メルセデスのルイス・ハミルトンは、2020年シーズンにF1界のレジェンドであるミハエル・シューマッハーの記録に肩を並べようとしている。ハミルトンとシューマッハーは、現時点でどちらが“史上最強”なのか……今回はハミルトンのマクラーレン時代を振り返っていく。
2007年、マクラーレンはチーム監督(当時)であるロン・デニスの“秘蔵っ子”ルイス・ハミルトンを、新加入のフェルナンド・アロンソのチームメイトとしてデビューさせた。マクラーレンは当時、優勝やチャンピオンを争うトップチームであり、そのチームのドライバーにルーキーが抜擢されるというのは、デニスのハミルトンに対する期待の高さを示すものだった。
■ハミルトンはシューマッハーを超えたのか(1):ふたりの“黄金時代”までの歩み
しかし当のデニスも、2007年シーズンは2005年&2006年チャンピオンのアロンソがチームのエース、そしてリーダーの役割を担い、その間にハミルトンをF1の水に慣れさせる……そんなシナリオを描いていたはずだ。ハミルトンの持つ力がチームに不協和音をもたらし、マクラーレン史上に残る激動のシーズンとなっていくとはつゆ知らず……。
ハミルトンはデビュー3戦目でアロンソの予選タイムを上回り、4戦目で選手権リーダーとなり、6戦目のカナダGPでF1初優勝を挙げた。このレースではハミルトンがポールポジションから完璧なレース展開でトップチェッカーを受けたのに対し、アロンソは焦りからか何度もミスを犯し、7位に終わった。
F1に新たな逸材が現れたことは明らかであった。イタリアメディアも新人離れした活躍を見せるハミルトンを「イル・フェノメノ(天才)」ともてはやした。
その後もハミルトンとアロンソは互角の速さを見せ、激しいチームメイトバトルを展開した。最終的にふたりは共にシーズン4勝を挙げ、獲得ポイントは109と同数に。上位入賞回数の差でハミルトンがランキング2位、アロンソがランキング3位となった。ハミルトンはルーキーチャンピオンこそ叶わなかったが、フェラーリのキミ・ライコネンとわずか1ポイント差でシーズンを終えた。
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