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伊藤かずえさん「新車の香りがする!」31年・26万キロ連れ添った愛車「シーマ」との再会に思わず涙… 日産がシート地まで復刻させるフルレストアを実施

2021年12月7日(火)、日産はかねてより実施していた日産 初代「シーマ」(平成2年式)のレストア作業(新車同様に修復すること)を完成し、オーナーの女優 伊藤かずえさんに引き渡した。30年以上、走行距離およそ26万キロに渡りワンオーナーで乗り続けてきた伊藤さんが、愛車の様子をSNSでアップし話題を呼んだことがきっかけとなり、日産自動車が修復に名乗りをあげたのだ。東京・銀座の日産ショールーム「NISSAN CROSSING」で行われた完成披露会の模様を、新車の状態に復元されたシーマの写真と共にご紹介しよう!

きっかけは伊藤かずえさんのSNS投稿から

>>オーナー 伊藤かずえさんも感涙! 美しく生まれ変わった日産 初代シーマの内外装を写真でもっと見る(全68枚)

日産は2021年12月7日、4月より実施していた日産 シーマのレストア作業を完了した。オーナーは、1990(平成2)年に新車で購入した女優の伊藤 かずえさん。

東京・銀座4丁目交差点のショールーム「NISSAN CROSSING(ニッサンクロッシング)」で行われた完成お披露目と引き渡しの模様をお届けしよう。

今回の取り組みのきっかけは2020年のこと。伊藤さんが自らのSNSで、愛車シーマを1年点検のため日産ディーラーに出した際の投稿が話題を呼んだのだ。30年乗り続けてきたお礼にと、日産販売店のスタッフから花を贈られたことに感激したとつづられている。

その後もSNSは拡散され、日産の耳にも入ることに。社内で有志チームが立ち上がり、2021年4月よりレストア作業が始まった。

生まれ変わった初代シーマは12月8日から22日まで一般公開される

会場でアンベールされた愛車シーマと初対面した伊藤さんは『あまりにもピカピカでびっくり』と思わず感涙。しかし、美しく仕上げられた内外装のみならず、走りのコンディションまでしっかり整えたという説明を聞き『いっそサーキットで乗ってみたい』と再び笑顔を見せた。

伊藤さんは『来年はこのシーマで長距離をドライブしたい。お墓のある福島、そして若いころに撮影所までシーマで行ったことがある京都へ行きたい。“いっちゃえ福島”、“いっちゃえ京都”です』と、日産の企業メッセージ「やっちゃえニッサン」にかけて会場を笑わせていた。

なおこのシーマは、2021年12月8日(水)から12月22日(水)までNISSAN CROSSING(東京都中央区銀座5-8-1)にて一般公開される予定。伊藤さんも『遠方の方も実際にいらして、細部まで観て欲しい』とアピールしていた。

平成2年にタイムスリップ!? 1990年式、走行距離26万キロ超の初代日産 シーマ…しかしそこに飾られているのは「新車そのもの」だった!

伊藤さんの愛車、FPY31型初代「日産 シーマ」は1990(平成2)年式。当時のシーマは日産モーター店で売られる「セドリック シーマ」と日産プリンス店で売られる「グロリア シーマ」があったが、伊藤さんの愛車は前者である。

グレードは、255psを発揮するV6 3リッターDOHCターボとエアサスペンションを搭載する上級グレード「タイプIIリミテッド」だ。

展示された初代シーマの車内をのぞいてみると、オドメーターには「266694」の数字が刻まれているのを確認出来た。およそ31年間で26万6000キロ以上を走ってきたことになる。

しかし銀座・NISSAN CROSSINGに飾られるシーマの姿は新車そのもの。伊藤さんも『新車の匂いがする!』と興奮していた。

まるで平成初頭、当時同じ場所にあった「日産 銀座ギャラリー」ショールームへとタイムスリップしたような不思議な感覚にとらわれたのは筆者だけではないはずだ。

「シート地やシートベルトは新たに作成しました」レストアを実施したオーテックジャパンの担当者に直撃!

伊藤かずえさんのシーマを実際にレストアしたのは、日産のグループ会社であるオーテックジャパン。個人や法人、官公庁などから個別架装のオーダーを受ける部門が請け負った。例えば高級ミニバン「エルグランド」の後席をVIP用にワンオフでカスタマイズするような業務のかたわら、日産が収蔵する歴史的名車(ヘリテージカー)の修復作業なども行っているのだ。

シーマを担当したオーテックジャパン 生産技術・製造部 一品手配・設計グループの松木 良晃さんにお話を伺った。

特に苦労したのはシートだという。日常的に活躍していただけに、シートは相応にヘタっていたようだ。そういえば伊藤かずえさんのSNSでも、シートの上に古いジーンズを再生したシートカバーをかけて愛用する微笑ましい様子がアップされていた。

さすがに製造メーカーにも生地の在庫はない。残ったシート地などを基に、内装表皮などを製造するセーレンで新たにいちから織ってもらったというからスゴイ。

シーマのピラーレスハードトップに合わせ、センター部の取り外しも可能な構造になっている独自のシートベルトも同様。こちらはエアバッグやシートベルトなどを製造するオートリブが担当し、現在の基準に合致した仕様で造り直した。

高性能なV6 3リッターターボやエアサスペンションの仕上がりについても、日産で40年に渡りシャシー評価をするテストドライバーが確認をしたという念の入れようだ。

「レストアはおいくらくらいかかりましたか」と聞くと『費用に換算するのは難しいが、新車のシーマを超えるの確か』(日産自動車 日本マーケティング本部 松村 眞依子さん)とのこと。つい野暮なことを聞いてしまった。なにより、歴史的名車が見事に復活したことを喜びたい。

「娘の代まで受け継いで大事に乗りたい」と語る伊藤かずえさん

見事に復活したシーマを前に『もったいなくて運転出来ないかも』と笑う伊藤さん。ただ、遠い将来に自らが免許返納した後も『最近免許を取った娘に継がせたい』と語っており、この先も大事に乗り続けることを宣言した。

新車同然に生まれ変わったシーマは、この先も伊藤家で活躍していくことになるだろう。SNSなどを通じて、その様子を見守っていきたいところだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:NISSAN・MOTA編集部]

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