ホンダのミドルサイズ・ミニバン「ステップワゴン」が、一部改良を受けた。実車を見た今尾直樹が、リポートする。
いいものは残る
筆者も個人的に現行ステップワゴンのデザインはとてもよいと思っております。
今回、事前説明会に参加して現行型e:HEVの3列目シートに乗せてもらい、室内の広さと静粛性、フラットな乗り心地に驚きもした。3列目で、ですよ。
以下、主な変更点を紹介しておく。
エアーEXに追加された装備は、本革巻きのステアリングホイール、2列目シートヒーター、トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコン、2列目オットマン(キャプテンシート)、全席USBチャージャーなど。意外や、革巻きのステアリングホイールはエアーにはなかったのだ。e:HEVには減速セレクター、ガソリン車にはパドルシフトも設定されている。
最上級グレードとなるスパーダ・プレミアムライン・ブラックエディションは、プレミアムラインではダーククロームのメッキ加飾がブラッククロームに、ドアミラーのカバーと、外装色が限定でアウターハンドルはクリスタルブラックパールに、17インチのアルミ・ホイールは全面真っ黒けに、神は細部に宿る的ブラックづくめによって凄みを増している。
リヤにはBLACK EDITIONの専用エンブレムも追加される。ロールス・ロイスにだってブラック・バッジがあるくらいだから、需要は高いにちがいない。
そのほかの全グレードで機能の充実が図られている。それは次のようなものだ。
・急アクセル抑制機能
ブレーキを踏もうと思いながらアクセルを強く踏んでしまったときの急加速を抑制する。
・後退出庫サポート追加(マルチビューカメラシステム搭載車)
リヤバンパー内に搭載したミリ波レーダーが後方左右からの接近する車両を検知し、音とナビゲーション画面に表示されるインジケーターで接近方向を知らせる。ミリ波レーダーをリヤのボディ両サイドのバンパー内に収めているため、従来型よりわずかに膨らんでいる。
・パワーテールゲート メモリー機能最小開度低減
センサーが障害物を検知すると、テールゲートがこれまでは約52度で止まっていた。それを約22度に変更。これにより、より狭い場所でパワーテールゲートが使える。
ホンダコネクト搭載車では、パワースライドドアとパワーテールゲートのスマートフォンによるリモート操作が可能になっている。
これら機能充実により、価格は全体に¥150,000高くなっている。新グレードのエアーEXとスパーダ・プレミアムライン・ブラックエディションはそれぞれのベース・モデル比で¥200,000プラス。どれを選ぶにしても、残価設定ローンを使えば、月々の支払いに大きな違いはなさそうである。
また、これを機にエアーのe:HEV仕様とガソリン仕様の4WDは廃止になり、つまり、ベースとなるエアーはガソリン仕様のFFのみに整理されている。来るものがあれば、去るものもあるのは世のならい。ただ、いいものは残る。
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文・今尾直樹 写真・安井宏充(Weekend.) 編集・稲垣邦康(GQ)
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