欧州のハッチバック需要に期待
キアは、人気の高いSUVには特化せず、ハッチバックとセダンにも力を入れていく方針だ。現在、新型のCセグメント車『EV4』および『K4』を欧州で発売する準備を進めている。
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キアの副社長テッド・リー氏はAUTOCARの単独インタビューに応じ、ハッチバックの販売を継続し、まったく新しいモデルも発売することを明らかにした。特に、欧州ではハッチバックモデルに「大きな需要」があるとの認識だ。
10月に発売予定の新型EV4は、同社が欧州で生産する最初のEVとなる。ハッチバックとセダンの2種類があり、ハッチバックはスロバキアの工場で生産されるが、セダンは韓国から輸入される。
また、最近ニューヨーク・モーターショーで公開されたガソリンエンジン搭載バージョンの新型K4も加わり、欧州で現行のシードの後継車となる。K4はメキシコ工場でハッチバックとセダンの両方が生産される。
さらにステーションワゴンタイプも開発中で、K4は3車種のモデルラインナップとなる見込みだ。
キアは欧州市場に対して自信を見せている。リー氏はキアが現在「欧州で強い立場にあります。特に英国では、非常に強力です」と述べた。
リー氏は、キアの英国事業がグローバル事業に統合された2002年に、同部門に韓国人として初めて入社した人物だ。現在は、韓国以外の地域における同社のグローバル事業を統括している。
2024年の欧州におけるキアの売上は前年比でわずかに減少したものの、2020年以降では30%以上伸びている。英国では3年連続で10万台以上の販売を達成し、2025年には2位のBMWに300台差で3位につけている。
欧州では中国ブランドとの競争が激化しており、「厳しい市場」となっているとリー氏は認めた。今後はアフターサービスや部品供給、顧客体験のさらなる強化に注力していくとしている。
「市場におけるキアの優位性を強化しなければなりません」と同氏は述べた。
欧州での価格競争に加わることなく、強引に売り込むこともしない。その代わりに、ブランドの「持続的な成長」を支えてきた残存価値(リセールバリュー)に引き続き注力していく。
リー氏によると、クルマをディーラーや顧客に割引価格で押し付けるのではなく、顧客の需要に応じて生産・販売するという戦略によって、高い残存価値を維持してきたという。
リー氏はこれを「健全なサイクル」と表現し、「とても簡単に聞こえるかもしれませんが、実際には強い決意と新年が必要です」と述べた。
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