現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 頼もしき正統派SUVが誕生。スバル新型フォレスター【最新ハイブリッドで魅力爆上げ】

ここから本文です

頼もしき正統派SUVが誕生。スバル新型フォレスター【最新ハイブリッドで魅力爆上げ】

掲載 11
頼もしき正統派SUVが誕生。スバル新型フォレスター【最新ハイブリッドで魅力爆上げ】



スバルは新型フォレスターの国内導入を発表した。価格は404万8000~459万8000円。

→【画像】頼もしき正統派SUVが誕生。スバル新型フォレスター【最新ハイブリッドで魅力爆上げ】

●文:ヤングマシン編集部

国内仕様は6つのグレードを設定

発表された新型「フォレスター」は、走る愉しさを追求できる優れた運動性能や、多様なニーズに対応するユーティリティなど、歴代モデルに受け継がれてきた基本機能はそのままに、本格ハイブリッド「S:HEV」や進化したアイサイトを採用したことで、日常から非日常まで幅広く活躍できる正統派SUVに仕立てられている。

―― 大きく開口したグリルとシャープなヘッドランプ&シグネチャーランプなどで、タフなイメージもプラス。

―― 長年スバルが培った駆動制御技術が注がれていることもあって、走る場所を選ばないことも強み。

―― アイサイトも最新世代にアップデート。高速道路でハンズオフ運転も可能となるアイサイトXも選択できるようになっている。

新型フォレスターの概要

◆グレード構成

SPORT:404万8000円
SPORT EX:419万1000円
X-BREAK S:HEV:420万2000円
X-BREAK S:HEV EX:447万7000円
Premium S:HEV:448万8000円
Premium S:HEV EX:459万8000円

ストロングハイブリッドシステム「S:HEV」搭載の「X-BREAK」は、アクティブなアウトドアライフを志向する顧客層をターゲットとしたグレードとして展開。撥水ポリウレタンシートやラダーレール式ルーフレールを標準装備とするなど、SUVとしての堅牢性を強調した外観と機能性がプラスされている。足もとは18インチアルミとオールシーズンタイヤとの組み合わせ。ここからもレジャービークルを意識した選択を感じることができる。

―― 「X-BREAK S:HEV EX」

最上級グレードの「Premium」は、上質さと快適性を重視するユーザーを強く意識した仕様。パワートレーンはストロングハイブリッド「S:HEV」を採用。質感の高い撥水ファブリック/撥水トリコットシートが標準装備となる。

ルーフレールは埋め込み式を採用するなど、都会的なイメージを強調することで、洗練された印象を高めていることも訴求点のひとつ。装備面では、キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートを搭載するほか、足もともシリーズ唯一となる19インチアルミとサマータイヤの組み合わせ。オプションとして本革シートも選択可能になる。

―― 「Premium S:HEV EX」

1.8Lターボエンジンを搭載する「SPORT」は、軽快な走行性能とスタイリングを重視するユーザーがターゲット。専用サスペンションチューニングでS:HEV車とも差別化が図られる。機敏でダイレクトなハンドリングと、スポーティーな乗り心地も特徴のひとつになる。

―― 「SPORT EX」

◆エクステリア:サイズほぼ不変、悪路強さもしっかりと継承

フロントグリルからヘッドランプまでを連続させた造形によりワイド感を強調し、上下分割タイプのフロントバンパーにより本格SUVらしい厚み感も表現。フェンダーの張り出しと厚みを持たせたサイドウインドゥ周辺の造形や、リヤの左右コンビネーションランプを繋ぐデザインをあわせることで、前後のバランスに優れたボリュームのある堂々としたプロポーションを実現している。

ボディカラーは、新色リバーロックパールを含む全11色を設定。新たにブラックルーフとの2トーンカラーも展開される。

―― 新色となるリバーロックパールは、大自然をイメージさせるグレイッシュなアースカラー。

◆インテリア:シートはシートレール直結となり揺れを抑制。快適性の向上も見逃せない

ヘキサゴンパターンを採用することで、SUVらしいタフさを表現したインパネは、センターコンソール上面の位置を高くとることで包まれ感や上質感を高めたほか、操作性向上も図られたレイアウトに仕上げている。先代の泣きどころだったメインモニターも、最新スバル車に共通する11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを採用したことで、一気に近代化している。

