スズキは、新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」を11月22日より発売することを発表した。価格はスペーシアが153万100~182万4900円、スペーシアカスタムが180万1800~219万3400円。
リアルに住めちゃう使いやすさ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
●まとめ:月刊自家用車編集部
機能装備の大幅強化で、より快適なスーパーハイト軽に進化
今回導入される新型「スペーシア」「スペーシアカスタム」は、内外装デザインの一新や、キャビンをさらに居心地の良い空間に仕立てる工夫により、歴代スペーシアが培ってきたスーパーハイト軽ワゴンの魅力をさらに追求。
デザインは、スペーシアも、スペーシアカスタムも、頑丈かつ大容量のコンテナをモチーフとしたイメージを採用しているが、スペーシアは「心地よさ」と「ワクワク感」、スペーシアカスタムは「上質感」と「華やかさ」という思いも込められている。
パッケージングは、従来モデル同様に広く使いやすい快適な空間を実現しているが、リヤシートに足元まわりの角度を調整できるマルチユースフラップを初採用するなど、後席居住性のさらなる向上が図られていることも特徴。さらに進化したパーソナルテーブルや、静粛性を高めたスリムサーキュレーターなど、ユーザーが普段使いで便利さを実感できる機能も強化されている。
安全機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキ車として初採用。ドライバーの負担軽減に貢献してくれる運転支援機能も、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]や、車線維持支援機能を採用することで大きく強化。
パワートレーンは、NA車もターボ車も、全グレードマイルドハイブリッド仕様とし、クラストップ級の25.1km/L(HYBRID G 2WD)という低燃費を実現していることも魅力のひとつだ。
●新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」の主な特徴
エクステリア
―― スペーシア HYBRID X (ミモザイエローパールメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフ)。ボディを上下に分割する力強いキャラクターラインで頑丈かつ立体的な造形を表現している。
・「もっと自由に」「もっと使いやすく」という想いから、頑丈で大容量のコンテナをモチーフとした
・頑丈なコンテナのプレス面を連想させるボディーサイドのビード形状や、工業製品に用いられる角を面取りしたような造形を取り入れたデザイン
・Dピラーとボディーを同色とすることで、コンテナのような大きさと丈夫さを表現。また、
2トーンルーフ仕様車は、Dピラーのルーフとボディーカラーを繋ぐ部分にシルバーのアクセントカラーを施し、遊び心を演出
―― スペーシアカスタム HYBRID XS (インディゴブルーメタリック2 ブラック 2トーンルーフ)。大型フロントグリルやメッキパーツで上質感と存在感を強調。薄型LEDライトを用いるなどで華やかな印象もプラスしている。
インテリア
―― 画像はスペーシア HYBRID X。ブラウンを基調としたインテリアに、ガーニッシュなどにマット感のあるカフェラテ色を組み合わせることでカジュアルな雰囲気を強調している。
・インパネや前席ドアのアッパー部分を立体的な造形とすることで、充実感や広さを演出
・カップホルダーやインパネボックス、前席ドアトリムにビード形状を施すことで、エクステリア同様の頑丈で大容量のコンテナを表現
―― 画像はスペーシアカスタム HYBRID XS。ブラックを基調色にボルドー&ブラック加飾を組み合わることで上質かつ落ち着いた雰囲気を演出。シート表皮はスウェード調起毛で華やかさもプラスしている。
パッケージング
・プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、広い室内空間を実現
・乗り降りのしやすいリヤステップ地上高(345mm)やスライドドア開口幅(600mm)、開口高(1250mm)を確保。持ち手部分を拡大した乗降グリップにより、後席の乗降性を高めている。
・リヤシートにマルチユースフラップをスズキ車として初採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下防止をサポートする荷物ストッパーモードの3つのモードを選ぶことが可能。
・左右独立した後席センターアームレストを採用。
・スマートフォンやタブレットを立てかけることのできるストッパー、幼児用マグや500mlの紙パックにも対応したドリンクホルダー、テーブル格納時でも使用可能なショッピングフックを備えたパーソナルテーブルを採用
