2024年F1第12戦イギリスGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは15位、周冠宇は18位でレースを終えた。
■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=15位(51周/52周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム→インターミディエイト→ソフト
コースの状況はすごくトリッキーだった。特にダンプ状態の路面をスリックで走っている時にはね。それでも、重要な判断はすべて適切だったと思う。タイヤのスイッチに関しても、僕らはいつも一番早い方で、コンディションを正しく読めていた。不必要なピットストップもなく、状況が絶えず変化する中で最善の対応をしていたと思う。ピットでの作業もスムーズだった。
残念なことに、僕はどちらのコンディションでもややペースに欠けていたが、それでもなお、スタートしたポジションよりは上の順位でフィニッシュできた。個人的には、ルイス(・ハミルトン)の優勝を見られて、本当にうれしかった。しかも彼にとってはホームグランプリだからね。これが彼にとってどれほど大きな意味を持つか、そしてこのレースが彼にとってどれほど重要か、僕はよく知っているんだ。
これからの約2週間は改善に専念できる。まもなくアップグレードが投入されることになっていて、それが僕らの継続的な進歩に役立ってくれることを願っている。他のチームがやってきたのと同じようにね。
■周冠宇(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=18位(50周/52周)
14番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→インターミディエイト→インターミディエイト→ソフト
今日はまったくツイていなかった。僕は雨が降り始めるまでの時間を最大限に生かそうと考えて、ソフトタイヤでスタートした。そして、実際にいくつか順位を上げていたのだが、残念ながら雨が来るのが遅すぎて、それ以前にタイヤが終わってしまっていた。だから、仕方なくミディアムに履き替え、ようやく雨が降り始めたところでまたピットに入って、インターミディエイトに交換したんだ。まあ、レース序盤の段階で、もう僕のレースは損なわれたという感じだったけどね。
全体として、予選でのペースはバルセロナの時に近いようにも思えたけど、以前のようにポイント争いに加わっていくには、まだやるべきことがたくさんある。それは長い道のりになるかもしれない。でも、すぐに効果が見られる対策が見つかるといいとも思っている。
ヨーロッパでのトリプルヘッダーを終えて、これからブダペストへ向かうまでの時間を、クルマへの継続的な取り組みと適切な改善の努力に傾けることができる。ハンガロリンクは、過去には僕らのクルマによく合っていたコースでもあるんだ。
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