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BMW 5シリーズ 新型のEV『i5』、航続582km…ドイツで10月21日から納車

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BMW 5シリーズ 新型のEV『i5』、航続582km…ドイツで10月21日から納車

BMWは10月18日、ミドルクラスセダン『5シリーズセダン』新型のEV『i5』の納車を10月21日、ドイツ本国で開始すると発表した。現地ベース価格は、7万2020ユーロ(約1140万円)だ。

◆最大出力340hpのモーターが後輪を駆動
i5の標準グレードが、「eDrive40」だ。リアアクスルに搭載された電気モーターが後輪を駆動する。モーターの最大出力は340hp、最大トルクは43.8kgmを引き出す。スポーツブーストまたはローンチコントロール作動時には、0~100km/h加速を6秒で駆け抜ける。最高速は193km/hに到達する。

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省スペース型の高電圧バッテリーはアンダーボディに搭載され、蓄電容量は81.2kWhとした。1回の充電での航続は、最大582 km(WLTPサイクル)。効率的な電気モーターに加えて、最新版のアダプティブ・リキュペーション、室内や駆動部、高電圧バッテリーのヒートポンプ技術の組み合わせが、長い航続に貢献しているという。また、「MAX RANGE」機能では、パワーと速度を制限し、快適機能を停止することで、航続を最大25%伸ばすことができるという。

BMW i5の「コンバインド・チャージング・ユニット(CCU)」は、標準では最大11kW、オプションでは最大22kWの出力でAC(交流)充電が可能。高電圧バッテリーは、最大205kWの出力でDC(直流)充電できる。これにより、約30分でバッテリー容量の80%を充電することが可能だ。また、i5は、「プラグ&チャージ」機能を導入したBMWブランド初のモデル。これにより、アプリや充電カードを使用することなく、充電ステーションで車両を自動的に認証する。

◆最新のBMWオペレーティング・システム8.5
進化した「BMWカーブドディスプレイ」と「QuickSelect」機能を備えた制御システムを採用した。最新の「BMWオペレーティング・システム8.5」をベースにしており、運転席側に機能アイコンを縦に並べた再設計されたホーム画面を備えている。QuickSelect機能により、サブメニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできるため、メニュー構造が改良され、操作しやすくなった。新しい「BMW iDrive」は、BMWカーブドディスプレイや「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」とも組み合わされ、タッチディスプレイと言語で操作できるように設計されている。

さらに、最新のBMWオペレーティング・システム8.5により、「AirConsole」プラットフォームを用いた車内ゲームを可能にしている。ドライバーと同乗者は、車両が停止している際、スマートフォンをコントローラーとして、14.9インチのセンター・ディスプレイを使用しての対戦型ゲームをプレイすることができる。

「OK、BMW」と話しかけることで、車両の操作、目的地の設定などが行える。Apple「CarPlay」や「Spotify」にも対応した。「BMWコネクテッド・ドライブ」などにより、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信できる。また、「BMWデジタル・キー・プラス」により、車両のキーを持たなくても、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロックが解除される。さらに室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能だ。

◆BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント搭載
BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、車両、そして取り巻く情報をITネットワークでつなぐことで、安全性やカーライフを進化させる利便性、充実の情報と最新のエンターテインメントを実現する総合テレマティクスサービスだ。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュースなどへのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、新しいスマートフォン向けアプリ「My BMW」を導入し、車両とユーザー、情報をシームレスにつなげ、より快適でスマートなモビリティライフをサポートしている。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI(人工知能)技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMWの最新の機能だ。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスの起動を可能にした。使用頻度に応じて、ドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおけるパートナーとしての役割を担う。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントでは、ドライバーがシステムの名前を自由に付けることができる。例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK、BMW」だけでなく、呼びかける言葉を任意に設定することが可能、としている。

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