■軽商用バンの常識を覆す「奇抜レイアウト」の理由とは
荷物をたくさん載せられる「商用車」と呼ばれるクルマにはいろいろな種類がありますが、なかでも日本特有の狭い道でもグングン進める軽バンは、国内の配送を支える重要なクルマです。
【画像】超カッコいい! これがホンダの斬新「“タテ”に2人乗り」軽バンです! 画像で見る(30枚以上)
その軽バンカテゴリーに2024年、荷物積載特化型に尖った新たなモデルが登場しました。どのようなクルマなのでしょうか。
2024年10月に発売されたのが、ホンダのBEV(バッテリーEV:電気自動車)軽商用バン「N-VAN e:(エヌバンイー)」です。
ベースになったのは、2018年から販売されている軽商用バン「N-VAN」。
軽商用バンというと、従来は運転席の下にエンジンを置いたキャブオーバー型と呼ばれるワンボックス(箱型)の形状が一般的でした。
しかしN-VANは、エンジンを通常の軽乗用車同様にクルマの前方へ置いたFFレイアウトを採用します。
一方で荷室の床はとことん低くし、さらに助手席や後席シートは床下にすっきり収納できるようにしたことで、天井方向に高い大空間が魅力のクルマになっています。
さらに助手席側のドア開口部にはBピラー(柱)がなく、助手席ドアとスライドドアを開けると、非常に大きなドア開口部が登場するのもN-VANの大きな特徴。
ここへ39kWの電気モーターと82.7Ahのバッテリーを組み合わせたパワートレインが備えられたBEV版がN-VAN e:の立ち位置。一充電航続可能距離はWLTCモードで245kmという長さです。
動力性能はN-VANの660ccターボエンジンとほぼ同等で、たくさんの重い荷物を積み込んでも心配ありません。
N-VAN e:のラインナップは、個人ユーザー向けに装備を充実させた上級仕様「FUN」から、リース契約限定とした1人乗りと2人乗りの2グレードまで、ユーザーの用途に応じた全4グレードが用意されます。
なかでも興味深いのは、前後2人乗りのタンデム乗車ができる「L2」というグレードです。
助手席側のシートが取り払われ、乗車できるのは運転席とその後ろの席だけ。この形態は極めて稀な存在となります。
安全装備は、衝突軽減ブレーキ(CMBS)や歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能にパーキングセンサーシステム(リア)、オートハイビームなど商用バンとしては必要十分です。
また快適利便装備としてコネクテッド機能「Honda CONEECT」を標準装備(ナビはオプション)するほか、カーゴスペースの両側に市販のフックなどを取りつけて使用できるユーティリティナットを28個も用意しています。
さらに運転席シートヒーター、ダイブダウン機構付リアシートを装備し、快適性も十分です。
助手席側のシートをなくした2人乗りにしている理由は、軽バンの宿命と言える「積み下ろし」の作業を、最も快適にするためにあります。
N-VANは助手席側ドア開口部がピラーレスという特徴もあり、助手席側のシートをなくすことで、バックドアからも助手席側スライドドアからも、快適に荷物を出し入れすることができるようになっているのです。
またシートをなくすことで、低くて広いフロアを効率的に使うことができ、これまでルーフに積んでいた脚立などの長くて大きなものも、室内に積めるようになっています。
仕事の相棒として軽バンを使う人にとって、長尺物が自由に積み下ろしできる軽バンはこれまであまりなく、N-VANは仕事の相棒として大活躍できるクルマです。
さらにシートがない分、運転席の左側がウォークスルーできる“道”になります。後席との行き来が楽で、ドライバーの交代なども楽にできるのは、はたらくクルマとして嬉しい部分。
さらに荷室へのアクセスもしやすいことから、配送業で荷物を持って助手席側のスライドドアから車外に出るといった、便利な使い方もできるようになっています。
BEVで気になる充電口は、フロントグリルの中に備え付けられました。ケーブルがドア足元を通らない設計になっているため、充電中にもケーブルが気にならず、快適な積み下ろしをすることができます。
N-VAN e: L2は、前述の通り法人リース契約専用となります。車両価格(消費税込み)は、急速充電対応タイプが265万9800円、非対応タイプが254万9800円となります。
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みんなのコメント
FFのN-BOXベースだから室内空間の長さはアクティほどじゃないからね。