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新型トヨタRAV4、遂に登場! GR SPORTも設定へ──GQ新着カー

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新型トヨタRAV4、遂に登場! GR SPORTも設定へ──GQ新着カー

多様なニーズに応える3つのスタイルを用意し、競争力強化へ!

あらゆるライフスタイルにフィットする相棒へ!

愛車の履歴書──Vol69. 浅田美代子さん(後編)

5月21日、トヨタは、新型「RAV4」を発表した。

6代目となる今回のRAV4は、「Life is an Adventure」を開発コンセプトに、だれもがこのクルマでそれぞれのアクティブな生活を楽しんでいただけることを目指したという。

エクステリアは、(1)Big Foot(大径タイヤを強調) (2)Life-up(高い走破性を想起) (3)Utility(使いやすい荷室空間)を、ポイントとしてデザイン。3つの要素で「どこへでも行けそう」なRAV4らしさを表現したと謳う。

新型は、多様なニーズに応える3つのスタイルを用意。洗練されたデザインをもつ「CORE」は、ボディ全体の塊で構成された「SUVハンマーヘッド」の採用によりタフさを表現。バンパー一体グリルで先進感と強さを立体的にあらわしたのが特徴だ。

冒険心をさらに掻き立てるラギッド感(武骨さ)を強調した「ADVENTURE」は、ワイドトレッド化と専用ホイール・アーチモール、シンプルな造形ながら縦比率の高い大型グリルを採用し、SUVらしい力強さを実現。ハンマーヘッドのノーズピークを高く設定することでオフロード感の強いプロポーションを強調した。

走りの楽しさを機能とともに表現した「GR SPORT」は、モータースポーツの知見を活かし、機能美を追求したデザインや足回りのチューニング、ボディの剛性を強化。市街地やハイウェイ、ワインディングなど様々な道で安心して操れ、走る楽しさを味わえるスポーティなモデルに仕上げたという。具体的には、フロントまわりに進化したFunctional MATRIXグリルを採用。空力性能を高める前後スポイラー、ホイールデザインを採用し、操縦安定性を向上させた。また、ワイドトレッド化(+20mm)やサスペンション・EPSの専用チューニング、専用軽量アルミホイールの採用などにより、高い操縦安定性を実現する。

インテリアは、SUVの機能性をベースに、ユーザーの使いやすさやエンターテインメント体験を可能にする空間を構築。インストルメントパネル上面を約40mm低く配置し、見晴らしの良い視界を確保する。

デザインコンセプトは、アイランドアーキテクチャー。ディスプレイやシフトなどの各種機能を、島(アイランド)のように一体的に配置するデザインで、SUVとしての平衡感覚がつかみやすい水平なインストルメントパネルに加え、目線移動が少ないナビゲーション・メーターと、手が届きやすいレジスター配置で操作性を向上させた。

コンソールまわりは、スマートフォンの急速充電やUSB充電の配置を工夫し、使いやすさを追求。普段はアームレストとして使用でき、裏返すとトレイにもなるリバーシブルコンソールボックスを採用した。

新世代マルチメディアもトヨタ初搭載。カスタマイズ可能なホーム画面の採用で一人ひとりに合わせた操作性を向上させた。音声認識の応答速度・理解精度も高まった。

さらにシフト、電動パーキングブレーキ(EPB)ならびにブレーキHOLDスイッチを集約し運転中の視線移動や動作を最小化。シフトバイワイヤを採用し、シンプルクリーンなデザインを実現するとともに、ピアノブラックによる仕上げで上質さを付与した。

荷室容量は、従来の733Lから749Lに拡大。リヤシート折りたたみ時の角度をフラットにし、長尺物の収納性も向上させた。

パワートレインは、はPHEV、HEVをラインナップ。PHEVには、トヨタ初搭載となる最新の第6世代ハイブリッドシステムをベースに、大容量の駆動用バッテリーや高出力充電器対応を組み合わせた、新開発のプラグインハイブリッドシステムを搭載する。

PHEVは、フロントアクスルへのシリコンカーバイド半導体採用等により、小型・高効率化を実現。駆動伝達系では損失低減を図り燃費を向上したことに加えて、電池の大容量化でEV航続距離を従来の95kmから150kmまで延伸。モーター出力は12%向上し、RAV4らしいワクワク感の高まる走破性を実現したという。V2H(ビークル to ホーム)にも対応し利便性を向上。DC急速充電も追加し、約30分で満充電の80%まで充電が可能だ。

HEVは、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、電池等の改良により、モーター出力を向上。シームレスな加速感に加え、軽やかな出足とダイレクトな駆動力レスポンスを実現した。

運転支援では、最新のToyota Safety Senseを搭載。ドライバー異常時対応システムは、センサー情報を用いて、路肩に退避スペースが確認できた場合、減速後、路肩へ寄せて停車できるよう改良された。

知能化技術にも注目。新型RAV4には、ウーブン・バイ・トヨタで開発を進めているソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene」をトヨタで初採用。Areneの採用を皮切りに、SDV(Software-Defined Vehicle)の開発を本格化させていくという。

新型RAV4は、今後グローバルに180以上の国・地域の様々なユーザーに向け順次販売する。日本での発売は2025年度内予定。

文と編集・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

3件
  • mt********
    現行よりAピラーを寝かせたように見える
    空力のため?
  • ***********
    集合体恐怖症にはハチの巣グリルがゾワゾワして気持ち悪いけど、
    GRのほうはカッコイイと思う
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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