3回目の車検の前に買い替えの話が挙がることが多い
ディーラーで新車を買って3回目の車検を前に、「〇〇様、距離もけっこう走っていらっしゃいますし、そこそろ買い替え時かと?」といったセールストークが聞こえてくる。
意外な車種が高値に! アメリカで人気のネオクラ日本車5台とは
日本の場合、1カ月に1000km前後、1年間で1万km程度が平均的な乗用車の走行距離といったところだ。
そのため、乗用車で3回目の車検となると、新車購入から7年目となり、走行距離は7万kmから8万kmといったあたり。もう一回車検を通すと、”10万kmの大台越え”となりリセールバリュー(下取り価格)にも響くのではと、思う人が多いだろう。
所有車を売る立場を人が、そうした意識を持っているということは、中古車を購入する立場としても”10万km台の大台超え”に達していないクルマを選びたくなるもの。それが、車歴が3年や5年ともなれば、「けっこうハードに使われていたのでは?」と勘繰ってしまうかもしれない。
”10万km”とは、”ひとケタ違う”というネガティブなイメージ。あくまでも心理的なことに過ぎないが、それが中古車市場での需要と供給に影響を及ぼしているのだ。
さらに、リセールバリューを高く保つことで、新車の買い替え需要が促進されることにつながる。
修理という視点では、劣化しやすい部品については10万kmで交換という目安がある箇所を考えられるが、クルマの心臓部であるエンジンやトランスミッションについては、近年では10万kmは単なる通過点であり、大きなトラブルになるケースは少ない。
アメリカでは10万「マイル」が区切り
一方、海外での事情はどうか?
日本と認識が違うのは”マイル表示の国”であり、その代表はアメリカだ。
1マイルは1.6kmなので、ひとケタ違いの10万マイルは16万kmである。
アメリカでも、ひとケタ違いになる前に買い替える人は結構多い。そのため、GMや韓国ヒュンダイなどは、エンジン・トランスミッションなどパワートレインの新車保証が10万マイル(16万km)で対応している。
アメリカで高走行距離でも高く売れるクルマの代表格は、フルサイズピックアップトラックだ。実際、筆者はダッジ・ラム1500を新車で2万6000ドル(約270万円)で購入し、6年間で8万5000マイル(13万6000km)走行したが、1万2000ドル(130万円)で売却できた。
また、タクシー、トラック、バスなど商用車については、欧米や日本でも20万km越えは当たり前で、30万kmや40万kmも珍しくない。
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みんなのコメント
高温多湿で渋滞が多くて短距離ばかりな日本の環境とでは消耗が変わるでしょうね。
アメリカは広大な土地を一定速度でと言う使い方が多い。勿論、都市部には渋滞はあるが、日本の様に何処に行っても渋滞しているわけでもない。
当然、車に掛かる負担も違ってくるから当たり前。
それでも15万キロくらいまでは問題無い筈だがね。