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ヘルメットを被らない人にも受け入れてほしい!SHOEIの新製品が美しい~高梨はづきのきおくきろく。~

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ヘルメットを被らない人にも受け入れてほしい!SHOEIの新製品が美しい~高梨はづきのきおくきろく。~

■SHOEIのヘルメットに注目!

 皆さんこんにちは。高梨はづきです!

衝撃!バイクの2035年問題を知っていますか?



 バイクに乗るのに必須なものといえば【ヘルメット】だよね。「昔はバイク乗る時ヘルメットいらなかったんだよ~」ってよく聞く話だけど、その”昔”を辿るとバイクを走行する全てのライダーに対してヘルメットの着用が義務化されたのが1986年のこと(今から約37年前)だったんだよね。現在においては、バイクに乗る老若男女全ての人がヘルメットを被っているのが当たり前になっているように思う。

 そんな中、みんなどこのメーカーのヘルメットを信頼して着用してるんだろう?

 今回は、そんなヘルメットメーカーの中でもたくさんの人から支持を得ているSHOEIのヘルメットに注目してみたよ。



 お話を伺ったのは、商品企画部・副部長の海老澤さんとグラフィックデザイン部・部長の丸山さん。モーターサイクルショー会期中のお忙しい中、取材対応いただいてありがとうございます!

 茨城県と岩手県に自社工場を持ち、製作されたヘルメットは全てメイドインジャパンで、品質に関しては折り紙付きな国産メーカーのSHOEI。一般用・レース用・モトクロス用と、二輪用として幅広く展開されていて、それは日本に留まらず世界中のライダーに長く愛されているヘルメットメーカーなの。

 ヘルメットを制作する上で気をつけていることや、大切なこと、こだわりなどを聞いてみたところ、やはり安全性を第一に考えて作ることを基準に、デザインやグラフィック、快適性にもこだわりをもってみんなに愛される商品作りを心掛けているんだって教えてくれたよ。



 私たち、日本人の頭の形はもちろんのこと、どんな頭の形にも合うようにベストなフィッティングを何よりも大切にしているんだって。例えば頭の形が横長に広い人、縦長に長い人、頭の大きさや頬の部分など100人居れば100通りの形があるよね。

 欲しいヘルメットを決めたら、頭のサイズを計り、ヘルメット内のスポンジをライダーに合うよう細かくフィッティングし、プロスタッフが対話しながら微調整してくれるの。そうすることで、自分に合うヘルメットに仕上がり、走行時もヘルメットがズレたり長時間の着用でも頭が部分的にいたくなるようなことが無く、快適にライディングに集中することが出来るんだ。



 SHOEI製品で、現在一番の売れ筋商品はZ-8(ゼット-エイト)とGlamster(グラムスター)だそうで、Z-8に関しては軽くて小さいをコンセプトに作られた商品だから、ツーリングや街乗りなどする方に特に人気なんだって。頭を守る物だとしても、重過ぎたり大きすぎるとパフォーマンスも落ちるから軽くて小さいのはありがたいよね。デザインもシックで漢らしいモデルが多い印象だったから、どんなバイクにも合いそう。

 Glamsterはクラシックやネオクラシックモデルのバイクに乗る人が増えている中で、そういったバイクに乗るライダーからの需要が高まったことがひとつの要因となって売れているのだそう。シンプルで少しレトロっぽいデザインがクラシックバイクにマッチしてくれそうで直ぐにイメージができたし、Glamstarを被るだけで雰囲気が出るので”映える”ヘルメットだなぁという感想を持ったよ。

 そして大注目なのが、2023年1月に新製品として展開されたX-Fifteen(エックス-フィフティーン)。レーシングトップモデルとしてラインナップされていて、高い空力性能を発揮してくれるSHOEIの看板製品だね。走行中の空気の流れを上手く流してくれるので、首に負担なく安定して快適な使用が可能なんだって。前モデルのX-Fourteenも大人気モデルだったけど、「これまでの物より更にグレードアップしたので是非皆さんに被ってもらいたい」と熱く語ってくれたよ。



