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もはやちょっとしたスポーツカー──フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TDI R-Line試乗記

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もはやちょっとしたスポーツカー──フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TDI R-Line試乗記

フォルクスワーゲンジャパン主催の「TDI full line-up プレス試乗会」が行われた。まずは最新の「ゴルフ ヴァリアント TDI R-Line:に、『GQ JAPAN』ライフスタイルエディターのイナガキが乗った。

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TDI R-Lineの特徴

余裕あるステーションワゴン──フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TDI R-Line試乗記

1.運転が楽しい!2.オールマイティな1台1.運転が楽しい!

市街地を抜け、進路を西へ。小林市方面へと続く国道268号線から、さらに山深い県道へと足を踏み入れます。このあたりはゴルフ ヴァリアント TDI R-Lineの真骨頂かもしれない。

R-Lineには、専用のスポーツサスペンションと「プログレッシブステアリング」が標準装備されている。後者は、ステアリングを切る角度に応じてギヤ比が変化する機構だ。

ワインディングロードに入り、ドライブモードを「スポーツ」へ。ステアリングの手応えがズシリと重くなり、エンジンのレスポンスが鋭くなる。

ステーションワゴンであることを忘れるほど、鼻先が軽く、スッ、スッとコーナーをクリアしていく。4.6mを超える全長を感じさせない一体感がある。路面のうねりをしなやかに、しかし確実に収束させる足まわりは、熟成の域に達している。

登り坂のヘアピンカーブも、太いトルクの波に乗ったまま、涼しい顔で駆け上がっていく。もはやちょっとしたスポーツカーだ。

2.オールマイティな1台

山あいを抜けるにつれ、景色はヤシの木から深い杉林へと変わっていく。須木地区(旧須木村)に入ると、空気が一段と澄み渡り、窓を開けると森の香りが車内に漂う。

ついに目的地「すきむらんど」(宮崎県小林市)に到着。駐車場にあるゴルフ ヴァリアントを改めて眺めると、そのボディには宮崎の深い緑が美しく写り込んでいた。

リヤゲートを開け、ラゲッジルームから着替えを取り出す。通常時611Lの容量を誇る広大な荷室は、ふたり旅の荷物などを積み込むのには余裕。キャンプ道具一式を積み込んでも、まだ余裕があるはずだ。

使い勝手はバツグンで、専用のトノーカバーなども装備。長年、ステーションワゴンを手掛けてきたメーカーならではの良心を随所に感じる。

すきむらんど内にある「かじかの湯」の暖簾をくぐると、木の温もりに包まれた空間が広がる。

かじかの湯の自慢は、フィンランドから直輸入された薪ストーブによる本格的なサウナ。セルフロウリュで熱気を浴び、霧島の天然水を引き込んだ水風呂で身体を締め、森の風を感じながら外気浴……最高だ。

サウナでリフレッシュした後、再び運転席へ。宮崎市内への帰路を前に、あらためてゴルフ ヴァリアント TDI R-Lineの本質を考えた。

燃費性能は素晴らしい。山道を含めたドライブでもリッター20kmを軽々と超えた。しかも軽油だから、燃料も安価。運転すれば、R-Lineならではのスポーティな刺激を味わえる。そして、ヴァリアントならではの高い実用性もマル。

宮崎のような、海があり、山があり、そしてそこにいたるまでの道もさまざまとなると、これほど適したクルマはないかもしれない。日常使いでもレジャー使いでも、あらゆるシーンにピッタリだ。

刺激的なスポーツカーでもなく、ただ実用的なだけのステーションワゴンでもないのがゴルフ ヴァリアント TDI R-Lineである。走りのクオリティを妥協せず、ステーションワゴンという“カタチ”とディーゼルという“心臓”を得たからこそのオールマイティな1台だった。

▲前ページ:「余裕あるステーションワゴン」

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文:GQ JAPAN 稲垣邦康(GQ)
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