アルファタウリの角田裕毅が、チームの公式ポッドキャスト「Tauri Talk with AlphaTauri」に登場。カナダGPの週末を振り返った。
カナダGPの開催は3年ぶりとなったため、昨年F1デビューした角田としてはこれが初めてのカナダGP。加えてカナダ自体も初上陸だったこともあり、グランプリの舞台となったジル・ビルヌーブ・サーキットがあるモントリオールを散策したようだ。
■ピエール・ガスリー、2023年もアルファタウリ残留が正式決定。去就注目も移籍はせず
アゼルバイジャンGPとの2週連続開催の中で、レース週末に向けてどう過ごしていたかとポッドキャストのホストに尋ねられると、チームのファクトリーがあるイタリアへ戻った角田は次のように振り返った。
「アゼルバイジャンGPの後カナダへ直行して、月曜日の午後はモントリオールでショッピングをするなど、散策に時間を費やしました。実際、とても楽しかったですよ」
「Vansのスニーカーを買ったり、僕の好きなDr. Martinsのお店に行って、黒紅色のブーツを買ったりしました。それが買えて僕はとても満足しています」
「それと僕はトレーニング用のサングラスも買いました。夏の季節が近づいてきていますし、これまではいつも室内で(エアロ)バイクに乗っていましたが、外でサイクリングをしようと思いまして。外に出るのは良いことだと思って、買いました」
「次の日は、カヤックをしにSNS担当とトレーナーと出かけました。本当に田舎で、ほぼアメリカ国境がすぐそこでした。だから、かなりスリリングでしたよ。国境のすぐ側なので、もし間違った方向に進んだらアメリカの国境を超えて、レース前から厄介事に巻き込まれるんですから(笑)」
「でも12km漕いで、あんなに身体的(に大変)だとは想像もしてませんでした。僕はもっとリラックス、のんびりできて、自然を楽しめるモノだと思ってましたが、リラックスできなかったですね。カヤックに2時間乗って12km漕いだら、上半身がかなり疲れて、めちゃくちゃ汗をかきました。それでも良い体験でした」
「ただその時、トレーナーが1日のトレーニングを全て中止していた理由が分かりましたよ。『簡単な1日になるな!』って思っていましたが、結局トレーニングの日だった訳です」
「それでも楽しめましたし、カナダが大好きですよ。レース以外でも観光で行かなきゃいけませんね。楽しかったです」
角田といえば、アグレッシブな走りやその言動がフィーチャーされがちではあるが、実はかなりの”グルメ”。テキサス・オースティンで行なわれた昨年のアメリカGPの際には、本場のステーキに舌鼓を打ったり、オフシーズンに帰国した際は好物のカニを食べたりしていた。
世界各地を周る中で、角田の”グルメレポート”は度々世に出回ってきたが、今回もカナダで地元グルメを味わったようだ。
彼が食べたのはカナダ発祥の「プーティン」。フライドポテトにグレイビーソースやチーズなどをたっぷりとかけたモノだ。
「プーティンを試してみました。えーっと……ポッドキャストを聞いている人の中にプーティンの熱烈なファンがいないことを願いますが、正直に言って10点満点中5点でした。ひどい訳ではありませんが、僕としては特にフライドポテトにかかっているグレイビーソースがヘビーでした。純粋なフライドポテトの方が僕は好みですね」
「でもパーティーのような状況なら良いかもしれませんね。パーティーか友達をたくさん呼んだ時なら、ビール缶と一緒にあると良いのかも。でも僕は通常レース週末に飲酒はしないので、少し(プーティンを食べる)モチベーションは低かったのかもしれませんが、それでも普通のフライドポテトが良いですね(笑)」
「カナダでは、なぜかあまり散策する時間がありませんでしたが、ほとんど日本食を食べていました。イタリアに帰ってくる前の月曜日、僕はラーメン屋さんに行きまして、そこがとっても良かったですね」
「日本とヨーロッパ以外で初めてちゃんとしたラーメンを食べましたよ。味噌ラーメンが美味しかったです。キッチンにいる人のほとんどが日本人で、僕のことを知っていてくれました。そこで働いている方全員と一緒に写真を撮って、良い時間を過ごせました」
そうカナダでの週末を振り返った角田。その後もアゼルバイジャンで出会った”凍ったステーキ”や、今季の目標やファッション観、トレーニング後の食事などファンからの様々な質問にも答えていた。
ポッドキャストはTwitter SpaceやSpotifyの他にもApple Podcastsでも配信されている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
佐藤琢磨が日本人初のインディカーウイナーとして殿堂入り。初優勝の地ロングビーチに記念板が埋め込まれる
みんなのコメント
ストロール トレインを迂回すべきで、チームの戦略ミスも大きかった。
今シーズンは、ガスリーを上回って終われば十分でしょ。