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足まわりのベストアンサーを提案するKW【東京オートサロン 2020】

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カーヴェー

足まわりのベストアンサーを提案するKW【東京オートサロン 2020】

急成長を続けるサスペンションブランドの雄

1995年にたった3名で始まったKWオートモーティブは、今では300名近い従業員を抱える一大サスペンションメーカーとなった。プライベーターのみならず、プロのレーシングチームがこぞって採り入れ、自動車メーカーに純正採用される例も増えた。今年の東京オートサロンを見ても、矢継ぎ早に新製品が拡充されていることがわかる。

電子制御ダンパーとも共存するハイテク

伸び側、縮み側のそれぞれ低速、高速を独立して減衰力調整できるバージョン5に加え、さらにブローオフバルブによる調整機能を持たせたレーシングスペックのコンペティション5Aなど、KWの最先端技術が搭載されたサスペンションがずらりと並んだ。

ボタンひとつで減衰力を変更できるDDCや、純正の電子制御ダンパーとの共存を図ったDDC ECUなど、電脳化の道も忘れない。「誰に対してもベストアンサーを提供する」ことがKWの理念だと知らせるような内容だった。

ライト層に対応するセカンドブランドも展開

今後、より力を入れていくというセカンドブランドのSTサスペンションの提案も豊富だった。手の届きやすい価格帯で、KW譲りの高品質かつ高機能な製品展開を敷く。スペーサーや色の選べるスプリングなど、KWにはないアイテムも並べられた。

KWおよびSTは、今後さらに飛躍を遂げそうだ。今までの敷地面積に比べて約2倍、約4万5000平米もの本社兼ファクトリーが2020年5月に完成するという。「あらゆる部分のオートメーション化を進め、同時にエンジニアや職人との共存を図ることで、世界一迅速に、オンリーワンのサスペンションを供給できるようになる」とKW側は胸を張る。

規模拡大の主目的は大量生産に舵を切るというよりも、さらなる多品種少量生産化の追求のようだ。納期に関して言えば「オーダーを受けた当日に組み上げて即日出荷」を目指すという。これならたとえ日本であっても輸送時間だけ考えればいいわけで、納期待ちなどなくなる。たとえアマチュアであってもレースシーズンは忙しない。

「誰に対してもベストアンサーを提供する」のは、製品単体の魅力それだけで完結するのではない。スピーディな納期も含めてはじめて、ユーザーにとってのベストアンサーだと考えている。

REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)

PHOTO/降旗俊明(Toshiaki FURIHATA)

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