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【奥深い】新型話題 トヨタ・ランドクルーザーの派生モデル4選

すべてを上質化 ランドクルーザー・シグナス

text:Takahiro Kudo(工藤貴宏)

【画像】ランクル派生モデル【4モデルを詳しく見る 新型300とも比較】 全134枚

editor:Taro Ueno(上野太朗)

1998年12月、トヨタがランドクルーザーに特別なグレードを追加した。

英語で「はくちょう座」を意味する「シグナス」と名付けられたそのモデルのベースはランドクルーザー100系。

その高い基本性能と絶大な信頼性はそのままに、インテリアの上質感を引き上げ、一方でエクステリアを個性化。

トヨタは「プレステージ性をさらに高めたSUV」と位置付けていた。

インテリアで象徴的なのは、シート表皮だ。

通常のランドクルーザーにもレザーシートが設定されているが、それとは異なる、さらに肌触りのいいレザーを採用。

センタークラスターなどにはウォールナットの本杢目を使い、まるでラグジュアリーセダンのようなラグジュアリーな空間に仕立てられていた。

さらに装備面でも、パワーシートはもちろんのこと電動式のチルト&テレスコピックステアリングを搭載。

さらにはより広範囲にわたって日差しをカットできる2枚組のサンバイザー(前方と側方で同時に使える)の採用など、細かい部分まで通常のランドクルーザーと異なる仕立ても注目すべきポイントだ。

エクステリアは、左右それぞれが2分割となったヘッドランプが特徴的。

ランドクルーザー100の標準車とは明らかに違う顔つきになっていた、というよりは「差別化がきちんとおこなわれていた」というほうが正確かもしれない。

「ランドクルーザー100であって、ランドクルーザー100ではない」。シグナスはそんなモデルだったのだ。

実は80系時代から存在 レクサスLX

このモデルの正体はなんなのか?

実は、レクサスのラグジュアリーSUVである「LX」として北米で販売されていたモデル。

当時の日本はまだ「レクサス」がスタートする前だったので、ランドクルーザーの上位タイプとしてレクサス仕様のモデルが日本市場に投入されたのだった。

レクサス「LS」を日本ではトヨタ「セルシオ」、レクサス「GS」をトヨタ「アリスト」、そしてレクサス「ES」をトヨタ「ウィンダム」として販売していたのと同じパターンと考えればわかりやすいだろう。

ご存知のように、レクサス「LX」は、今では日本でもレクサスブランドから販売されている。

ワゴン系のランドクルーザーが200系から300系へとフルモデルチェンジしたので、「LX」もそう遠くないうちに新型に切り替わることになるだろう。

一方で日本ではあまり多く知られていないのは、「LX」はシグナスの世代より1つ前、ランドクルーザー80系の時代から展開されていたことではないだろうか。

1996年から「レクサス初のSUV」として北米などで販売されたのだ。

しかし、発売期間が1997年までと短かったこと、そして当時はまだレクサスのSUVの存在感が薄かったことなどから、販売台数はそれほど多くない。

ある意味「幻のランドクルーザー派生モデル」といえるかもしれない。

プラドの贅沢仕様 レクサスGX

何を隠そう、レクサスブランドから販売されている「ランドクルーザー派生モデル」はこのLXだけではない。

「GX」というモデルが、現在進行形で存在するのだ。

この「GX」はアメリカやカナダ、中国などで展開されているモデルで、日本では発売されていない。

ベースとなっているのは「ランドクルーザー・プラド」で、「LX」と「RX」の中間を担うモデルとなっている。

初代デビューは2002年。120系のプラドをベースにした本格オフローダーだが、顔つきや本杢目パネルで上質化したインテリア以上に興味深いのが、心臓部である。

直列4気筒もしくはV型6気筒を組みあわせたランドクルーザー・プラドに対して、GXではV8エンジンを組みあわせたのだ。

エンジンは排気量4.7Lの自然吸気で2UZ-FE型。つまりフラッグシップセダンのLSや最高峰SUVのLXと同じパワーユニットを組みあわせた、ランドクルーザー・プラドの派生モデルということになる。

トランスミッションも6速ATで、こちらもランドクルーザー・プラドに対して多段化されている。

GXは2009年に2代目へフルモデルチェンジ。

150系のランドクルーザープラドがそのベースで、2013年のマイナーチェンジを実施。

このマイナーチェンジではスピンドルグリルが採用され、よりレクサスらしさを強調したスタイリングとなった。

エンジンは世代交代し排気量4.6Lの1UR-FE型となったが、もちろんV8。

GXは、その歴代モデルすべてにおいてV8エンジンの搭載がランドクルーザー・プラドとの最大の違い。

マルチシリンダーは効率だけを見れば「単なる無駄」でしかないが、その繊細なフィーリングなど官能面では大きな魅力があり、無駄こそが贅沢と美学なのである。

今もなお生産され続けている「現役」 ランクル70

ところで話は変わるが、ランドクルーザーといえば海外向けがおもしろい。

海外では日本で展開されていない、もしくは日本での販売が終了したランドクルーザーが現役で存在するのだ。

その代表がランドクルーザー70系。

1984年と、なんと40年近く前に登場したモデルで日本では2004年に販売を終了。

その後2014年から2015年にかけて期間限定で復活したが、もう日本では新車として手に入れることができない。

しかし、オーストラリアやアフリカなどではいまだに現役。

そして興味深いのはボディタイプだ。

ワゴンやピックアップのほか、日本で復活販売されたピックアップよりもさらに本格的なトラックタイプといえる、ホイールハウスの張り出しのないフラットな床の荷台を組み合わせた「キャブシャシー」と呼ぶタイプも販売しているのである。

これは、目的にあわせて荷台を付け替えることも前提としたタイプでもある(かつては日本にもこれをベースに架装した消防車などがあった)。

そして派生モデルとしてもっとも興味深いのが、「トゥループキャリア」というモデルだろう。

「兵員輸送車」を意味し型式を「78」(プラドと被っているがもちろん別モデルだ)としたこのモデルは、ホイールベースをワゴン(2730mm)とキャブシャシー(3180mm)の中間となる2980mmに設定し、2人もしくは5人が乗車可能。

ドアは3ドアで、シングルキャブトラックの荷台をキャビンで囲んだ仕様、つまり初代「ハイラックスサーフ」の3ドアをイメージすると分かりやすい(ただし仕立てはもっと簡素だが)。

これは極地での人と荷物の移動手段として開発されたものだが、見えない大きな特徴は燃料タンクだ。

容量を他のモデルの130Lに対して180Lと大型化され、航続距離を伸ばしているのである。

これは、日本ではほぼ知られていないが地域によっては欠かせない、ランドクルーザー70の裏メニュー的なモデルである。

いずれにせよ、ランドクルーザーの世界は奥が深い。

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