フォルクスワーゲンは、新型フルハイブリッドドライブを搭載した『ゴルフ』の先行販売をドイツで開始した。
新型フルハイブリッドシステムは出力125kW(170PS)を発揮し、外部の充電インフラを必要としないことが最大の特徴だ。走行中の回生(エネルギー回収)と、ターボチャージャー付きガソリンエンジン(1.5 TSI evo2)と発電機の組み合わせによって車載バッテリーを充電するため、充電ケーブルや充電スタンドなしで電気走行が可能となっている。
バッテリーは総容量1.6kWhの高電圧タイプで、車両フロアのリア部分に搭載される。システムトルクは309Nmで、0~100km/hの加速は7.5秒を実現した。
■3つの走行モードを自動切替
フルハイブリッドシステムは走行状況に応じて3つの動作モードを自動的に切り替える。
低速時は電気モーターのみで走行し、TSIエンジンはオフになる。「シリアルドライブ」モードでは電気モーターで走行しながら、TSIエンジンを最適な動作域で稼働させて発電し、電気走行距離を延ばす。時速60km以上の郊外・高速走行では「パラレルドライブ」モードとなり、TSIエンジンが主駆動となって電気モーターが加速時にブーストとして補助する。
■市街地で最大35%の燃費向上
同等の110kWマイルドハイブリッド(ゴルフ 1.5 eTSI)と比較して、燃料消費量とCO2排出量を10~15%削減できる(WLTPの複合値)。市街地走行では効率の優位性がさらに高まり、最大35%の燃費向上が見込まれる。
■3つの走行プロファイル
ドライバーはエコ・コンフォート・スポーツの3つの走行プロファイルを選択できる。エコモードではシステム出力を70%に制限してブースト機能をオフにし、消費エネルギーを抑える。コンフォートモードは出力制限なしでブーストも使用可能。スポーツモードでは早めにシリアルモードへ移行することで、素早くフルパワーを引き出せる。
■今後の展開
フォルクスワーゲンは今後、同ハイブリッドシステムのさらに高い出力レベルのモデルもラインアップに追加する予定だ。新型ハイブリッドは車両リアの「Hybrid」バッジで識別でき、既存のマイルドハイブリッド「eTSI」とプラグインハイブリッド「eHybrid」(『ゴルフGTE』を含む)の間を埋める存在として位置づけられる。
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みんなのコメント
どうしてもゴルフがいいならGTI買った方が幸せになれそう