アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2025年のF1が序盤6戦を終了した時点で1ポイントも獲得できていない。異常事態とも言える状況だ。これについてアロンソは、「ペースに満足できていない」と語った。
昨年、一昨年とコンストラクターズランキング5位となったアストンマーティン。しかし今季は大いに苦戦しており、6戦を終えた段階で獲得ポイントは14、ランキング7番手に低迷している。しかもこの14ポイントは、すべてランス・ストロールが獲得したもの……2度のチャンピオン獲得経験者であるアロンソは、ここまで1ポイントも獲得できていないのだ。
■アロンソ、苦戦続くも来季への懸念はなし?「ニューウェイを2026年に集中させるのは正しい」
マイアミGPでもアロンソは17番グリッドからスタートし、9周目には単独スピン。その後も浮上のきっかけを掴めず、15位でのフィニッシュとなった。
「スピンが何かに影響したわけじゃないよ。あれで5秒失ったけど、10周後には同じ集団に追いついたからね。順位はそう大きく変わらなかった」
アロンソはそう語った。
「バーチャルセーフティカーの恩恵も受け、そこでピットストップすることで数秒稼ぐことができた。でも、とにかく今日は前のマシンに近づくのに十分なペースはなかった。気分を立て直し、改善し続ける必要がある。ペースに満足していないのは当然だけど、全員が最善を尽くしているんだ」
アロンソは、予選で苦労していることが、自分たちが苦境に立たされているということを示していると語る。
「正直に言って、どの週末も似たような状況だと思う。常に課題を抱えてきたけど、予選では通常、予想していた順位よりも少し良いことが多い。だから本来のパフォーマンスよりも少し良いポジションからスタートしている。その後はDRSトレインを活かして、前を行くマシンを追いかけた」
「でも予選のQ1で、3セットの新品タイヤを使ってしまう。こういう状況は、僕らが厳しい状況にあることを示している」
「だけど僕らは諦めていない。次はイモラ(エミリア・ロマーニャGP)だし、もっと改善しなければいけないことは分かっている」
アストンマーティンには今年の3月から、天才デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイが加入。先日アロンソも昼食を共にしたという。ただニューウェイは2025年マシンに関与する予定はなく、新レギュレーションとなる2026年用マシンの開発に100%注力するという。
そんな中で今季のパフォーマンスを上げるための策はあるのか? そう尋ねられると、アロンソは次のように語った。
「分からない。僕はただ、ステアリングを握ってベストを尽くすだけだ」
そうアロンソは言う。
「この質問は、チームの首脳陣にしてもらった方がいいね。彼らは今何が進行中なのかを、すべて把握しているから」
「彼らは本当に懸命に働いてくれているし、僕らも彼らをサポートしている。でも、マシンの技術的な部分はアップデートについて、毎週情報を共有しているわけではないんだ」
アロンソは、現在の実力では入賞を目指すのは不可能だと語り、幸運が訪れた時にそれを確実にモノにしなければいけないと指摘した。
「日本GPでは11位だったし、サウジアラビアでは完璧だったけど、やはり11位だった。だから週末を完璧にこなしても、入賞は難しいと思う」
「ただ、混乱が起きて入賞のチャンスがあるというレースが、年に3回か4回はある。今年はすでに3回もあったんだ。1回目はオーストラリアだったけど、僕はミスしてコースアウトしてしまった。中国GPは多くのマシンが失格するなどしたけど、僕は序盤にブレーキトラブルでリタイアしてしまった。昨日(マイアミGPのF1スプリント)は、コースは乾いていたのに、インターミディエイトタイヤで長く走りすぎてしまった。つまり、僕は3回も入賞のチャンスを逃してしまったんだ」
「シーズン中に、あと1回か2回はチャンスが来ると思う、それを逃さないように祈ろう」
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