4月19日、モビリティリゾートもてぎでスーパーフォーミュラ第3戦の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。
鈴鹿での開幕2レースを経て、もてぎに舞台を移したスーパーフォーミュラ。例年の夏開催から春開催に移動されたが、それでも9時20分よりスタートした予選は気温23℃、路面温度30℃と汗ばむ陽気であった。
■もてぎで速さを見せるトヨタ勢。スーパーGT最強コンビ坪井翔&山下健太は2週連続で主役に?|スーパーフォーミュラもてぎ
予選はまずQ2に進出する12台を決めるQ1からスタート。Q1は2組に分かれ、A組では昨年のもてぎ戦ウイナーである牧野や昨年のチャンピオン坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)らが出走した。
10分間のセッションでは最初はインスペクションのためにコースインしたり、ピットで待機したりと戦略が分かれたが、残り5分になると全車がコースへ。ウォームアップは1周だけのドライバーが多かったが、野尻智紀(TEAM MUGEN)は2周を使って慎重にタイヤを温めていた。
その野尻は1分31秒768をマーク。牧野が1分31秒645、坪井が1分31秒738でそれを上回り、順当にQ2進出を決めた。上記3台に加えて佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)までがQ2へ。この辺りは順当といったところか。なお、この6台のタイム差はわずか0.229秒という僅差だった。
B組は、開幕2戦を終えてポイントリーダーにつけながらも、初日を終えて「Q1落ちもあり得る」と危機感を口にしていた岩佐歩夢(TEAM MUGEN)ら11台が出走。WEC(世界耐久選手権)出場の小林可夢偉の代役である野中誠太(Kids com Team KCMG)、負傷欠場となったオリバー・ラスムッセンの代役である小林利徠斗(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)と、ピンチヒッターを務めるトヨタ育成ふたりも名を連ねた。
A組と基本的には同じ流れでアタックに向かった各車だが、速さを見せたのは今季ルーキーオブザイヤー候補筆頭のイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)。1分31秒531というタイムでトップ通過を決めた。以下大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、山下健太(KONDO RACING)、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続き、岩佐も5番手でQ1通過。6番手サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)までがQ2に駒を進めた。
7分間のQ2は、やはり野尻だけ早めにコースインし、他より1周多くタイヤを温める作戦をとったが、他は残り5分ごろにコースしてアウトラップ+ウォームアップラップ1周を経てアタックへと入った。
岩佐を先頭に、各車がコントロールラインになだれ込んできた。各車が1分31秒3のタイムで僅差となる中、頭ひとつ抜けたタイムを出したのが牧野。タイムは1分31秒172で、これを上回る者はなくポールポジションとなった。2番手はチームメイトの太田で、ダンディライアンのフロントロウ独占。3番手にはフラガが食い込んだ。
ダンディライアンのふたりと言えば、昨年のもてぎ戦では最後の最後まで優勝を争った。その時は90度コーナーで太田がトラブルによりスピンするという劇的な形で決着したが、牧野はもてぎ戦連勝、太田は昨年のリベンジを狙う。
なお、鈴鹿大会では2戦続けてフロントロウを独占したMUGENの2台は岩佐6番手、野尻8番手に沈んだ。また坪井もミスがあり12番手に終わった。
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