鈴鹿サーキットで8月27日(日)に実施されるスーパーGT第5戦。GT300クラスの注目ポイントのひとつが、ここまで印象的な速さを見せている“ニューマシン”たちの活躍だ。
aprが今季から投入している31号車apr LC500h GTは、第4戦富士で圧巻のパフォーマンスを見せたが、様々なトラブルが重なり5位に終わった。しかしレース後に小高一斗は「クルマは1番速かった」と語るように、5位というリザルト以上に大きなインパクトを残した。
■開幕前は大きな期待がかかるも、足踏みするARTA。しかし鈴木亜久里監督はチームを信頼「全く心配していない。シーズンが終われば前の方にいる」
31号車は予選Q2で硬めのタイヤコンパウンドをチョイスしながらも、3番手タイムをマーク。決勝に向けて絶好の位置につけたかに思われたが、燃料で指定されたもの以外を使用してしまったとして失格に。最後尾からの追い上げを強いられた。
しかし決勝では、第1スティントを担当した小高が猛チャージを見せてクラス最後尾から一気に入賞圏内に。その後は天候の変化に各チームが翻弄される展開となったが、その中で31号車はピット作業でのタイムロスもありながら、トップと20秒差の5位でフィニッシュした。
「最後はごちゃごちゃしたので、ああいう展開で勝てたかは分かりませんが、“普通のレース”ができていれば勝てるというクルマだったと思います」と語る小高。大きなロスとなったピット作業でのミスについても「起こってしまったことはしょうがないので、精度を上げてやっていこうという話をしています」と話した。
当初は鈴鹿との相性が良いのではないかと予想されていたLC500h GTも、蓋を開けてみれば“富士向き”なマシンという印象があるという小高。しかしながら、既に多くのライバルが大量のウエイトを積んでいる今回の鈴鹿戦はチャンスがあると考えているようだ。
「調子の良いクルマの中でポイントを獲れていないのは、4号車(グッドスマイル 初音ミク AMG)と僕たちだけじゃないかと思います。鈴鹿で調子が良いながらも軽いのはこの2台だと思います」
「僕たちのクルマはダウンフォース自体は出ていますが、やはりクルマ自体が重く長く、クイックな動きに対しては今ひとつなところがあるので、鈴鹿より富士の方が合っていると思います。だからGT3寄りのJAF-GT(GT300)という印象ですね。ただ、前回の鈴鹿戦も決して悪くなく、僕もQ1をトップで終えられていたので、今回もQ1を通ることができれば、Q2で良い仕事ができると思います」
もう1台の注目は、第4戦富士でEVO2にアップデートされた88号車JLOC ランボルギーニ GT3だ。同レースは前述の通り天候不順により難しいレースとなったが、その中で88号車は予選4番手、決勝8位という結果を残している。
EVO2化により、ウラカンGT3は主にエアロ面がアップデートされており、エンジン面でも電子制御式スロットルボディが導入されてエンジン効率が上がっているという。岡山国際サーキットでのシェイクダウンも担当した小暮卓史は次のように語る。
「従来の特性を残しつつも、よりレーシングカーっぽい動きをしています。ダウンフォースも増えていますし、エンジンは中間レスポンスが良くなっています」
また小暮は、ダウンフォース量が増加したことにより、ウラカンEVO2は鈴鹿と相性の良いマシンになっているのではないかと語り、来たる第5戦は「行けるんじゃないか」と意気込んだ。
「クルマも速くなっていますし、鈴鹿サーキットとのマッチングは悪くないと思います。もちろんチームメイトも速いので、パッケージングとしてより穴がなく、戦闘力が上がっていると思います」
「ライバルも速いので、そう簡単にはいかないですよね。まだ(EVO2で)鈴鹿を走っていないので、走ると答えが出ると思います。ただ岡山、富士で走った感触だと、鈴鹿はいけるんじゃないかと思います」
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