インド政府は、同国にF1を復活させるために政府と調整を行っている『インド・モータースポーツ・クラブ連盟(the Federation of Motor Sports Clubs of India/FMSCI)』に対し、暫定的ではあるが国家スポーツ連盟(National Sports Federation/NSF)の地位を付与したことで、F1復活に向けた大きな一歩を踏み出した。
これは極めて重要なことだ。というのもインドの法律上、FMSCIは公金をより利用しやすくなるという恩恵を受けることができ、インドへのF1復帰を実現させる上で不可欠な要素となり得るからだ。
ドイツのホッケンハイムもF1に接触。中東に代わる開催に関心を示すも、進行中の大規模投資とは異なる取り組みが必要に
ステファノ・ドメニカリはF1のCEOに就任して以来、グランプリ開催に必要なレベルの投資は国の関与があって初めて確保できると認識しており、民間のプロモーターではなく各国の政府と直接交渉することにこだわってきた。フランスGPやドイツGPがF1のカレンダーから外れたのは、これが理由のひとつであり、ポール・リカールやホッケンハイムのプロモーターは、地方自治体や地域からの支援しか受けていなかった。
2011年から2013年に開催されたインドGPでは、民間の投資家がレースのプロモーターを務めていた。しかし彼らは、インド国内で開催される国際イベント特有のハードル、特にその参加者に課される税金に関連する問題を乗り越えることができなかった。
現在F1をめぐる状況は変化しており、スポーツ大臣を務めるマンスク・マンダヴィヤ氏は最近、国内での主要なモータースポーツイベント開催に伴う課題やメリットを検証するための特別委員会を「可能な限り早期に」設置すると発表した。委員会は、インドにおける主要なモータースポーツイベント開催がもたらす経済、観光、投資面での利益を評価し、持続的な発展に向けた主要な優先事項、インフラ要件、運営上のニーズを特定するという。
また委員会には、FMSCI、スポーツ省、州政府(ブッダ・インターナショナル・サーキットの位置するウッタル・プラデーシュ州)、および施設の所有者が参加する。マンダヴィヤ大臣は、2028年までにインドでF1を復活させることを公言している。
[オートスポーツweb 2026年08月04日]
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