シートは、仙骨を押さえて骨盤を支えるシート構造に加え、シートレールを直接車体に固定するタイプに変更したことで、身体やシートそのものの揺れを巧みに抑制し、快適な乗り心地を実現。快適性の向上も魅力となる。

―― 新型はインパネ中央に11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを配置される。設計年次の古さを感じていた先代に比べると、スバル車共通のレイアウトにアップデートされたことで、世代が大きく進んだ印象を受ける。

前後のドアトリムなどの内装加飾は、グレード毎に異なるデザイン&素材を適所に配置することで、おのおののグレードに価値を感じる存在感を強調。色の巧みな使い分けで、所有欲をくすぐるキャビン空間としている。

―― 最上級グレードの「Premium」は、メーカーOPで本革シート(ナッパレザー/ウルトラスエード)にも対応可能。

◆パッケージング&ユーティリティ:使いやすい荷室はさらに進化。足で操作できるハンズフリーパワーリヤゲートも採用

荷室は、荷物の出し入れがしやすい広い開口部を確保したことに加え、6:4分割可倒式リヤシートにより拡張性も強化。多様な荷物に対応できる十分な容量が確保されている。さらにリヤゲートにはフォレスター初となるキックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートも採用するなど、実生活で利便性の向上も図られている。

―― 使いやすい荷室性能もフォレスターの大きな魅力。新型はキックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートにも対応している。

―― 荷室側面には、バーやラックなどさまざまな用品アクセサリーを装着することができる、荷室ユーティリティナットやカーゴフックを配置。

―― X-BREAKの荷室は、汚れモノに強い撥水カーゴ仕様となるなど、アウトドアユース適性がさらに高まっている。

マルチメディアシステムの11.6インチセンターインフォメーションディスプレイは、ナビゲーション機能/ETC2.0車載器キットを標準装備。Apple CarPlayへのワイヤレス接続にも対応するなど、利便性の向上も図られた。また、運転席のメーターも、12.3インチフル液晶メーターをフォレスターとして初採用。

オーディオは、専用11スピーカー(フロント6+リヤ4+サブウーファー)が組み合わされるハーマンカードンサウンドシステムを、X-BREAK S:HEVを除いた5グレードにOP設定される。

―― 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムは、全グレードに標準装備。ナビゲーション機能とETC2.0車載器キットも含まれる。

◆ボディ構造&パワートレーン:スバル独自の「シンメトリカルAWD」はそのまま、ストロングハイブリッド化を実現

フルインナーフレーム構造のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用したことで、ボディの高剛性化と軽量化を実現。

フロントサスペンションクロスメンバー/リヤサブフレーム/フロントシート取り付け部などの剛性向上や、高減衰マスチックや防音材の最適化、静粛性と乗り心地も向上させている。

―― 走行性能向上を意識した本格メカニズムの採用も新型の魅力のひとつ。

パワートレーンはストロングハイブリッドのS:HEV(X-BREAK/Premium)と、1.8L直噴ターボ(SPORT)の2つを設定。

S:HEVは、専用となる2.5L水平対向エンジンと高出力モーターを組み合わせたシリーズパラレル方式を採用。駆動モーターは最高出力88kWを発生し、専用トランスアクスルと機械式AWDが組み合わされることで、幅広い走行シーンで優れた走行安定性を実現。スバル車らしい走りの愉しさと、燃費環境性能を両立したスバルらしいハイブリッドシステムになる。

―― ストロングハイブリッド車には、2.5L水平対向4気筒エンジンに2つのモーターを組み合わせた「S:HEV」を搭載。高速走行時に優れた性能を示し、従来型のハイブリッド車(e-BOXER)に比べて大幅な動力性能向上と燃費効率の改善が見どころ。

1.8Lターボ車は、日常での扱いやすさを重視し、低回転域から300Nmもの高トルクを発生するダウンサイジングターボを搭載。フォレスターでは、アクティブトルクスプリットAWD制御の最適化が図られ、より精緻な前後駆動力配分を実現。レーンチェンジでの操舵初期の応答性とライントレース性が向上するなど、路面状況の変化に対する安定性も高まっている。