 その他に、HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニット内蔵モデルのOPTICSON(オプティクソン)は、ライダーの右目に位置する場所に、なんとディスプレイが降りてくるの!その画面には、走行中の道を邪魔することが無い程度にナビゲーション画面が浮かび出てくるんだけど、わたしも実際に被ってみて浮かび上がる映像がとにかく近未来感があって感激してしまった。

 アニメや映画でみたような世界が、なんと現代で、しかも法律内で認められた実用品として使える日が来るなんて、小さい頃のわたしにおしえてあげたい。HUDがあれば、ハンドルに固定されたスマホナビに視線を落とさなくても前を見ているだけで走行できるからリスクの少ないライフハック商品だよね。

 さて、これまで「走る」をキーワードにしたオリジナルロゴのシリーズ”ORIGINAL LINE”と、「装う」をキーワードにしたクラシックロゴのシリーズ”NEO CLASSIC LINE”、展開してきたSHOEIさん。



 そこに新シリーズ”NEXT LINE”が加わったの。これまでのモータースポーツブランドのロゴデザインを意識しつつも、スケートボードやサーフィンなどモータースポーツだけに留まらない多方面のアクティビティに対し、新しい自分の可能性を見つけたい人へ願いを込めて作られたのが、「遊ぶ」をキーワードに作られた”NEXT LINE”なんだって。

 そのNEXTから”X”の文字を取って、これまで展開されてきた長方六角形のオリジナルとクラシックのロゴを掛け合わせて出来たのが、新シリーズのロゴとして発表された六角形の形を掛け合わせたクロスロゴの形。アクティブさが伝わってくるデザインでわたしはとても好き!



 新シリーズの第一弾として、そのクロスロゴを使った商品が今年の3月にラインナップ。ヘルメットでは、すでに人気シリーズであるZ-8をベースにしたイデオグラフが展開されていて、大胆に新ロゴがあしらわれたグラフィックはとってもかっこいいのでチェックしてみてね。その他に、日常使いできるキーホルダー・パーカー・Tシャツ・パーカー(パーカーは近日発売)など今までのヘルメットメーカーには見られなかったような展開がされているので注目だね。

 取材対応してくれたグラフィックデザイン部長の丸山さんが言うには、このクロスロゴはバイクに乗っていない人でも手に取ってもらえるような ”シンプル” で ″カッコよく″ もあり ″可愛いらしく″ もある親近感をもてるようなデザインを心がけて、SHOEIの文字が入っていなくてもSHOEIとわかる目立つデザインにしたいと考えながら制作したんだって!



 特に、わたしたちZ世代は製品にムダな文字要素が入っているデザインを嫌う傾向があって、シンプルなデザインの方が好きって人多いんじゃないかな。「ヘルメットメーカーのアパレルなんだよ」なんてちょっと自慢したくなるラインナップで、どれも手に取りやすいデザインだから誰でも気楽に着られそうだし、アクティブな知り合いへのプレゼントにもちょうど良いかも。

 これらのクロスロゴ製品は、SHOEI Gallery 各店限定販売だから気になる人はお店に足を運んでみてね!

 ちなみに、グラフィックデザイン部長の丸山さんは今回のクロスロゴ以外の商品もグラフィックデザインを担当されているセンスの塊である凄い方!今後新しいグラフィックが展開する時も注目だね!



 そして、商品企画部・副部長の海老澤さんは、「これから更に新しいことを考えて皆さんに満足してもらえるような商品づくりをしていきたいと考えておりますし、今までのモデルをマイナーチェンジやちょっとした変化を付けるのではなく、新しいことを考えてお届けしていこうと思っているので期待して待っていてくれたら」と語ってくれたよ。新製品が出たばかりだけど、それで満足せず立ち止まるとこを知らないSHOEI製品への熱い思いが伝わった取材でした。

 …ということで本日はここまで! また8のつく日にお会いしましょう~。

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みんなのコメント

1件
  • 今でもトライク(3輪バイク、法令上はオート三輪と同じ自動車)やミニカー扱いのジャイロ改はヘルメットが義務じゃない。
    ノーヘルで乗ってる人見るけどちょっとひやひやする。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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