初代カウンタックに敬意を表した112台限定生産の「LPI 800-4」
ランボルギーニジャパンは東京の寺田倉庫にて、「カウンタックLPI 800-4」を日本で初披露した。日本のプレス関係者90名限定で行なわれたこのイベントでは、同モデルと過去の歴史とのつながりのある「カウンタックLP5000クワトロバルボーレ」も同時に展示された。さらに、東京の有名エリアや建物の前で「カウンタックLPI 800-4」の撮影を行なわれたという。
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この112台限定生産の「カウンタックLPI 800-4」は、昨年デビュー50周年を迎え革新的なデザインと技術で反逆者として名を馳せたランボルギーニのアイコンである初代カウンタックに敬意を表したモデル。
LPI 800-4はランボルギーニの輝かしいレガシーへのオマージュではあるが、過去を懐かしむだけの対象ではなく、70年~80年代のアイコンであるカウンタックを、特別で現代的なスーパースポーツカーへと進化させる可能性を秘めている。
V12縦置きミッドシップエンジンにハイブリッドシステムが搭載された全輪駆動の「カウンタックLPI 800-4」は、自然吸気エンジンの最高出力780hpと電動モーター34hpの合計最高出力814hp(モデル名では「800」と表記)を発揮。その0-100km/h加速はわずか2.8秒、0-200km/h加速は8.6秒、最高速度は355km/hと並外れた性能を実現している。
アウトモビリ・ランボルギーニのアジア太平洋地域担当ディレクターであるフランチェスコ・スカルダオーニ氏は、次のように述べている。
「私たちは、カウンタックLP5000クワトロバルボーレとともにLPI 800-4を日本で紹介できることを大変嬉しく思います。カウンタックは50年前に初めて発表されて以来、ランボルギーニにおいて最も人気の高いモデルのうちの一つです。LPI 800-4を日本のオーナー様方にお届けすることで、カウンタックは過去50年間のように日本でも引き続き人々の注目を集めることでしょう」
日本で愛され、マンガの主役にもなったカウンタック
販売台数だけではなく、カウンタックは感情的かつ文化的なインパクトを持っている。日本はカウンタックにとって常に友好的であり、多くの愛好家がカウンタックを称え、有名な漫画の主役にもなるほど。
漫画で描かれるカウンタックは、70年代にまで遡り、未来的で角張ったフォルム、シザードア、パワーと性能で日本の大衆を魅了した。カウンタックへの思いは、2004年から全28巻で刊行された漫画「カウンタック」(集英社・梅澤春人作)の成功にもつながった。
主人公「空山舜」は、子供の頃から「将来はレーシングドライバーになり、カウンタックLP400を持つ」という夢を抱いていた。それから25年後、願いを叶えようと努力を重ね、幸運にもカウンタックを手に入れ、さまざまな冒険とレースに挑戦する。この漫画は現在では全巻を揃えることが困難な、世界中のマニアにとっても貴重なものとなっている。
【カウンタック LPI 800-4】スペック
ボディサイズ:全長4870×全幅2099×全高1139mm
ホイールベース:2700mm
乾燥重量:1595kg
重量配分:43/57
エンジン:60度V型12気筒DOHC
総排気量:6498cc
最高出力:780hp(574kW)/8500rpm
最大トルク:720Nm/6750rpm
モーター最高出力:34hp
モーター最大トルク:35Nm
システム最高出力:814hp
トランスミッション:7速ISR
駆動方式:4WD
タイヤ:P Zero Corsa(フロント)255/30ZR20、(リア)355/25ZR21
最高速度:355km/h
0-100km/h加速:2.8秒
関連情報:
https://www.lamborghini.com/jp-en/%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/%E9%99%90%E5%AE%9A%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/countach-lpi-800-4
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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