・静粛性を高めたスリムサーキュレーターを採用
・USB電源ソケット(Type-A/Type-C)を後席右側にも採用
・後席格納時の床面がフラットになり荷室高が拡大したことで、自転車等の大きな荷物の積載性が向上
・ビッグオープントレー(助手席)やオープントレー(運転席)、フロントドアアッパーポケット(両側)、シートバックアッパーポケットなど、多彩な収納スペースを設置
―― 乗員の足元の快適性を向上させてくれるマルチユースフラップを初搭載。
―― 同乗者の利便性を大きく高めてくれるパーソナルテーブルも装着。
安全&運転支援機能
・ミリ波レーダーと単眼カメラでセンシングを行うことで、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車まで拡大し、さらに交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキ初採用。全車に標準装備する
・フロントバンパーとリヤバンパーに内蔵した超音波センサーで、前方・後方の障害物を検知し、衝突の可能性があると判断した場合に、衝突被害軽減ブレーキによる衝突の回避または被害軽減を図る「低速時ブレーキサポート(前進・後退)」を全車に標準装備。
・カーブ速度抑制機能や、車線変更時の加減速を補助する機能、割り込みなどに対する接近警報機能などを搭載したアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]を採用
・車線中央付近の安定した走行をサポートし、区画線が見えにくい時は先行車の走行軌跡情報なども活用する車線維持支援機能を採用
・先行車の発進だけでなく信号の切り替わりまで通知する発進お知らせ機能や、ディスプレイ表示やブザー音での注意喚起を行う標識認識機能を全車に標準装備
―― 最新のデュアルセンサーブレーキサポートIIやアダプティブクルーズコントロールを採用したことで、安全&運転支援機能が大きく向上。
利便装備&機能
・パーキングブレーキの作動、解除の操作を指先で確実に行うことができる電動パーキングブレーキをスズキ軽自動車で初めて採用。ブレーキホールドも採用
・冬の寒い日にも快適な運転をサポートするステアリングヒーターをスズキ軽自動車で初めて採用
・スピードメーターをデジタル化するとともに、マルチインフォメーションディスプレイは 4.2 インチカラーTFT液晶を採用
・新開発のステアリングホイールを採用。
・音声で注意喚起を行うことで運転をサポートする音声案内機能を全車に標準装備
・ドライブレコーダー連動、HDMI入力対応、スズキコネクト連携機能を新たに搭載した 9インチメモリーナビゲーションをメーカーオプション設定
・スズキコネクトは、スズキ緊急通報やスズキトラブルサポート、各種アプリサービスに加え、スズキコネクト加入者があらかじめ登録したご家族等と、スズキコネクトの機能をシェアすることができるシェア機能を新たに追加。また、9インチメモリーナビゲーションとの連携機能により、警告灯の点灯やリコール等の通知をナビ画面に表示したり、スズキトラブルサポートへの発信やコネクテッドサービスの一時停止/停止解除がナビ画面上で操作可能になった
―― 9インチ画面を備えるメモリーナビゲーションをメーカーオプションとして設定。
―― 冬のドライブに重宝するステアリングヒーターをスズキ軽モデルとして初採用。
―― 天井には緊急時にサポートに連絡することができるSOSボタンを配置。
パワートレーン&ボディ設計
・燃焼効率を高めたR06D型エンジン(NA車)と、軽量で高効率な新CVT、マイルドハイブリッドの組み合わせにより、クラストップ級の25.1km/Lの低燃費を実現
・環状骨格構造や構造用接着材の採用により、ボディー剛性や操縦安定性を向上
・アンダーボディー接合面に減衰接着剤を採用したほか、遮音バッフルを左右計8か所に採用することで、室内の高い静粛性を実現
―― スペーシアグレード駆動方式エンジン燃料消費率 WLTCモード走行 (km/L)価格HYBRID G2WD0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)25.1153万100円4WD22.4165万6600円HYBRID X2WD23.9170万5000円4WD22.4182万4900円
―― スペーシアカスタムグレード駆動方式エンジン燃料消費率 WLTCモード走行 (km/L)価格HYBRID GS2WD0.66L DOHC 吸排気VVT (マイルドハイブリッド)23.9180万1800円4WD22.4192万5000円HYBRID XS2WD23.9199万5400円4WD22.4211万5300円HYBRID XSターボ2WD0.66L DOHC 吸排気VVTターボ(マイルドハイブリッド)21.9207万3500円4WD19.8219万3400円
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