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ルノー・ルーテシア R.S.(4代目) 歴代最高のホットハッチへ! 比類ない快適性と操縦性 【UK中古車ガイド】

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ルノー・ルーテシア R.S.(4代目) 歴代最高のホットハッチへ! 比類ない快適性と操縦性 【UK中古車ガイド】

忘れたくない2文字『R.S.』

GTIにタイプR。いずれも有能なホットハッチのサブネームとして、聞き慣れたワードといえる。近年、GRも加わった。だが、ルノーのR.S.も忘れたくない2文字だろう。

【画像】ピカイチの敏捷性 ルノー・ルーテシア R.S.(4代目) 最新の6代目 5 E-テックも 全106枚

遡ること1993年、ラリーの参戦規定へ合致させるべく、ルノーはクリオ(ルーテシア)・ウイリアムズを開発。人気は予想以上で、限定ではなく、購入希望者へ広く提供された。これを機に、以降のルーテシアにもホットな仕様が設定されていった。

2012年に投入されたのが、4代目ルーテシア R.S.。1.6L 4気筒エンジンはターボ化され、最高出力200psを発揮。車重は3代目から50kg増え、0-100km/h加速はやや鈍ったものの、煮詰められたシャシーで比類ない快適性と操縦性を実現していた。

果たして4代目ルーテシア R.S.200は、歴代最高のホットハッチへ仕上がっていた。6速デュアルクラッチATが、楽しさの足を若干引っ張ったが。

1度運転すれば誰もが惹き込まれる

秀でたグリップ力と引き締まった姿勢制御、小気味良く切れるステアリングが相乗し、敏捷性はピカイチ。15%硬いカップ仕様サスペンションでも乗り心地は快適で、当時のフォード・フィエスタ STに届かなくても、素晴らしい運転体験を謳歌できた。

スタイリングはフランス車らしく優雅で、インテリアは若干安っぽいもののモダン。後席は充分に広く、荷室容量は300Lと実用性も高い。ステアリングコラム側へ固定されたシフトパドルを、弾きにくく感じる人はいらっしゃるかも。

2016年にフェイスリフトされ、トロフィー・パッケージが英国仕様には追加されている。最高出力は220psへ上昇し、車高は前が20mm、後ろが10mm落とされた。ルノーの汎用エンジンの響きは、アクラポビッチ社製マフラーが引き立てた。

登場したばかりの6代目へ、ホットな仕様が追加されるかどうかは不透明。4代目のR.S.は、1度運転すれば誰もが惹き込まれること請け合い。多くの人がその魅力を再発見する前に、上物を探してみてはいかがだろう。

新車時代のAUTOCARの評価は?

印象的なグリップ力と姿勢制御。高速で俊敏なだけでなく、快適で使い勝手も良い。ルーテシアR.S.は、新しいルノーの魅力が詰まった楽しいクルマだ。(2013年10月23日)

オーナーの意見を聞いてみる

ルーシー・チェン氏

「わたしのルーテシアは、2014年式のR.S.200。普通のモデルとほぼ同じ値段でしたが、速さは驚くほどで、安定性も凄いですよ。カーブが続く道でも、見事に駆け抜けてくれます。過度な期待を抱かない限り、素晴らしいクルマだと思います」

「弱点といえるのが、電子制御関係。6速ATは渋滞時に滑らかさを欠き、求めたシフトダウンへ遅れることもあります。インテリアの質感は、価格相応でしょうね」

購入時に気をつけたいポイント

パワートレイン

スロットルボディと点火コイルは、交換を前提にしたい。6速デュアルクラッチATは、5年か8万km毎の点検・整備が必要とされている。異音や変速のもたつきがないか確かめたい。修理は安くできない。姿勢制御モジュールの故障にも要注意。

タイヤとブレーキ

フロントタイヤは減りが早く、乗り方にもよるが2万kmもたない。履き替えるなら、ミシュラン・パイロットスポーツ4Sがベスト。幅は205が標準だが、225ならグリップ力が増し、ホイールのガリキズを防げる。ブレーキ関係は消耗品と考えたい。

履歴

ホットハッチだから、積極的に乗られていて不思議ではない。見た目は良好でも、状態が優れない個体は少なからず存在する。前オーナーの楽しみ方や整備履歴を確かめたい。

知っておくべきこと

ルーテシア R.S.は、ブルートゥース・オーディオにバケットシートなど装備が充実している。他モデルの響きを真似た人工サウンドシステムや、データロガー機能も選べた。バックカメラはオプション。シートは標準でクロスだが、不満なく快適といえる。

4代目は5ドアボディのみ。リアのドアハンドルが窓横へ位置し、ドアパネルの細い隙間と相まって、離れると3ドアのように見える。燃費は15.9km/Lが主張された。

英国ではいくら払うべき?

5000ポンド(約104万円)~9999ポンド(約207万円)

英国では、フェイスリフト前のルーテシア R.S.が中心の価格帯。安価な例でも走行距離はそこまで長くない。価格に応じて状態も良くなる様子。

1万ポンド(約208万円)~1万2499ポンド(約259万円)

フェイスリフト後の4代目ルーテシア R.S.をお探しなら、英国ではこの価格帯から。多くがトロフィー仕様だ。

1万2500ポンド(約260万円)以上

上物の後期型をお探しなら、この辺りまで奮発することに。特徴的なリキッド・イエローへ塗られた例も含まれる。

英国で掘り出し物を発見

ルノー・クリオ(ルーテシア) R.S.220 トロフィー・ナビ(英国仕様) 登録:2016年 走行距離:9万100km 価格:1万250ポンド(約213万円)

ブラックの塗装が美しい、トップグレードのトロフィー。点検・整備後で、買ってすぐに楽しめるはず。後期型は特に、今後の取引価格上昇が見込まれる。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN

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