■ “軽より安いシーマ”という選択
軽自動車の価格が年々上昇しており、4年連続で国内販売台数No.1となったホンダ「N-BOX」の新車車両価格は約174万~248万円となっています。
【画像】 超カッコいい! “軽”より安い日産「シーマ」を画像で見る(55枚)
いっぽう、中古車市場に目を向けると、新車の軽自動車より安い150万円以下の予算で、日産の最高級セダン「シーマ」が射程圏内に入ります。
日産「シーマ」は、1988年に”バブル経済期”を象徴する高級車として誕生しました。初代モデルは「シーマ現象」という言葉を生むほどの爆発的ヒットを記録しています。
2021年には、女優の伊藤かずえさんが愛用する初代を日産がフルレストアしたプロジェクトが話題となり、そのブランドの深さを再認識させました。
最終型となる5代目は2012年に登場。日産の技術を惜しみなく投入した「ハイブリッド専用のフラッグシップ」として、2022年8月まで生産されていました。
現在、中古市場において150万円以下の予算で狙える個体は、年式が新しいものでは2015~16年式のものがあります。この年式は最終型の5代目となります。
また、走行距離だけに注目すると、少ないものでは、2万~4万km台のものが流通しています。
5代目シーマは、全長5120mm×全幅1845mm×全高1510mmという堂々たるサイズを誇ります。ベースの「フーガ」に対し、ホイールベースを150mm延長した全域が後席空間に充てられています。
パワートレインは3.5リッターV型6気筒ハイブリッド(VQ35HR+HM34)を搭載し、駆動方式はFRを採用しています。
システム最高出力は364PSを発生。独自の「1モーター2クラッチ方式」により、ダイレクトな加速感と高い効率性を両立しているのが特徴です。
インテリアでは、職人の塗装や本木目など「匠の技」も惜しみなく注がれ、当時の新車価格は発売当初の735万円から、最上級グレードの840万円となっていました。
市場で多く流通しているのは、標準の「ハイブリッド 3.5」や上級の「3.5 VIP」です。VIPグレードはセミアニリン本革シートなどを標準装備しており、非常にお得感があります。
シーマは「ドライバーズカー」としての性格と後席の快適性を高い次元で両立しており、34年の歴史に幕を下ろした現在も、その輝きは失われていません。
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かつては「高嶺の花」で手が届かなかったシーマも、今や150万円を切る価格から狙えるようになりました。高い耐久性を備えていますが、万が一の故障時には修理費用が高額になる可能性があります。
購入時には整備記録簿の確認を徹底し、日産が誇る極上の移動空間を手に入れてみてはいかがでしょうか。(佐藤 亨)
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人生の中で一瞬でも所有してみるのも面白いよ。