スズキの傑作Vツインスポーツ「SV650/X」が令和の排出ガス規制に対応して1/26発売
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年7月29日
スズキSV650 概要
粘りある低回転と伸びのある高回転を発揮する90度Vツインエンジンをスチールトレリスフレームに搭載したミドルネイキッド。国内’22モデルは、従来のカラーバリエーションを踏襲し外観変化もほとんど判別できないながらも、ユーロ5準拠の最新排出ガス規制に適合。そのエンジンはツインプラグ方式を採用し、WMTCモードで24.4km/Lを誇る低燃費も特徴のひとつだ。3つの車体色ごとにフレーム色も異なっており、なかなかオシャレだ。
’22 スズキSV650
◆主要諸元
―― 【’22 SUZUKI SV650】■水冷4ストV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 72ps/8500rpm 6.4kgf-m/6800rpm ■199kg シート高785mm 14L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:80万3000円 ●色:マットブラックメタリックNo.2 グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト グラススパークルブラック
―― カラーバリエーションはマットブラックメタリックNo.2/グラススパークルブラック/グラススパークルブラック/ブリリアントホワイトの3色を展開する。 [写真タップで拡大]
◆ライディングポジション
―― シート高を785mmに抑え、足着きに干渉する前端部と周辺フレームを細身にまとめ上げたおかげで両足ともかかとが着く。ハンドル幅も絞られており、かなりコンパクトな姿勢を取れる。[身長174cm/体重63kg]
◆エンジン
―― 代名詞とも言える645ccの水冷90度Vツインエンジン。1999年に初代SV650が登場して以来同じ基本設計を受け継いでいるが、技術進歩に応じてチューンナップを繰り返し最適化を続けてきた。最新の’22モデルではユーロ5をクリア。 [写真タップで拡大]
◆シャーシ
―― ダイヤモンドタイプのスチールパイプフレームは’09年のグラディウスから継承したものだ。初代は楕円アルミダイキャスト/’03モデルは高真空アルミダイキャストと、エンジンとは対照的に時代によって変遷を続けてきた。 [写真タップで拡大]
◆足まわり
―― フロントブレーキはトキコの4ピストンキャリパーとφ290mmのフローティングディスクを組み合わせ、十分な制動力とコントロール性を確保。フロントフォークはφ41mmの正立タイプでアジャスト機構は備えていない。リヤブレーキはニッシンのピンスライド1ピストンキャリパーとφ240mmのソリッドディスク。ABS介入時の自然な制動が好印象だった。 [写真タップで拡大]
―― リンクタイプのモノショック式リアサスペンションはプリロードで7段階調整が可能。 [写真タップで拡大]
◆主要装備
―― ヘッドライトは丸目でハロゲンバルブ+マルチリフレクターの組み合わせ。テールランプとストップランプはLEDだ。 [写真タップで拡大]
―― メーターは軽量小型のLCDディスプレイ。6段階の照度調整機能を備え、日中から夜間まで万全の備えだ。 [写真タップで拡大]
―― 785mmの低シートは内ももに当たる部分がかなり絞られており、良質な足着きに貢献する。 [写真タップで拡大]
―― バーハンドルは垂れ角/絞り角ともに少ないナロータイプ。クラッチレバーはワイヤー調整式で、ブレーキレバーは5段階の位置調整が可能だ。 [写真タップで拡大]
―― シート下には車載工具(±ドライバー/スパナ/フックレンチ/ヘキサゴンレンチ)が収納されている。工具ケースの横に見える筒状のものは、蒸発したガソリンを回収するキャニスターだ。 [写真タップで拡大]
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マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
みんなのコメント
アレを取っ払って、昔ながらの砲弾型のスピード、タコメーターにすれば、売上台数が20%程度アップするんじゃないのかな?
今どきでは珍しくなってしまった、せっかくの丸ライトなんだしさ。