―― 1.8L水平対向4気筒エンジン「CB18」は、日常での扱いやすさを重視した実用エンジンという顔も併せ持つ。高速走行から街乗りまで扱いやすいことも魅力のひとつ。

◆安全性能:アイサイトは、センシング能力が向上した新世代型に進化

新世代アイサイトは、ステレオカメラに加え、広角単眼カメラと前側方レーダーを搭載することで、プリクラッシュブレーキの対応力を強化。ボディ構造もバンパービームの拡大や衝突サブフレームを追加したことで、衝突エネルギー吸収効率も向上させている。

―― スバル自慢のアイサイトは、最新世代にアップデートされたことで、障害物検知能力や走行制御も進化。

また、歩行者保護エアバッグは、エアバッグ展開領域がAピラー後方まで拡大したサイクリスト対応型に進化している。

―― 先代は歩行者を想定したシステムで、頭部保護領域をAピラー下端までとしていたが、新型では保護領域をAピラー後方部まで拡大。サイクリストの保護にも対応したエアバッグとしている。

アイサイトX(Premium S:HEV EX/X-BREAK S:HEV EX/SPORT EX)を、フォレスターとして初搭載。渋滞時ハンズオフアシスト/アクティブレーンチェンジアシスト/カーブ前速度制御などの機能により、ドライバーの運転負荷を軽減し、よりスムーズな運転を支援する。

ドライバー異常時対応システムは、ドライバーモニタリングシステムとの連携が強化され、わき見や居眠りにも対応。異常検知時にはコーストダウンやパルスブレーキによる注意喚起を行う機能も追加されている。

―― グレードPremium S:HEVPremium S:HEV EXX-BREAK S:HEVX-BREAK S:HEV EXSPORTSPORT EX駆動方式AWD(クラッチ開放制御)AWD(常時全輪駆動)全長×全幅×全高(mm)4655×1830×1730乗車定員(名)5ホイールベース(mm)2670最低地上高(mm)220車両重量(kg)1750173017401640燃料消費率(WLTCモード)(km/L)18.418.813.6燃料タンク容量(L)63燃料種類無鉛レギュラーガソリンエンジン種類水平対向4気筒 2.5L DOHC 16バルブ AVCS直噴水平対向4気筒 1.8L DOHC 16バルブ デュアルAVCS直噴ターボ “DIT”最高出力 [ネット] [kW(ps)/rpm]118(160)/5600130(177)/5200-5600最大トルク [ネット] [N・m(kgf・m)/rpm]209(21.3)/4000-4400300(30.6)/1600-3600駆動用モ―ター型式・種類MC2・交流同期電動機−−最大出力 [kW(ps)]88(119.6)−−最大トルク [N・m(kgf・m)]270(27.5)−−駆動用バッテリー種類リチウムイオン電池−−容量 [Ah(2h)]4.3−−変速機リニアトロニックステアリング歯車形式ラック&ピニオン式サスペンション形式[前輪/後輪]ストラット式独立懸架/ダブルウィッシュボーン式独立懸架主ブレーキ形式油圧・回生ブレーキ協調式2系統油圧式(倍力装置付)ブレーキ形式 [前/後]ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスクタイヤサイズ235/50R19225/55R18225/55R18

―― 新型フォレスターのシフト。

―― グレードによってルーフレール形状が異なる。上はX-BREAK、下はPremiumとSPORT。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

