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「ルノー キャプチャー」がマイナーチェンジ。内外装をブラッシュアップするとともに運転支援システムを充実

掲載 更新 1
「ルノー キャプチャー」がマイナーチェンジ。内外装をブラッシュアップするとともに運転支援システムを充実

2025年6月5日、ルノー・ジャポンはBセグメント コンパクトSUV「キャプチャー」のマイナーチェンジモデルを発表。内外装を一新するとともに、運転支援システムの機能の向上も図られている。パワートレーンは、23.3km/L(WLTCモード)と輸入車SUV No.1の燃費性能を持つフルハイブリッドE-TECH と、力強い走りと低燃費を両立したマイルドハイブリッドのふたつが用意される。販売開始は6月12日からとなる。

ファンタスティックなフロントのロザンジュのロゴが奏でる視覚効果
2014 年には欧州コンパクトSUV 販売台数No.1を獲得し、2019 年に登場した2代目「ルノー キャプチャー」(以下キャプチャー)のマイナーチェンジモデルが日本で発売されることとなった。ちなみに、「キャプチャー」の人気は2代目でも衰えを知らず、2020 年に再び同セグメントで販売台数No.1を獲得している。

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マイナーチェンジのポイントは、エクステリアとインテリアのブラッシュアップに加え運転支援システムの機能向上となる。パワートレーンは、23.3km/L(WLTCモード)と輸入車SUV No.1の燃費性能を持つフルハイブリッドE-TECH (1.6L+2モーター/ドグクラッチ)と、力強い走りと低燃費を両立したマイルドハイブリッド(1.3Lターボ+補助モーター<BSG>)のみだ。グレードは「エスプリ アルピーヌ」と「テクノ」のふたつが設定される。

まずはエクステリア。フロントマスクには、ルノーのデザイン責任者であるジル・ヴィダルの新しいデザインテイストが反映されている。厚みを増し水平に伸びた多面的なグリルと、そこに配された新しいロザンジュのロゴがその真骨頂だ。

ボンネットはエレガントでテクノロジー感覚あふれるものとされ、フロントバンパー上部とグリルのブロック模様は口ザンジュを囲むように配される。その効果はとても大きく、グリルのポリカーボネート素材にあたる光が複雑に反射することで、まるでロザンジュから波模様が広がるような視覚効果を与えてくれるのだ。

フロントエンドのロザンジュから想をえた縦長のハーフダイヤモンド型LEDデイタイムランニングライトも印象的だ。薄型のLED ヘッドライトとともに個性をいかんなく発揮している。ちなみに、デイタイムランニングライト隣のふたつのエアインテークは、空力性能の向上とフロントブレーキの冷却性を高める効果を発揮する。

リアバンパーも新デザインとなった。リアLED ランプを装着することで、より質感の高さを感じさせるものとなった。足元は、「エスプリ アルピーヌ」には19 インチアロイホイールが、「テクノ」には18 インチアロイホイールが装着される。

ボディカラーは「エスプリ アルピーヌ」に新色グリラファルメタリック(ボディ)/ノワールエトワールメタリック(ルーフ)のツートーンが、「テクノ」に新色/グリラファルメタリック(ボディ)/ノワールエトワールメタリック(ルーフ)が加わり、ともに全5色となった。

コネクテッド機能を向上。運転支援は3つの機能を新たに追加
インテリアは、「エスプリ アルピーヌ」に、アルピーヌロゴ入りバイオスキン&ファブリックコンビシート(運転席電動シート)をはじめ、トリコロールのオーナメントやサイドパイピング、ブルーのトップステッチ入りシートベルト、ブルーグレーダッシュポードインサート、アルミペダル、TEPレザーステアリングホイール、アルピーヌロゴ入りキッキングプレートが採用される。

「テクノ」には、サイドサポート部にロザンジュがデザインされたイエローステッチのファブリックシートが装備される。

openR Link10.4インチ縦型タッチスクリーンが、全グレードのセンターコンソール中央に新たに標準装備されたのもトピックだ。オーディオ、電話、運転支援システム、車両設定等の各種操作が行えるほか、AppleCarPlayとAndroid Autoのがワイヤレス接続が可能だ。

リアシートは、前後に最大16cm スライドすることで、クラストップレベルとなる22 cmのニースペースを生み出している。荷物や乗員のために、広いスペースを確保してくれるというわけだ。カーゴスペースは、マイルドハイブリッドはクラストップレベルの536L、フルハイブリッドE-TECH は440L となる。

運転支援システムは、従来の機能に加え、後側方の車両との接触回避をサポートする「ブラインドスポットインターベンション」と車線をはみ出しそうになった時にハンドル操作をアシストをする「エマージェンシーレーンキープアシスト」、ドアオープン時に車両後側方からの他車接近を警告する「ドアオープニングアラート」が新たに仲間入りした。

「ルノー キャプチャー」ラインナップ
エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH:454万9000円
エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッド:409万円
テクノ マイルドハイブリッド:389万円

ルノー キャプチャー エスプリ アルピーヌ フルハイブリッド e-TECH主要諸元
●全長×全幅×全高:4240×1795×1590mm
●ホイールベース:2640mm
●車両重量:1420kg
●エンジン:直4DOHC+モーター
●総排気量:1597cc
●最高出力:69kW(94ps)/5600rpm
●最大トルク:148Nm/3600rpm
●メインモーター最高出力:36kW(49ps)/1677-6000rpm
●メインモーター最大トルク:205Nm/200-1677rpm
●サブモーター最高出力:15kW(20ps)/2865-10000rpm
●サブモーター最大トルク:50Nm/200-2865rpm
●トランスミッション:4速電子制御ドグクラッチマルチモードAT
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:プレミアム・48L
●WLTCモード燃費:23.3km/L
●タイヤサイズ:225/40R19
●車両価格(税込):454万9000円

ルノー キャプチャー エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッド主要諸元
●全長×全幅×全高:4240×1795×1590mm
●ホイールベース:2640mm
●車両重量:1330kg
●エンジン:直4DOHCターボ+モーター
●総排気量:1333cc
●最高出力:116kW(58ps)/5500rpm
●最大トルク:270Nm/1800rpm
●補助モーター(BSG)最高出力:3.6kW(5ps)/1800-2500rpm
●補助モーター(BSG)最大トルク:19.2Nm/1800rpm
●トランスミッション:電子制御7速AT(7EDC)
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:プレミアム・48L
●WLTCモード燃費:17.4km/L
●タイヤサイズ:215/55R18
●車両価格(税込):409万円

[ アルバム : 「ルノー キャプチャー」マイナーチェンジ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

1件
  • dke********
    え!!
    1333ccで58hpしかないの?!
    軽自動車以下じゃん!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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