怪我から5レースぶりに復帰したダニエル・リカルド(アルファタウリ)は、F1アメリカGPのスプリントを12位で終えたが、腕が錆びついていたと語った。
オランダGPフリー走行でのクラッシュで手首を骨折したリカルドは、アメリカGPで5レースぶりに復帰した。
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スプリント・シュートアウトで11番手となったリカルドは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がペナルティを受けたことで10番グリッドから久々のレースに臨んだ。
しかしスタートでふたつポジションを落とし、そのままポジションを上げられず12位でレースを終えた。
復帰戦がどうだったかを聞くと、彼はmotorsport.comに次のように答えた。
「良いところも悪いところもあったと思う」
「良かったところはとても楽しかったことだ。グリッドに戻ってくるのすら本当に楽しんでいた。レース週末のなかでいつも好きな感覚なんだ。ライトが少しずつ点灯して、スタートが切られるときのアドレナリンが出てくる感じ。人生で他にあまり感じられないことだ。だから本当に楽しかった」
「僕は経験豊富だからあまりこういうことは言いたくないんだけど、今年はあまり経験していなかったからね」
「レースでは少し錆びついていたと思う。ターン1では、もう少し早くイン側で詰まってしまうことに気づくべきだった。僕がそこに留まったせいで、何台かアウト側から交わされてしまった」
「ちょっと読みが甘かったと思う。でもレースを通して改善はできたと思っている。でも決勝に向けてまだいくらか課題が残っている」
「金曜日に比べれば、土曜日の予選は間違いなく良かったと思う。でも僕たちは内輪で11番手をキープしている(金曜予選で角田裕毅が11番手)んだって、ジョークを飛ばしているんだ」
「Q3は僕らにとって大きな目標だし、今日のラップには満足しているけど、それでも11番手なんだ。今日の改善には満足している」
リカルドは19周のスプリントで手に問題はなかったと語った。
「正直なところ、今日は問題なかった。明日はおそらく、レースでのフィットネスが最大の課題だと思う。もちろん、休む前は2レースをやっていたけど、それ以来何もしていないからね!」
「明日は他の選手より少し汗をかくだろうね。でも、正直なところ、思っていたよりもいいレースができたと思う」
カタールを欠場し、復帰を遅らせたのは正しい判断だったかと問われ、彼は「ああ、間違いない」と答えた。
「カタールを欠場して復帰を遅らせたのは正解だったと思う」
「復帰して言い訳をするのが一番怖かった。チームは動揺するし、僕も動揺する。誰も得しないんだ。だからこのアプローチには満足している」
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