侮れない選択肢──新型スバル フォレスターSPORT EX試乗記
侮れない選択肢──新型スバル フォレスターSPORT EX試乗記
GQ JAPAN
スマートキーにセンタースタンドも?!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(3)〈装備編〉
スマートキーにセンタースタンドも?!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(3)〈装備編〉
WEBヤングマシン
先進車体で“F”フォルムを再現!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(2)〈スタイリング編〉
先進車体で“F”フォルムを再現!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(2)〈スタイリング編〉
WEBヤングマシン
洗練されたSUV──新型スバル フォレスターSPORT EX試乗記
洗練されたSUV──新型スバル フォレスターSPORT EX試乗記
GQ JAPAN
1.8Lターボ搭載の新型スバル フォレスターSPORTから感じた、懐かしさと上質な走り味の好バランス
1.8Lターボ搭載の新型スバル フォレスターSPORTから感じた、懐かしさと上質な走り味の好バランス
Webモーターマガジン
【試乗】都会派も泥派も満足できる「クロスオーバーSUVの完成系」! 新型SUBARUフォレスターに乗ったら完成度に衝撃!!
【試乗】都会派も泥派も満足できる「クロスオーバーSUVの完成系」! 新型SUBARUフォレスターに乗ったら完成度に衝撃!!
WEB CARTOP
SUVのクラウン登場!! ついに発売のクラウンエステート! どんなクルマになった?
SUVのクラウン登場!! ついに発売のクラウンエステート! どんなクルマになった?
ベストカーWeb
スバル新型「フォレスター スポーツ」がスゴい! パワフルな水平対向ターボ&初の「アイサイトX」がめっちゃイイ! 全方位で進化した「最新SUV」の実力は?
スバル新型「フォレスター スポーツ」がスゴい! パワフルな水平対向ターボ&初の「アイサイトX」がめっちゃイイ! 全方位で進化した「最新SUV」の実力は?
くるまのニュース
【ハイブリッドとターボの価格差、元を取るには】スバル フォレスター スポーツEXに試乗
【ハイブリッドとターボの価格差、元を取るには】スバル フォレスター スポーツEXに試乗
driver@web
「永遠のR1」「やっぱりバイクはトルク!」2025最新モデル発売カレンダー【2025年5月前半版】
「永遠のR1」「やっぱりバイクはトルク!」2025最新モデル発売カレンダー【2025年5月前半版】
WEBヤングマシン
扱いやすく特性を変更?!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(4)〈エンジン&シャーシ編〉
扱いやすく特性を変更?!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(4)〈エンジン&シャーシ編〉
WEBヤングマシン
【アップデート情報!】50年以上メルセデス・ベンツSクラスは威風堂々と街中を走り続けている 現行W223モデルの包括的な技術アップデート情報!
【アップデート情報!】50年以上メルセデス・ベンツSクラスは威風堂々と街中を走り続けている 現行W223モデルの包括的な技術アップデート情報!
AutoBild Japan
【徹底解説&試乗】売れ筋はウルトラ!ボルボXC90乗るならマイルドハイブリッド
【徹底解説&試乗】売れ筋はウルトラ!ボルボXC90乗るならマイルドハイブリッド
AUTOCAR JAPAN
「カスタム感イイ」「無印はおあずけ」最新中古相場もわかる! カワサキの人気ヘリテイジ800cc【2019モデル】
「カスタム感イイ」「無印はおあずけ」最新中古相場もわかる! カワサキの人気ヘリテイジ800cc【2019モデル】
WEBヤングマシン
【欧州】トヨタ「“新型”カローラクロス」発表! “ハニカムグリル&一文字ライト”採用の精悍フェイス! 初搭載の“走行モード”もある「コンパクトSUV」が登場
【欧州】トヨタ「“新型”カローラクロス」発表! “ハニカムグリル&一文字ライト”採用の精悍フェイス! 初搭載の“走行モード”もある「コンパクトSUV」が登場
くるまのニュース
「かつてのファイナル!?」カワサキ W800(2017)〈絶版車試乗レビュー&最新相場情報〉
「かつてのファイナル!?」カワサキ W800(2017)〈絶版車試乗レビュー&最新相場情報〉
WEBヤングマシン
スポーティな最新「5人乗りワゴン」がスゴイ! “ちょうどいいサイズ”×500馬力超え「ツインターボ4WD」! 専用装備もり沢山のBMW「M3ツーリング」とは?
スポーティな最新「5人乗りワゴン」がスゴイ! “ちょうどいいサイズ”×500馬力超え「ツインターボ4WD」! 専用装備もり沢山のBMW「M3ツーリング」とは?
くるまのニュース
こだわり派のヤングファミリーにおすすめの「MINI COOPER 5ドアモデル」
こだわり派のヤングファミリーにおすすめの「MINI COOPER 5ドアモデル」
@DIME

みんなのコメント

11件
  • 渓太郎
    バックカントリーテレマークスキー、フライフィッシングが趣味の自分には雪道、高速、林道とオールラウンドに使うにはもっとも最適な1台と思う。以前アメリカのシアトルに行ったら地元の北信(長野県北部)よりスバル車が多く走っていて驚きました。
  • ゆー
    そしてお値段も爆上げしてたら意味ない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村