ロードアトランタ戦はロジャースが連勝
ポルシェが展開するeスポーツシリーズ、「ポルシェ・TAGホイヤー・Eスポーツ・スーパーカップ(PESC)」第5戦ロードアトランタ・ラウンドが開催され、ジョシュア・ロジャースがスプリントレース、メインレースで連勝を飾った。
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2021年シーズンに行われる全10戦中5戦を終えた段階で、このレースで優勝したオーストラリア出身のロジャースはランキングトップを独走。メインレースの2位にはトミー・エストガード、3位にケビン・エリス・ジュニアが入った。一方、ドライバーズランキング2番手につけるミッチェル・デジョンは、最終ラップで優勝を逃している。
PESCは、会員登録制のサブスクリプション・レーシングシミュレータサービス「iRacing」プラットフォームを使用。マシンはポルシェ911GT3 カップ(991.2世代)のワンメイクとして開催されている。
メインレースの順位を決めるスプリントレース
2019年にシリーズチャンピオンに輝いているロジャースは、全長4.088kmのロードアトランタで行われた昨年のイベントでも優勝し、ファステストラップも記録。高低差の激しいこのコースでの絶対的な自信を持っていた。しかし予選では英国のチャーリー・コリンズがポールポジションを獲得し、ロジャースは2番グリットからのスタートとなった。
メインレースのスタートオーダーを決めるスプリントレースでは、1周目にコリンズをロジャースがパス、その後もトップをキープする。コリンズは8周目まで2位を守っていたが、デイン・ウォーレンにかわされ3位となった。
以下、4位にジェレミー・ブテループ、5位にミッチェル・デジョン、6位にケビン・エリス・ジュニア、7位にデビッド・ウィリアムズ、8位にトミー・エストガードのオーダーでフィニッシュ。メインレースのグリッドは、上位8位のリバースとなるため、エストガードが1番グリッドを獲得した。
最終ラップに待っていたまさかのドラマ
メインレース、序盤トップを争ったのは、3番グリッドから抜群のダッシュを決めたエリスと、ポールスタートのエストガード。その後方で、デジョン、ブテループ、ウォーレン、ロジャースがトップのふたりを追う。一方、昨年の王者、セバスチャン・ジョブはスタートを失敗し、大きく後退した。
エリスとオーストガードは幾度となくポジションを入れ替える熾烈なトップ争いを展開する。3番手につけるデジョンの後方に、ロジャースが8番手スタートから着々とポジションアップ。17周目、デジョンが2番手のエストガード、首位のエリスを立て続けにパスし、トップに浮上した。2番手に下がったエリスだったが、そのすぐ後ろにはエストガードを抜いたロジャースが迫っている。
最終ラップまで続いた首位争いは、最終コーナーにドア・トゥ・ドアで侵入したデジョンとエリスが接触し、デジョンがスピン。この隙をついたロジャースがエリスをパスして首位に立ち、そのままトップフィニッシュ。エリスはコースオフからバリアに接触して3位にポジションダウン、2位にはエストガードが入っている。最終ラップまで首位に付けていたデジョンは、14位でレースを終えた。
ロジャースが選手権ランキングでトップを独走
ロジャースは、今シーズン初のスプリントレースとメインレースを制するダブルウィンを達成。348ポイントを獲得し、259ポイントの2位デジョンとの差をさらに拡大した。波乱のレースを制したロジャースは、次のように喜びを語っている。
「最終ラップは難しい展開になると予想していました。スリップストリームは、今回のような接近戦では大きな役割を果たします。だからこそ、適切なタイミングで適切な場所にいることが重要です。最終ラップに向けて、自分のポジションを良い位置につけようと努力しました。最終コーナーではケビン・エリスとの間でタイトな展開になりましたが、なんとか前に行くことができましたね」
一方、目前で優勝を逃してしまったエリスは、レースを終えて悔しさをあらわにした。
「レースがこのような形で終わってしまって、本当に残念です。最終コーナーでは、ミッチェル(デジョン)と僕はお互いに十分なスペースを残していましたが、残念ながらうまくいきませんでした」
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