現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ルームがマックス!日産新型ルークスに死角なし?

ここから本文です

ルームがマックス!日産新型ルークスに死角なし?

掲載 更新 14
ルームがマックス!日産新型ルークスに死角なし?

デイズ ルークスからルークスへ

2020年2月25日、日産は軽スーパーハイトワゴンの新型ROOX(ルークス)を発表した(発売は3月19日)。価格は141万5700(「S」FF・NA)~206万6900円(「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」4WD・ターボ)。

新型日産ルークスはどこが進化した?発表会の模様をほぼノーカットでお届け!【動画レポート】

新型ルークスは、先の2月6日に発表(発売は3月19日)された三菱「eKクロス スペース/eKスペース」と同じくNMKV(日産と三菱の合弁会社)のマネジメントにより誕生した軽自動車。この新型から企画・開発担当は三菱から日産へと移行し、生産は三菱(岡山・水島工場)が受け持つ。

今回のモデルチェンジでは、車名を “デイズ” が取れた「ルークス」へ変更。これは「ルーム」と「マックス」を組み合わせた造語。求められる広い室内空間のほか、使い勝手、先進安全装備など全方位において、強力なライバルがひしめく軽スーパーハイト市場の頂点に立つべく決意の表れだ。

シリーズ体型は、従来どおり「ハイウェイスター」と「スタンダード」の2パターン。前者は堂々と、よりワイドに見えるエクステリアとし、作り込んだ質感の高さで存在感をアピール。後者は洗練された、モダンでシンプルなスタイルとした。

発表同日に行われたプレス向け発表披露会で日産の星野朝子副社長は、「私たち日産自動車は2020年、魅力あふれる『ニッサンインテリジェントモビリティ』を各セグメントに投入し、日産の先進的な技術で多くの皆さまの生活にワクワクを提供します」とコメント。その第一弾が、このルークスとなる。

新型ルークスの進化ポイント

■広い室内
現行型デイズ(2019年登場)と同じく、先代よりホイールベースを65mm延ばした新型プラットフォームを採用。大人4人が座っても十分なひざまわりの空間(795mm)を創出。また後席の室内高も、小さな子どもであれば立ったまま着替えができる1400mmを確保。荷室も、後席を最前端にスライドさせると奥行き675mmの床面が出現。48Lの大型スーツケースを4つ同時に積むことができる。27インチの自転車も飲み込むほど広い。

■使い勝手のよさ
後席スライドドアの開口幅を先代比プラス95mmの650mmとし、足をかけるステップ部の幅も広げたことで乗降性が向上。また、荷物で両手がふさがっている場合でもキーを携帯していれば、片足を車体の下にかざすだけで自動開閉する「ハンズフリーオートスライドドア」を両側に採用。後席に備わる最大320mmスライド機構により、前端にセットすれば、運転席に座ったまま後席に座る子どもに手が届き、ケアをサポート。さらに子どもや高齢者の乗り降りを助ける助手席側スライドドア部の「オートステップ」もオプション設定した。

■快適かつ安全な移動空間
現行型デイズへ初搭載した軽自動車初の運転支援技術、「プロパイロット」もさらに進化。新型ルークスでは新たにミリ波レーダーを追加採用したことで、より遠くの先行車の状況検知とスムーズな制御が可能となった。また、新型BR06型エンジンを採用したほか、エンジン、ドアまわりへ収音材を効果的に配置することで静粛性が向上。さらに、疲労軽減効果のある「ゼログラビティシート」を採用、ロングドライブ時の快適性を高めた。また、ニーエアバッグも設定。

■全方位への先進安全技術
前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより自車の回避操作が必要と判断した場合に警報でドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初搭載。 また、ハイビームアシストの進化機能である 「アダプティブLEDヘッドライトシステム」や、前方の車両進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識を検知する「標識検知機能」、「インテリジェントDA(ふらつき警報)」、「先行車発進お知らせ」などを搭載。
さらに、事故の際の自動通報のほか、あおり運転や急病などの緊急事態にも手動通報が可能となる「SOSコール」をハイウェイスターシリーズに標準搭載した。

■ボディカラー
ボディカラーは2トーン5色、モノトーン12 の全17色と多彩。スタンダードシリーズの「セレニティゴールド」、ハイウェイスターシリーズの「アメジストパープル」と「アトランティックブルー」の3色が新色となる。

