インストルメントクラスターの表示内容もカバー
アストンマーティンは2025年5月15日、SUVスーパーカー「DBX707」および主要スポーツカーに、Appleの次世代CarPlay「Apple CarPlay Ultra」を世界初採用したと発表した。
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Apple CarPlay Ultraは、従来のCarPlayの機能をさらに発展させて、究極の車載ソリューションに進化したというもの。リアルタイム情報がインフォテインメント・システムのタッチスクリーンだけでなく、インストルメントクラスターにも表示されるようになり、オーナーは車両の情報を瞬時に把握しながら、カスタマイズ可能な好みの設定のプラットフォームを堪能できると説明されている。
このCarPlay Ultraは5月15日より全新規受注車に標準装備となったほか、既存モデルについてもアストンマーティンのディーラー・ネットワークを通してアップデートとして提供される。なおCarPlay Ultraには、iOS 18.54を搭載したiPhone 12以降が必要。
アストンマーティンCEOのエイドリアン・ホールマーク氏は次のようにコメント。
「アストンマーティンは、アップル社とのコラボレーションを実現し、CarPlay Ultraをいち早く提供できることを大変嬉しく思っています。(中略)社内の最先端インフォテインメント・システムをベースとし、CarPlay Ultraはさらなる機能性とパーソナライゼーションの機会を提供し、アストンマーティンをこの分野におけるインフォテインメントの最前線に位置づけることになるでしょう」
また、Appleのワールドワイド・プロダクト・マーケティング担当バイスプレジデント、ボブ・ボーチャーズ氏は次のように述べている。
「CarPlayはiPhoneユーザーの皆様にとても気に入っていただいており、愛車との関りにも変化をもたらしています。CarPlay Ultraでは、自動車メーカーと協力して新たな車内体験を生み出して、これまで以上に統一性と一貫性のあるものにしています。
次世代CarPlayは、車載機能の強みを生かしながら自動車との統合を深め、車内でiPhoneをよりスマートかつ安全に利用できるようにしています。アストンマーティンでCarPlay Ultraの展開を開始していけることを大変うれしく思っていますし、今後は他のメーカーも増えていく予定です」
すでに述べた通りCarPlay Ultraはインストルメントクラスターの表示内容をもカバーし、スピードメーターとタコメーターに統一感のあるデザインオプションを複数用意しているほか、地図やメディアなどのフルスクリーンオプションも存在。ドライバーは自分だけのマルチスクリーン環境をセットアップでき、レイアウトも自由に変更できるという。
アストンマーティンは、そうしたCarPlay Ultraがアストンマーティン独自のデザイン哲学に沿ったものとなるようAppleと密接に連携したとのこと。ドライバーはさまざまなインストルメントクラスターのテーマを選べると同時に、色や壁紙を好みに合わせて変更も可能。
それに加えて、スクリーンのタッチコントロールだけでなく物理ボタンやSiriを使って、ラジオや空調機能など車両搭載機能の調節を、CarPlay Ultraを通して直接行える。また、アストンマーティンの10.25インチ・インフォテインメント画面またはインストルメントクラスターに合うiPhoneのウィジェットを追加し、情報を一目でわかりやすく表示することもできる。
アストンマーティンが最初にAppleの次世代インフォテインメント・システムを採用したのは2023年、新型DB12でのこと。完全ビスポークのこのシステムは、アストンマーティンが初めて社内開発したものだった。
新システムはネットワーク接続機能を完備、表示に使用される10.25インチのタッチスクリーンはピュアブラックテクノロジーを採用し、静電容量方式でシングルタッチ操作とマルチタッチ操作が可能。「タッチスクリーン操作と物理スイッチ操作で得られる手の触感とのバランスが必要」との認識から、ギアやドライブモード選択、空調などの主な機械操作には、これまでと同様にボタンを用意。
また、シャシー、ESP、エキゾースト、レーンアシスト、パークディスタンスコントロールのオーバーライドスイッチも用意され、最も使用されるコントロール類は常に便利に操作できるようになっているとされる。
米国とカナダから搭載が始まるCarPlay Ultraは、SUVスーパーカーのDBXおよびアストンマーティンの主要スポーツカーであるVantage(ヴァンテージ)、DB12、Vanquish(ヴァンキッシュ)からの提供開始となるが、今後12ヶ月内に世界のすべての市場に展開される予定。
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