スーパーGT第2戦富士の予選でポールポジションを獲得したのは、38号車KeePer CERUMO GR Supraだった。彼らにとっては、クラッシュで悔しいリタイアに終わった開幕戦のリベンジに向けて、これ以上ない形でレースを迎えることになる。
雨の中スタートした開幕戦では、石浦宏明がセーフティカー解除直後、実質的なレース1周目となった1コーナー立ち上がりでスピン。それを避けきれなかった16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、12号車TRS IMPUL with SDG Zらが絡むマルチクラッシュに発展した。幸い石浦に怪我はなかったものの、同日の取材では「自分のミスで回ってしまいました。巻き込んでしまったチームの皆さんに申し訳ないです」と肩を落としていた。
■クラッシュから復活のKeePer CERUMO、大湯都史樹が好調WedsSport下しPP獲得|スーパーGT第2戦富士レポート
車両は大きく損傷したが、チームは第2戦までの3週間のインターバルでマシンを修復させることができた(石浦の相方、大湯都史樹によると“ギリギリのギリギリ”だったとのこと)。迎えたレースウィークは好調で、予選ではQ1担当の石浦が3番手に入ると、Q2では大湯が好調の19号車WedsSport ADVAN GR Supraを退けてポールポジションを獲得した。
ポール獲得後、公式映像のインタビューに応える石浦の瞳は潤んでいるように見えた。この時の心境について会見で尋ねられると、石浦はこう答えた。
「メカさんたちが頑張ってくれたおかげでこういう結果を出せているので、そこに対する感謝の気持ちと、明日しっかり結果を残してまた喜びたいという気持ちがありました」
「こういった環境で走れているのは皆さんの協力があってこそなので、そこを考えた時にそうなった(瞳が潤んだ)という感じです」
また石浦は決勝レースに向けた意気込みを問われると、「ゴールデンウィークの富士戦は個人的にも相性が良いですし……」と切り出しつつ、公式プログラムの誤植で1961年生まれと表記されたこと(実際は1981年生まれ)に触れ「プログラム上は最年長優勝がかかっているらしいので……(苦笑)、64歳としてしっかり記録を残して帰りたいです」とのジョークで会見場を沸かせた。
それに対してポールシッターの大湯も「64歳となると、僕は息子か孫かという歳の差になるので……(苦笑)」と乗っかりつつ、「3時間レースは本当に長いので、ミスが許されない戦いが続きます。明日はチーム全体でしっかり戦い抜きたいです」と締め括った。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
韓国のヒョンデが日本市場への切り札として投入した「インスター」! 軽自動車じゃない「軽車」ってなんだ?
日産が「新型エルグランド」初公開! 15年ぶり全面刷新の元祖「キングオブミニバン」に期待大! 史上初の「ハイブリッド」搭載モデルが販売店でも話題に
チャリで「信号ムシ6000円」「イヤホン5000円」の反則金も!? 何歳から? 即時青キップ? 来春から自転車違反の取締り強化へ
ホテルの住所で手に入る運転免許「外免切替え」に待った! 「他国にも影響を与えている」 警察庁は“海外事例の調査中”
ついに本物の「黒船」に…日本で“専用設計”の「軽EV」発売を予告した中国BYDの勝算はどこにあるのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?