車種別・最新情報 [2023.03.27 UP]
レクサスNX“らしさ満点”グレードはこれ! イチ推しモデルの魅力に迫る
レクサス「NX」一部改良 乗り心地向上&内装のカラー配色を刷新
2023春版・国産車ブランド別“イチ推し”セレクション
ブランドを代表するモデルをセレクトして、そのブランドらしさ、そのモデルらしさを深掘り! 「らしさ」のポイントをわかりやすく解説し、「らしさ」満点グレードを選定する。
●文:川島茂夫
LEXUS NX
●価格:435万~738万円
多様なパワートレーンで新世代レクサスの走りが味わえる
トヨタ車がTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)によって新世代となったように、レクサス車も新世代への更新が進む。その第一弾となったNXは、レクサスとしては普及価格帯で人気ジャンルに挑んだ意欲作だ。
■主要諸元(NX350 “Fスポーツ”) ●全長×全幅×全高(mm):4660×1865×1660 ●ホイールベース(mm):2690 ●車両重量(kg):1780 ●パワーユニット:2393cc 直列4気筒ターボ(279PS/43.8kg・m) ●トランスミッション:8速AT ●WLTCモード総合燃費:12.2km/ℓ ●タイヤ:235/50R20
奇をてらわず、誠実に
上質・上級を具現化
レクサスではNXを新世代レクサスの第一弾と位置付けているが、現行モデルが先代からのコンセプトや志向を大きく変えたとは思っていない。ある意味では先代からレクサス新世代だったとも言える。
オンロードを主とした高性能プレミアムSUVとしてNXは開発されているが、パッケージングやキャビン機能はミドルSUVらしくまとまっており、プレミアム性やスペシャリティの雰囲気のための奇抜さはほとんどない。フットワークの質感など走りのプレミアム性へのこだわりはあるが、意外と理性的あるいは堅実なモデルだ。
NXの見所は走行性能である。スプリット式ハイブリッドとそれをベースに電動性能と走行バッテリーを強化したPHEV、2.4ℓターボと2.5ℓのNAの4タイプのパワートレーンを設定。同クラスでは珍しく用途や予算に合わせた選択幅が広い。
その他の魅力ではスマホを用いた車外からのリモコン駐車や車間距離対応エンブレ制御など小技を利かせた運転支援にも注目。NX限定というわけではなくトヨタ/レクサスの最新仕様だが、車格演出の機能だけでなく、実践力の高い機能を充実させているのもNXらしい部分である。
存在感のあるグリルをはじめ、ひと目でレクサス車とわかるデザインを採用。高さを抑えたフォルムはクーペ的だ。大径タイヤとの対比からもコンパクトさが見てとれるが、そのサイズにふさわしい高級感を醸し出している。
14インチ(写真)または9.8インチのセンターディスプレイなど最新モデルとしての装備を備える。センターコンソールの造形でコックピットの独立感を高め、高級感や落ち着きを重視してデザインされているのも特徴だ。
PHEVからターボ(写真)やNAまで、パワートレーンの選択肢が豊富なのもユーザーにとってうれしい点だ。動力性能やフィーリングはそれぞれだが、いずれを選択しても新開発の車体と相まってその走りを楽しむことができる。
“NXらしさ”ココにあり!!
・PHEVまで揃える多彩なパワートレーン
・オンロードでの爽快なフットワーク
・リモコン駐車も用意する運転支援機能
PHEV(写真)は電動のもたらす先進的な走り、HEVやNAは落ち着いた走りと好燃費、ターボ車は操る楽しさ…。NXだけで様々な好みに高い次元で応えてくれる。今のレクサスの走りを味わうのに好適なモデルと言える。
“らしさ満点”グレードは?
NX350“Fスポーツ”
●価格:599万円
プレミアム性と時代性ならPHEVのNX450h+系が狙い目。ミドルSUVの標準的な用途ならハイブリッドのNX350h系がバランスよくまとまっている、ただ、オンロードでの性能とファントゥドライブをNXの魅力とするなら2.4ℓターボ+8速ATのNX350“Fスポーツ”だ。ターボの加速の昂揚感や懐深いハンドリングで操る楽しさも格別。
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みんなのコメント
今度のはマツダ車日産ムラーノみたいなずんぐりむっくり
ハリアーの方が良いんじゃないの?
内装は手抜き野暮ったい単なるRAV4のデザイン違い
まぁ欧州では普通にCX60の方が選ばれるだろうね