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「似てる…」の声も!? ホンダ・トヨタの「スタイリッシュモデル」はライバルになる? クーペスタイルな「プレリュード&プリウス」を比べてみると…?

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「似てる…」の声も!? ホンダ・トヨタの「スタイリッシュモデル」はライバルになる? クーペスタイルな「プレリュード&プリウス」を比べてみると…?

■見た目は似ている? プリウスとプレリュードはライバルになる?

 2025年秋の発売が予定されているホンダ「プレリュード」は、約24年ぶりの復活になります。
 
 一方で最初にそのデザインがお披露目された際、トヨタ「プリウス(60系)」と似ているという声がありました。
 
 もちろん、実車で見れば異なることは明白ですが、スポーティかつクーペルックなデザインは見る人を魅了しています。では、この2台はライバルとなり得るのでしょうか。あえて比較してみます。

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 最初に「プレリュード コンセプト」が初公開されたのは2023年秋の「ジャパンモビリティショー」でした。

 その後「東京オートサロン2025」にはカスタム仕様が展示され、2025年4月2日に開催された「Red Bull Showrun x Powered by Honda」ではお台場ではパレード走行でも披露されています。

 直近では「オートモビルカウンシル2025」でも新型をはじめ、歴代プレリュードを出展されました。

 1980年代、90年代のスペシャリティカーブームを牽引した1台であるプレリュード。

 世代によって異なるでしょうが、1972年生まれの筆者にとっては、とくにデートカーとして絶大な支持を集めた1991年登場の4代目の印象が強く残っています。

 新型プレリュードも洗練されたスタイリッシュな2ドアクーペで、今回比較するプリウスと決定的に異なるのは、歴代と同様に「2+2」のシートレイアウトを採用している点。

 後席がやはり「2+2」レイアウトそのものであり、基本的には荷物置き場、緊急時に子どもや小柄な方であれば座れる……と割り切る必要があるでしょう。

 クーペモデルが置かれている現況は、輸入車も含めて決して楽観できるものではありません。

 それでも歴代プレリュードと同様に2ドアクーペとして送り出すのは英断といえます。

 しかし、どんなにスタイリッシュで走りが良くても2ドアというだけで選択肢から外れる人が多いはずです。

 その点を織り込み済みで復活を果たす新型プレリュードは、昔からのクルマ好きだけでなく、ミニバンやSUVで育った若い層にどう映るのか。それも成功の分かれ目になりそうです。

 一方のプリウスは、先代の50系がチャレンジングな内外装を採用し、好みが分かれそうなデザインだったのに対し、60系の現行型プリウスは、先代よりも好意的に受け止める人が多い印象を受けます。

 現行プリウスのボディサイズは、全長4600×全幅1780×全高1420~1430mmで、とくに全幅は日本で狭い道路や駐車場などでの取り回しにも配慮した大きさといえます。

 新型プレリュードのボディサイズなどの詳細は明らかにされていませんが、全長4500mm前後でCセグメント以上Dセグメント未満、C/Dセグメントをカバーする長さが予想されます。

 現行シビックの全長4560×全幅1800×全高1415mmで、シビックよりも全幅が少しワイドになり、「グライダー」を目指したというスタイリングは、実物もより低く見えますからより全高もより低くなるはず。見た目からもワイド&ローのスタンスであることが伝わってきます。

 インパネは最近のホンダ車共通のテイストで、運転を妨げないノイズレスな衣装や水平基調のダッシュボード、センターコンソールに並ぶシフトセレクタースイッチなど、ディテールもホンダらしいテイストでまとめられています。

■中身的にはどう違うのか?

 パワートレーンは、ホンダ独自の2モーター式ハイブリッドシステムでシリーズ方式とパラレル方式のいいとこ取りをした「e:HEV」を搭載。

 ホンダならではのエンジン直結モードにより低燃費と気持ちのいい爽快な走りが期待されます。

 エンジンとモーターを制御し、レスポンス性を高める技術である「Honda S+Shift」の採用もトピックス。

「Honda S+Shift」は、加減速時に、エンジン回転数を緻密にコントロールし、ダイレクトな駆動レスポンスと鋭い変速を実現するという技術です。

 エンジン回転数と同期した迫力のある音をスピーカーから流すアクティブサウンドコントロールシステム、アクティブサウンドコントロールシステムと協調して俊敏に反応するメーターなど、スポーティムードを高める仕掛けも用意されます。

 シビックに設定されているMTの行方も気になりますが、タイプR+MT、もしくはタイプRS+MTという組み合わせが追加されれば、さらに話題を集めるはず。

 プリウスは、旧呼称「THS2」のシリーズパラレルハイブリッド車を軸に、走りと燃費だけでなく、電動車としての性能を磨きあげたPHEVも設定されています。

 とくにPHEVでは、システム最高出力は従来型比約2倍の223馬力、0-100km/h加速は6.7秒と、まさに「プリウスのハイパフォーマンスモデル」と称されています。

 そのほか、AC100V/1500W対応などトヨタのハイブリッド、PHEVの利点もあります。

※ ※ ※

 プリウスと新型プレリュードは、ドア枚数を気にしないのであればライバルに十分になり得ます。

 しかし、プレリュードは指名買い率が高そうで、直接この2台で悩むという人は少数派のような気もします。

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みんなのコメント

29件
  • ケイボーン
    数は4ドアの方が出るだろう
  • のと
    アウディのシングルフレームグリルがヒットしたらどこのメーカーもでかいグリルにしたり日本メーカーは昔からそんなもんだよ。
    デザインがいいと言われてるマツダも一時期プジョーをパクってたし
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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