6月5日(木)から8日(日)まで、イタリアのサルディニア島で行われた2025年WRC世界ラリー選手権の第6戦『ラリー・イタリア・サルディニア』は、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合優勝を飾った。
地中海に浮かぶサルディニア島のグラベル(未舗装路)が舞台となった第6戦。狭い道幅のステージをハイスピードで駆け抜けるラリーとなったが、TGR-WRTのトヨタGRヤリス・ラリー1は、ヒョンデ・シェル・モービスWRTのヒョンデi20 Nラリー1と激しいバトルを繰り広げた。
【ポイントランキング】2025年WRC第6戦ラリー・イタリア・サルディニア後
デイ1終了時点で2.1秒という僅差の暫定トップに立っていたオジエは、デイ2以降も安定して速さを発揮。追い上げるヒョンデ勢に隙を与えず、見事なギャップコントロールを見せて総合優勝を飾った。
ちょうど1年前の同大会では、最後のスペシャルステージ(SS)でタイヤトラブルが起きて逆転負けを喫していたオジエだったが、今年は因縁の相手オィット・タナック(ヒョンデi20 Nラリー1)を抑え切って雪辱を果たした。
この活躍に際し、TGR-WRTの豊田章男会長がコメントを発表。WRCラリー・イタリア・サルディニア後のコメント全文は以下のとおりだ。
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■豊田章男(TGR-WRT会長)
我々TOYOTA GAZOO Racingにとってサルディニアは本当に厳しい道です。今まで8回チャレンジを重ねてきて優勝できたのは1度だけ。ほぼ毎年だれかがデイリタイアして優勝戦線を離れてしまいます。2019年はオィットが、2024年はセブが最終SSでのスローダウンで勝利を逃しました。0.2秒差でセブが優勝を逃した昨年は本当に悔しかったです。
今年もパワーステージでヒヤリとしましたが、セブが雪辱を果たしてくれました! 9回目のサルディニアで嬉しい2勝目です。セブ、ヴァンサンありがとう!
貴元の横転やその他にもトラブルはありましたが、5台ともにデイリタイアすることなくサルディニアを走り切り、ゴールに戻ってきてくれたこともうれしいです。
こうして厳しい道に鍛えてもらい、ひとつひとつ乗り越えながら、TOYOTA GAZAOO Racingは、ラリーの道で、もっといいクルマづくりを重ねていければと思います。
[オートスポーツweb 2025年06月09日]
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