ノリス、”ミスが多すぎた”ラップでポール逃すもポジティブ「世界の終わりっていうわけじゃない」

　マクラーレンのランド・ノリスは、F1スペインGP予選で2番手。ポールを獲得したチームメイトのオスカー・ピアストリに0.209秒差をつけられたが、自らのミスが「多すぎた」と振り返った。

　ノリスはQ3最初の走行を終えてピアストリに0.017秒差をつけて暫定ポールにつけていたが、最後のアタックでピアストリが1分11秒546を記録し、ノリスの1分11秒755を上回り、今季4度目のポールポジションを獲得した。

　ノリスは予選Q3のラストアタックを振り返り、ふたつのミスを犯してしまい「クリーンなラップではなかった」と感じている。

「ちょっとしたミスがいくつかあった。そのひとつがターン1で、そこはミスをしたくない場所の筆頭だ。タイヤやいろいろな面で残りのラップに悪影響を及ぼすからだ」

「いくつか挙動を乱したところがあって、ターン4の立ち上がりもそうだった。完璧なラップではなかったし、クリーンなラップでもなかった。ペースは悪くない。ただ、2つほどミスが多かった」

　決勝に向けては、どんなコンディションでも速いと、自信を覗かせた。

「ここまではどんなコンディションでも良かった。とても暑いのは明らかだ。ただオスカーが言ったように、みんなちょっと苦労している。予選では1周のためなのにタイヤをケアするのに苦労した。レースはもっとトリッキーだろう」

「でも、今日のように週末を通してマシンは好調だった。だから、日曜の前はいつも心強いんだ」

　前戦モナコGPでポールポジションを獲得し勝利を飾ったノリスは、重要な予選でマシンから予選スピードを引き出すために行なった作業について口を開いた。ポールこそ逃したものの、彼はポジティブな姿勢を崩していない。

「今日は簡単にスピードを発揮できた。時には、それをラップに反映しきれないこともある。今日は良かったよ」

「予選の序盤は少し遅れていたけれど、うまく追いつけた。最終ラップのどこでタイムを失ったかはわかっている。少しやりすぎてしまい、まとめられなかっただけだ」

「特にバルセロナのようなところではね。ターン1とターン2でちょっとオーバーステアになっただけで、残りの周回がトリッキーになることがわかった」

「だから、まだ気分はいい。特にバルセロナでの2番手には満足している。世界の終わりっていうわけじゃないし、ポジティブな週末だった」

Comments

[dor********]

レッドブルシニアチームのセカンドドライバーは世界の終わりが近付いているそうです

[150r]

イン側スタートの方が有利だからPIAを抜くのは難しいでしょう
下手するとタッペンにねじ込まれてポジション落とす事になると思う