と直感した。

それがライダーの聖地、鈴鹿サーキットのある三重県鈴鹿市の名物『ライダーもなか』だ!

自ら『鈴鹿の駿風』を名乗る
手元に届いたクラシック感の漂うムーディなパッケージは、落ち着いた大人の雰囲気の中にもスポーティさを匂わせている。

デザインは墨画の技法を用いてレースシーンを表現するアーティスト“垂井ひろし”氏が担当。

外観から既に、並々ならぬオーラを感じることができる。

だが、真に驚くべきはそのパッケージではない。

これだ。この美しいボディデザインである。

手のひらに十分収まるコンパクトな車体を持つ(たぶん)オーソドックスなネイキッドスタイル。

体感としては軽く扱え、中身にぎっしりと詰まっているであろう餡子の重量を感じさせない。

車両重量を計測しても良かったが、おそらく餡子の量などで個体差が出るだろうし、スペックは公表されていないので、ここでは計測を控えた。

リアサスペンションはコンベンショナルな2本サスを採用しているが、ご覧の通り直立安定性は抜群。

ワイドな前後タイヤはトラクションを感じやすく、お皿に確かなグリップ力を発揮する。

小回りのきく車体なので、クルリとUターンも軽快。

そして、リアビューから気づいた。エキゾーストシステムは左右2本出しの迫力スタイルだ。

予想以上に車幅があることもあり、2気筒以上~4気筒エンジンを搭載しているのではないかと推測される。

ライダーの名前は公表されていないが、ハンドルを握る腕にまったく力の入っていない綺麗なライディングフォームで、低く伏せた姿勢にも不自然さを感じることがない。

おそらく、相当に手練れのライダーであることは疑いないだろう。

鈴鹿の駿風なる異名をとることからレーシングライダーの可能性も否定できない。

メカニズムとインプレッション
内部にはぎっしりと餡子がつまり、マスの集中化に貢献する。

餡子の素材には北海道産のトヨミ大納言を採用。糖度68度の濡れ甘納豆に仕上げた後、糖度70度のもなか餡に炊き上げるという精度の高い工程を経て製造されている。

これにより粒あんのフィーリングをさらに向上。

ライダーの感覚的な部分にも配慮し、味わいのあるフィーリングを実現しているのだ。

また、外装(もなかの皮)は信頼性の高い国内生産のもち米をベースをして用い、餅粉を使用しないという手法によって成型される。

軽いタッチが印象的だったが、十分な強度もあり素材の柔軟性も感じることができた。

そして、インプレッションだ。

和菓子というと、重厚な甘みの低速トルクを想像するけれど、拍子抜けするほど発進は軽快。

そこから咀嚼トルクを強めに掛けていくと、サクリと最中種(もなかの皮)を突き抜けて粒あんに到達する。

バカなっ!?

甘くない、だとっ!?

もちろん和菓子だから甘いのだが、それが職人制御によって適度に抑えられている印象だ。

しかしながら、食べ始めの低回転域でも甘みのトルク不足は感じることはない。普段使いも気軽にいけそうな軽やかさが特徴的だ。

そして、何よりも印象的だったのは、その加速感。

伸びやかなフィーリングは、一気に口に放り込むような高回転域でも、控え目な甘みがどこまでも途切れない。

スムーズなパワーデリバリーは良い意味でパワーを感じさせず「もう一個食べようかな?」と、体重増加レッドゾーンに向かって一気に(口が)回っていこうとするのだ!

ライダーを(甘さで)疲れさせない設計のおかげで、長時間でも快適に過ごせることは間違いないだろう。

なるほど。

さすが鈴鹿の駿風は甘くない、ということか。

コイツは確かに羊の皮を被ったオオカミ。伝統的なもなかスタイルの中に、ライダーの感覚を刺激するエキサイトメントも秘めている。

うっかり食べ過ぎリミッター寸前まで突っ込まないように、ライダーには常に冷静さが求められることだろう。

日本茶などによる適度なクーリングも有効だと感じた。

このフィーリング、体感して損はない。
なんだか「とらや勝月」のセールスマンのように感じるかもしれないが、そういった関係は一切ない。

そのうえで、ひとりのライダーとして言っておこう。

バイクを愛する同志ならば、このフィーリングを一度は体感しておいてほしい。

スペックやプロダクトとしての高いパフォーマンスだけではない。

ライダーもなかは、そこにある作り手(和菓子職人さん)のパッションが熱いのだ。

バイクに乗らない人には「?」となるお土産かもしれない。

だがライダー同志ならば、必ず通じ合うことができること、みんな知っているはず。

とはいえ、三重県の鈴鹿市は遠いって?

大丈夫。それは問題ない。

だって『ライダーもなか』は通販で1個から買えるのだから!

スペックやヒストリーなど詳細情報はこちらから!
《とらや勝月/公式WEB》

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