大人も子供もクルマ好きも電車好きも楽しめる!
九州の佐賀県にて、「2016佐賀熱気球世界選手権」が開催中だ(例年開催されているのは佐賀インターナショナルバルーンフェスタ)。佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場として開催される熱気球の国際的な競技大会で、7日間・13フライトの競技飛行が行なわれており、今週末(11月5・6日)でファイナルを迎える。
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参加するバルーンは100機以上というスケールで、一斉に空を舞うのを見られるのは日本では佐賀だけ! アジア最大級といわれる一大イベントで、日本だけでなく世界的にも注目が集まっている。
見どころはなんといっても午前(6時45分~)と夕方(14時45分~)に開催される世界選手権の競技飛行だ。100機以上が飛び立ち、ターゲットへ向けて(熱気球競技はターゲットに対してマーカーをどれだけ近くに落とせるかを競う)バルーンが空を飛ぶ姿は圧巻! 色とりどりのバルーンを眺めるだけでも感動する。
ちなみに日曜の夕方は「キー・グラブ・レース」と呼ばれる、柱につるされた大きなカギを掴む催しで、地面すれすれまでバルーンを近づけるパイロットのテクニックを間近でみることができる。
しかも入場料は無料で、競技のほかにも「バルーンファンタジア」と呼ばれるキャラクターのバルーンを間近で見られるイベントや、佐賀のグルメや特産品が一同に集まる「うまかもん市場」、お祭りムード満点の屋台など、家族みんなが楽しめること間違いなし。
また、ラ・モンゴルフィエ・ノクチューンと呼ばれる夜間係留が今週末(11月5・6日)のみ開催される。バーナーの炎のみでバルーンがライトアップされる美しい光景はなかなか見られるものではない。
クルマ好きにとっては、ホンダブース(最新のフリードやS660モデューロ仕様などを展示!)やアシモのバルーンも見どころだ。このアシモのバルーンは子供に大人気! 風によってはひらひらと動く手など、ずっと見ていても飽きないくらい。
また、アシモバルーンの飛行を終えて着陸した際(会場近くの畑など)、運良く近くにいれば子供がバケットに乗れるチャンスも! もし乗れたチビッ子パイロットにはステキなプレゼントがあるかも!?
ちなみに、バルーンに空気を送り込むインフレーターはホンダ汎用エンジンが使われていることが多い。インフレーターが壊れると飛ぶことができないため、信頼性の高いホンダ製が選ばれるのだという。
今回、そんなアシモのバルーンへ特別に乗って飛行することができた。前述した100機以上が舞い上がるなかの飛行はまさに驚きのひとこと! 熱気球初搭乗の筆者の初歩的な感想は、「意外と揺れない!」というもの。高度によって気流の流れが変わった場合などは少し風を感じるものの、流れにのって飛行しているときは静かそのもの(風も音も)。
地上300mを越えても恐怖感(筆者は高いところが得意ではない)がなかったのは、ひらひらと滑らかに飛ぶからだろう。今回は1時間ほどのフライトとなったが、あっという間の夢心地だった。
また、電車好きにとっても見逃せないイベントでもある。毎年、佐賀でバルーン競技がある時だけできる駅があるのだ。それが「バルーンさが駅」(JR九州/長崎本線)。会場のすぐ近くのためアクセス抜群で、期間中しか停車しないとあって撮り鉄、乗り鉄にとっても貴重だ。
残念ながら今大会、気球に乗る体験はできないが、バルーンファンタジアではバスケットに乗り込む体験もできるし、バーナーの火を間近でみることも可能。2016佐賀熱気球世界選手権へ行ってみてはいかがだろうか。
(文・写真:CARトップ編集部 横山真和)
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