■オーテック仕様も同時公開
また日産の関連会社であるオーテックジャパンから、専用の内外装としてより上質に仕立てた「AUTECH(オーテック)」と、ベース車の室内空間を生かし、福祉施設や病院などのニーズにも対応する「ライフケアビークル(LV)」シリーズも発表。日産の販売会社を通じて3月19日より発売する。価格【オーテック】:174万7900(FF)~188万2100円(4WD)、【ライフケアビークル】:147万700(送迎タイプ/S)~207万1000円(助手席スライドアップシート/ハイウェイスターXプロパイロットエディション)

〈文=driver@web編集部〉

こんな記事も読まれています

6速MT搭載! マツダ「小さな高級コンパクト」あった!? クラス超え“上質内装”×めちゃスポーティデザイン採用! 登場期待された「斬新モデル」とは
6速MT搭載! マツダ「小さな高級コンパクト」あった!? クラス超え“上質内装”×めちゃスポーティデザイン採用! 登場期待された「斬新モデル」とは
くるまのニュース
人気の無料地図アプリ「グーグルマップ」の道案内はまだ“純正カーナビ”にはかなわない!? 使いこなすのに覚えておくべきアプリの“クセ”とは?
人気の無料地図アプリ「グーグルマップ」の道案内はまだ“純正カーナビ”にはかなわない!? 使いこなすのに覚えておくべきアプリの“クセ”とは?
VAGUE
郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
レスポンス
トヨタ「GR86」とスバル「BRZ」がそれぞれ「良いクルマ」を目指したら、驚くほど似た味付けになってしまいました
トヨタ「GR86」とスバル「BRZ」がそれぞれ「良いクルマ」を目指したら、驚くほど似た味付けになってしまいました
Auto Messe Web
7月にマイナーチェンジ版が生産開始! 新型「BMW i4」「BMW 4シリーズ グランクーペ」、テクノロジーとデザインを刷新へ
7月にマイナーチェンジ版が生産開始! 新型「BMW i4」「BMW 4シリーズ グランクーペ」、テクノロジーとデザインを刷新へ
LE VOLANT CARSMEET WEB
ハイパーSUV「アストンマーティンDBX707」がインテリアを大幅に変更。先進性とラグジュアリーさが高次元で共存
ハイパーSUV「アストンマーティンDBX707」がインテリアを大幅に変更。先進性とラグジュアリーさが高次元で共存
Webモーターマガジン
昨年までとは大違い! 大きな一歩を踏み出し”違う世界”を戦うハースF1
昨年までとは大違い! 大きな一歩を踏み出し”違う世界”を戦うハースF1
motorsport.com 日本版
いすゞとUD、「ジャパントラックショー2024」に共同出展
いすゞとUD、「ジャパントラックショー2024」に共同出展
日刊自動車新聞
〔試乗体験!〕5/11(土)~12(日)は国内外の電気自動車(EV)に試乗できる!
〔試乗体験!〕5/11(土)~12(日)は国内外の電気自動車(EV)に試乗できる!
Webモーターマガジン
GRヤリスRally2の潜在能力がヤバい! デビューしたてなのにトップドライバーたちが絶賛する「驚きの性能」とは
GRヤリスRally2の潜在能力がヤバい! デビューしたてなのにトップドライバーたちが絶賛する「驚きの性能」とは
WEB CARTOP
明暗別れた金曜の走り出し。勝田が語る“インカット”の影響と勝者オジエとの違い/WRCクロアチア
明暗別れた金曜の走り出し。勝田が語る“インカット”の影響と勝者オジエとの違い/WRCクロアチア
AUTOSPORT web
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
AUTOSPORT web
「ヘンタイ」が褒め言葉に聞こえたらかなりの重症! 重度のクルマ好きがやりがちな「一般人には理解不能」な行為7つ
「ヘンタイ」が褒め言葉に聞こえたらかなりの重症! 重度のクルマ好きがやりがちな「一般人には理解不能」な行為7つ
WEB CARTOP
スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
くるまのニュース
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
motorsport.com 日本版
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
LE VOLANT CARSMEET WEB
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
月刊自家用車WEB
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
くるまのニュース

みんなのコメント

14件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

163.8239.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.8258.0万円

中古車を検索
ルークスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

163.8239.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.8258.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村