テレビやネットでの年間視聴者総数は3億4500万人に!
「上手い、速い、楽しい」。 東京お台場で昨年に引き続き開催された、フォーミュラE世界選手権東京E-Prixに訪れた多くの人の感想であろう。「エンジン音がないこと」、「F1との速度差」、そして「ゲームのマリオカートから発想したレース中のパワーアップ戦略」など、旧来のモータースポーツファンにとっては、とっつきにくいイメージがあるフォーミュラE。だが、スポーツエンターテイメントとして見た場合、「観客ファースト」「テレビや配信の視聴者ファースト」に徹したイベントとしてのクオリティが極めて高い。既存のレースに慣れ親しんだ自動車業界関係者の多くも、フォーミュラEの現場を体感して「目からウロコが落ちた」と表現する人が少なくない。
2年目の「フォーミュラE 日本ラウンド」はダブルヘッダー開催! レース1がマセラティ、レース2は日産が悲願の凱旋優勝を果たす!
【画像13枚】お台場が熱狂!「フォーミュラE」の様子を見る
昨年の第1回大会に引き続き、東京ビッグサイトを中心としたストリートサーキットで今年は18のコーナーで2.575km。チームやドライバーはもとより、FIA(世界自動車連盟)からも指摘された、マシンが完全に宙に浮いてから着地するジャンピングスポットはなくなった。その他、コース後半のレイアウトを簡素化したことで中速域でのバトルが激しくなった。
土日のダブルヘッダー開催となり、土曜日は朝から雨が強く予選は中止されファイナルプラクティスタイム順で決勝スタート。途中、赤旗中断となるも、レース中の急速充電「ピットブースト」を先にこなしたマセラティのストフェル・バンドーンが逃げ切り優勝。
日曜決勝の第9戦は、最後の最後までトップ10台がテール・ツゥ・ノーズで連なる白熱したレース展開。オリバー・ローランド選手が、なにかと話題が多い日産に母国初勝利をもたらした。
フォーミュラEのジェブ・ドッズCEOによれば、年間でのテレビ・ネット視聴者総数は3億4500万人。2030年にはビジネスの規模で二輪世界最高峰のMOTOGPを抜くことが目標という。さらにその先、F1も視野に入れて世界で最も人気のあるモータースポーツを目指すという。技術的にも、2026年から導入予定のGEN4(第四世代)フォーミュラEは、最大出力が現在(通常モードで300kW)の2倍となる600kWとなり、駆動方式も常時四輪駆動へ。走行性能では現在のF1と同等レベルになる。
量産車の世界では今、欧米でのEV需要が頭打ちになったことを受けて「EVは踊り場」と呼ばれることが少なくない。そしてEV市場動向とフォーミュラEの成長は完全には同調していない印象だ。パワートレインはEVであるが、量産車とは別の事業領域であるエンターテイメントの世界で飛躍する可能性を秘めている。
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みんなのコメント
F1より上 の表現はおかしい 5分も見れない面白くないレース