スーパーGTのGT300クラスに参戦するつちやエンジニアリングは、2022年シーズンから参戦車両をGRスープラにスイッチすることが分かった。
2019年までマザーシャシー車両の86 MCを使用していたつちやエンジニアリングは、2020年からGT3規定のポルシェ911 GT3Rに車両を変更した。しかし、同年はランキング20位、今季は第7戦を終えてランキング15位と、厳しい戦いが続いていた。
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GT300クラスの車両には、多くのパーツがホモロゲーション(公認)された共通部品となるFIA-GT3規定の車両と、共通モノコック、エンジンなどが提供されることで安価に“モノづくり”を行なえるGT300-MC規定の車両、そして改造範囲の広いGT300規定の車両がある。
チームの担当者の話によると、車両変更の構想自体は、つちやエンジニアリング創設者であり、土屋武士代表の父である土屋春雄氏が存命の間からあったという。つちやエンジニアリングの真骨頂でもある“モノづくり”を行なうためには、GT300-MC規定、もしくはGT300規定の車両を採用することになるが、GT300-MC規定に関しては、コロナ禍の影響などでGTアソシエイションとの次世代車両に関する協議が進展しなかったこともあり、最終的にはGT300規定のスープラを使用することに決定したようだ。
このスープラに関しては、現在製作中。ただ現在はまだ骨組みの一部が完成しているだけという段階で、開幕戦、開幕前テストに間に合うかどうかも不透明な状況だという。金銭的にも時間的にも課題は山積みの様子だが、老舗コンストラクターであるaprの協力も得ながら、作業を進めているとのことだ。
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