フォーミュラEの第7シーズンにあたる2020-2021シーズンは、コロナ禍の影響などもあり、前半戦のみの開催スケジュールが明らかにされている状態であった。しかしこの度、後半戦のスケジュールも発表され、過去最多となる全15戦が開催されることが分かった。
なお今回の発表により、5月22日にモロッコで行なわれる予定だったマラケシュePrixと、6月5日、6日にチリで行なわれる予定だったサンティアゴePrixのキャンセルが正式に確定。今週末(4月24日、25日)バレンシアでのダブルヘッダーを実施するフォーミュラEは、5月8日にモナコで第7戦を開催した後、新たに発表された4つのダブルヘッダー戦を行なって閉幕する。
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今回明らかになった4つのダブルヘッダーのひとつ目がメキシコ戦だ。しかし会場はこれまでフォーミュラEを開催してきたエルマノス・ロドリゲス・サーキットではなく、プエブラにある常設サーキットが使われることになる。エルマノス・ロドリゲス・サーキットは現在も、新型コロナウイルスの病棟として使用されている。
その後は7月にニューヨーク、ロンドンでダブルヘッダーが行なわれる。ドックランズにあるExCeLセンターでのロンドンePrixは2019年に複数年での開催契約締結が発表されていたが、2019-2020シーズンの大会はコロナ禍の影響でキャンセルとなっていた。
そしてシーズンの締めくくりとなるのがベルリンのテンペルホーフ空港での2連戦。昨シーズンはコロナ禍の影響でカレンダーが大幅変更され、最終的にここベルリンで怒涛の6連戦が行なわれたことも記憶に新しい。
フォーミュラEのチーフ・チャンピオンシップ・オフィサーのアルベルト・ロンゴは次のようにコメントした。
「今シーズンのカレンダーの完全版を発表できたことは、皆にとって大きな成果だ」
「今回のカレンダーには、これまでで最多となる数のレースが含まれており、世界中のファンや視聴者がついてくるような勢いのあるスケジュールを作るという我々の姿勢を示している」
「プエブラ、ニューヨーク、ロンドン、ベルリンで開催される4つのダブルヘッダーイベントは、今季初めてFIA世界選手権となったフォーミュラEのチャンピオンを決める完璧な舞台となる」
フォーミュラE 2020-2021シーズン開催スケジュール
第1戦:ディルイーヤ(2月26日)
第2戦:ディルイーヤ(2月27日)
第3戦:ローマ(4月10日)
第4戦:ローマ(4月11日)
第5戦:バレンシア(4月24日)
第6戦:バレンシア(4月25日)
第7戦:モナコ(5月8日)
第8戦:プエブラ(6月19日)
第9戦:プエブラ(6月20日)
第10戦:ニューヨーク(7月10日)
第11戦:ニューヨーク(7月11日)
第12戦:ロンドン(7月24日)
第13戦:ロンドン(7月25日)
第14戦:ベルリン(8月14日)
第15戦:ベルリン(8月15日)
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