6月7日、2025年MotoGP第8戦アラゴンGP MotoGPクラスのスプリントがスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、ホンダHRCカストロールのジョアン・ミルはリタイアで終えた。ルカ・マリーニは鈴鹿8耐のテストで転倒した際に怪我を負い、今大会を欠場している。
初日4番手という好発進を経て予選とスプリントが行われる大会2日目を迎えた。フリー走行2回目は、予選に備えてミディアム/ソフトのタイヤ選択でコースイン。周回を重ねながら初日から変更したセッティングを確認していく。2回目のランでこのセッションでベストタイムの1分47秒607をマーク。しかし、その翌周の2コーナーで転倒しまったことで、早めに切り上げることに。このセッションでは12番手で終えている。
マルク・マルケスが今季7度目のスプリント優勝。ルーキーのアルデグエルは2度目の3位獲得/第8戦アラゴンGP
続く予選は、Q2から上位12グリッドを争う。全ライダーがミディアム/ソフトでコースインする。1回目のランではまず1分47秒053でタイムを残し、その翌周に1分46秒901に縮めて9番手につける。2回目のランでは、1分46秒773で自己ベストを更新するも、ドゥカティ勢やKTM勢には敵わず11番手となった。
午後のスプリントは11周だ。2ポジション前が入賞圏内とポイント獲得の可能性もある11番グリッドからのスタートだ。タイヤは大多数のライダーと同じくミディアム/ソフトを選択した。
オープニングラップで1つ上げて10番手で2周目に入るも、12コーナーで止まりきれなかったジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)がアウト側にいたミルと接触しながらコース外に大きくオーバーラン。グラベルまで押し出されたミルは転倒を喫してしまった。ミルはマシンを起こしてコースに復帰したものの、ピットインしてリタイア。無念にも早々にスプリントを終えることとなった。なお、ミラーはこのクラッシュを引き起こしたとして、ロングラップペナルティが科された。
ホンダ勢においては、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)は予選Q2で12番手となり、スプリントは16位でフィニッシュした。ソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)は予選が21番手、スプリントは19位で終えている。
スプリントの後半の展開次第ではポイント獲得の可能性もあっただけに、土曜日はミルにとってもチームにとっても悔しい1日となった。2度のクラッシュに加え、スプリントのほとんどを走れなかったことが決勝レースに大きく響かないことを祈るばかりだ。
ジョアン・ミル(予選:11番手、スプリント:リタイア)
「本当にフラストレーションの溜まる1日だったよ。バイクのフィーリング自体は良くて、昨日とは違い、今朝いくつかの変更を加えたんだ。FP2の終盤にクラッシュしてしまったのは申し訳ないと思う。違うことを試したけど、フィーリングは良くならなかったね。レースのためにバイクを準備してくれたチームには感謝している。本当にいい仕事をしてくれたよ」
「(スプリントでは、)ミラーの行動が原因で接触し、僕はリタイアになってしまった。なぜあんなことになったのか正直分からないよ。明日は自分たちのレースをして、トラブルを避けられることを願っている」
[オートスポーツweb 2025年06月08日]
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