2026年2月にマイナーチェンジを受けた日産 アリア。高級感のある電動クロスオーバーSUVとして改良前から人気の車種だ。マイナーチェンジで上質さと走りの質感をさらにアップさせたアリアをベストカー編集部員の面々が評価する!!
※本稿は2026年4月のものです
【画像ギャラリー】一度試乗したいぞ!! マイチェン版日産アリアの質感と迫力をチェック!!(15枚)
文:ベストカー編集部/写真:奥隅圭之、日産
初出:『ベストカー』2026年5月10日号
アリアとはどんなクルマ?
先進性と実用性を高次元で両立した、日産初となるEVクロスオーバーSUV。マイナーチェンジ前から滑らかなデザインや上質な室内空間が高く評価されており、前後モーターを統合制御する「e-4ORCE」によって、高い安定性と快適な乗り味も実現。
航続距離や使い勝手にも優れ、日常からロングドライブまで幅広く対応する一台として進化を続けている。
編集長・飯嶋はこう見た!
●各項目の評価
・パワー感:★★★★☆
・乗り心地:★★★☆☆
・内装の質感:★★★★☆
・魅力度:★★★☆☆
乗り心地を改良したとのことですが、基本的な性格はマイナーチェンジ前と変わっていないと感じました。
比較的キレイな道ではたしかに上質と思わされましたが、道が悪いところだと、アシがけっこう締まっているのがわかります。突き上げられるような感覚はないですけどね。
動力性能はいいです。じんわりアクセル踏めば重厚感を伴った動きを見せ、ひとたび踏み込めば顔がひきつるような加速を披露します。アリアって前からこんな加速しましたっけ?
とまあ、クルマとしてのデキは間違いなくよくなってるので、気になってる方はぜひ試乗をお薦めします。
副編集長・古川はこう見た!
●各項目の評価
・パワー感:★★★★☆
・乗り心地:★★★★☆
・内装の質感:★★★★☆
・魅力度:★★☆☆☆
マイナーチェンジしたアリアは改良ポイントのひとつに挙げているように、乗り心地がとてもよくなっていた。
特に道路のつなぎ目などの小さな凹凸の突き上げが抑えられていてソフトな乗り心地。加速フィールなども含めて全体的に滑らかな乗り味がとても印象的だった。
インテリアもインパネなどにシートに合わせたカラーのソフトな素材が使われるなど質感が高い。ただし、試乗車のB6 e-4ORCEは約728万円で、ナッパレザーのシートをはじめ118万円ものオプション付き。BEVは補助金が付くとしても、コスパはいまひとつか? と思いました。
副編集長・林はこう見た!
●各項目の評価
・パワー感:★★★★★
・乗り心地:★★★☆☆
・内装の質感:★★★★☆
・魅力度:★★★☆☆
BEVらしい走り出しからの力強さや、静粛性、和のテイストを取り込んだ高級感のある内装などは、「おっ!」と思わせる。
マイナーチェンジ前のアリアB6の試乗時に感じた足回りの硬さについては、新型になり多少改善はされたものの、もう少ししなやかさが欲しいと感じてしまう。スムーズな路面ではしっとりとした乗り味だが、凸凹が連続する路面では車体全体が大きく揺すられてしまう。
そのほか気になるのは、Aピラー付け根にあるBOSEスピーカーによる死角の増加と、後方視界の狭さ、前席まわりの収納スペースの少なさだろうか。
編集部員・飯干はこう見た!
●各項目の評価
・パワー感:★★★★☆
・乗り心地:★★★☆☆
・内装の質感:★★★★☆
・魅力度:★★☆☆☆
すべてが「絵空事」に感じてしまうのだ。美しい妻と賢そうな子ども、自宅は公園近くのデザイナーズハウス。「幸せそうな家族を描いて」とAIに頼むとそんな絵が出てきそうだが、リアルな暮らしはそんなに甘くない。
病気もリストラも不登校もあり、それでも少しの喜びを大切にし、許し合いながら日々を過ごす。それが思い出になり、何年後かに笑い話になる。
そんな奥深さがないから運転していて何も伝わってこないし「ただ移動しているだけ」になる。アリアに乗って、そんなこと考えちゃった。うん、めんどくさいね、俺(笑)。
編集部員・梅木はこう見た!
●各項目の評価
・パワー感:★★★☆☆
・乗り心地:★★★☆☆
・内装の質感:★★★★☆
・魅力度:★★☆☆☆
マイナーチェンジで乗り心地がよくなったというけど、うーん、ちょい荒れ気味の路面を走るとフロアがブルブル振動して路面のザラザラ感を伝えるのよ。ゴツゴツとしたショックアブのフリクションはないんだけど、2トン超えの車重なんだから、もうちょいたおやかな乗り心地がほしいな。
スポーツモードでアクセルベタ踏み発進をしても骨盤が蹴り出されるような不快感はなく、トルク制御の緻密さを感じ好印象です。
プロパイロットのACC、首都高の渋滞でもうちょい緩やかな減速をすると快適だから、同乗者がいる場合はオレが自分で操作するぜ。
編集部員・鈴村はこう見た!
●各項目の評価
・パワー感:★★★☆☆(3.5)
・乗り心地:★★★☆☆
・内装の質感:★★★★☆
・魅力度:★★★☆☆
グリルの必要がないBEVで、ボディ同色にするのは流行なの? ファッションコーディネイトの場合、上下黒でも足もとのスニーカーや靴下を賑やかにしたほうが、メリハリがつくやん。
マイナーチェンジ前のブラックアウトされていた仕様のほうが引き締まった印象があって、個人的には好みだったかな。
運転中に便利だなと再認識したのは、電動センターコンソール。マイナーチェンジで、ワイヤレス充電器がコンソール下側の前方へ移動になったことで、収納スペースの容量がアップしてる。自分のライフスタイルに合わせて使えるのがよきポイントね。
アシスタント・森本はこう見た!
●各項目の評価
・パワー感:★★★★☆
・乗り心地:★★★☆☆
・内装の質感:★★★★★
・魅力度:★★★☆☆
先代から受け継がれる居心地のよい室内空間は健在で、前後席ともに背もたれの質感や足元の充分なゆとりから、快適性の高さを改めて実感しました。
久々のサンルーフにワクワクしてしまい、つい開けてみちゃったり。全体的な開放感はとても魅力的だったけれど、後席に座った際の頭上空間はややタイトに感じてしまいました。
また、グローブボックスに配置された物理スイッチのクリック感が個人的にハマってしまった一方で、パーキングブレーキは、教えてもらうまで自分では見つけられませんでした。不甲斐ない……。
マイナーチェンジで何が変化した?
最大の変更点は、快適性と顔つきだ。従来モデルの魅力を引き継ぎつつ、内外装と機能面を中心にブラッシュアップが図られた。フロントグリルはボディ同色となり、よりクリーンで先進的な印象へ。
また、Google搭載によりナビ操作はスマートフォン感覚へと進化し、足まわりも最適化。しなやかな乗り心地を実現するとともに、外部給電機能の標準化で利便性も高められている。
補助金のあれこれ
令和7年度補正予算で導入された新制度により、最大129万円の補助を維持。大幅増額されたことによって、負担を抑えやすくなっている。
現行制度はそのまま継続中だが、補助額は見直し前提のため将来的な減額リスクもあるため、早めの判断がカギとなるだろう。
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マイチェン前はデザイン面では世界でも評価されてたのに