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BTM通信 Vol.7 ダウンサイジングは活性化のキモになるか

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BTM通信 Vol.7 ダウンサイジングは活性化のキモになるか

今年11月にポルトガルで開催されるFIMインターナショナルシックスデイズエンデューロ=ISDEに参加する日本の代表チーム。日本のエンデューロ史上、最強の「ドリームチーム」での参戦を期して、チームは一丸となって準備を勧めているところだが、先ごろ、残念なニュースが飛び込んできた。メンバーの一人、MXIAライダーの横澤拓夢がレース中に負傷。怪我は治っても、11月までに、過酷な6日間エンデューロを走り切るまでの回復は難しそうだとのこと。

馬場大貴が新たに加入
しかし、すぐに新たなニュースが届くことになる。MXIAライダーで、全日本エンデューロ選手権にも参戦している馬場大貴が新たに加入。エンデューロでの経験は横澤ほどではないが、若手有望株の一人だ。「ドリームチーム」としての期待も維持されることになるだろう。

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2016年からチーム構成は6名から4名にダウンサイジングされた
ISDEは、モトクロスオブネイションズ、トライアルデナシオンと同じく、国代表チームによるチーム戦で、メンバーそれぞれの成績が合計されて、チームの成績になる。2015年まで、代表チームは6名構成だったが、2016年以降は4名構成になった。これによって、チームの参加費用もずいぶんコストダウンされ、以前よりも多くの国から代表チームが参加するようになった。変わったのはコストだけではない。6名も良いライターを揃えるのは困難でも、4名ならばなんとか…という国は多かった。希望が持てる。日本も例外ではなかったと言える。ISDEは、ワールドトロフィチームが4名構成になったことで、今までになく盛り上がっているのだ。

4名ですべての排気量クラスに参加する
ISDEには、3つの排気量クラスがあり、ワールドトロフィチームの4人で、3つのクラスすべてを分担しなければならない。

E1クラス 4スト250cc+2スト125cc
E2クラス 4スト450cc+2スト250cc
E3クラス 4スト500cc+2スト300cc

詳細は下記
E1 : 2T 100cc to 125cc 4T 175cc to 250cc
E2 : 2T 175cc to 250cc 4T 290cc to 450cc
E3 : 2T 290cc to 500cc 4T 475cc to 650cc

チームジャパンの選択は?

メンバーは、釘村忠(Honda)、渡辺学(YAMAHA)、前橋孝洋(KTM)、馬場大貴は YAHAHAのWR250FでE1クラスを担当する予定とのこと。チーム全体で、できるだけ有利なマシンを選択する。そうなると、E3は2スト300ccというラインナップがあるKTMの前橋が担当、釘村がCRF450RXでE2クラス、渡辺はWR250FでE1ということになるだろう。これらは、あくまでも予測だ。

ポルトガル大会まであと4ヶ月。チームは夢の実現に向けて進んでいる。



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