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クルマに存在する「謎のホクロ」!? ドアハンドルに埋め込まれた「黒ボタン」や「三本線」は何のため? 使用時の“注意点”とは

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クルマに存在する「謎のホクロ」!? ドアハンドルに埋め込まれた「黒ボタン」や「三本線」は何のため? 使用時の“注意点”とは

■知ってた?ドアハンドルの「謎の機能」

 クルマのドアハンドルをよく見ると、まるでホクロのような「黒いボタン」が埋め込まれていたり、あるいは「三本の線」が刻まれていたりします。
 
 あれは一体何のために存在するものなのでしょうか。

【画像】「えっ…!」ドアハンドルが存在しない車も! これがその「開け方」です(23枚)

 まず、ドアハンドルに内蔵された黒いボタンは「ロックボタン」(メーカーによって正式名称は異なる)と呼ばれるもので、スマートキーを所持している状態でこのボタンを押すと、車両の全てのドアの解錠や施錠を行うことができます。

 そして運転席側・助手席側どちらのボタンを押しても機能的には変わらず、全部のドアが解錠・施錠される仕組みです。

 スマートキーをポケットやカバンに入れていてもこのロックボタンは機能するため、クルマの乗降の度に毎回スマートキーを取り出す必要が無く、非常に便利な機能だと言えるでしょう。

 また、ロックボタンは左右のみならずバックドアにも存在し、バックドアの持ち手や裏側に装備されていることが大半。こちらも触れたり押すことでバックドアを含む全ドアが解錠・施錠されます。

 そしてバックドアの裏側に装備されている場合は、ロックボタンがどこにあるのかが分かりやすいよう、バックドアの持ち手などに目印が記されていることが多いです。一度クルマのバックドア周辺をじっくりと見てみると良いでしょう。

■「ロックボタン」には注意点も存在

 このロックボタンには複数の種類があり、丸型や四角いタイプなど形状は様々。色は黒色が多いのですが、車種によってはグレーなど別の色の場合もあります。

 また、ボタン同様に良く見られるタイプとしては、ドアハンドルに三本や二本の横線が入っているパターンも。

 これはメーカーや車種によって仕組みに多少の違いがありますが、一般的には「横線の部分を軽く指で触れることで解錠し、ドアハンドルを握ることで解錠」するタイプと「横線の部分を軽く指で触れることで解錠・施錠」するタイプが存在します。

 その他には、ドアハンドル自体にロックボタンの機能を持ったセンサーが埋め込まれている車種もあり、この場合でもセンサー部分に触れることでドアが解錠・施錠されます。

 このように非常に便利な機能であるロックボタンですが、スマートキーが少し離れた位置にある場合は反応してくれません。

 作動範囲はだいたい80センチ。また、作動範囲内であっても電波状況によって正しく作動しないことがまれにあり、「施錠したはずなのにドアが開いていた」というミスが発生するので、過信は禁物。

 ロックボタンで施錠する際は、解錠・施錠の合図であるバックブザーの鳴動やウインカーの点滅があったかを必ず確認することを忘れないで下さい。

 そしてこれまで「いちいちスマートキーを取り出してクルマのロックを解除していた」という人がいれば、ロックボタンを試してみてはいかがでしょうか。

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