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【最も安いGTモデル】新型フォルクスワーゲン・ゴルフGTD 英国で発売 出力向上、NOx排出量削減

環境性能を向上させた長距離ランナー

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)

【画像】新型ゴルフGTD【8世代目の各モデルを写真で見る】 全109枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

新型フォルクスワーゲン・ゴルフGTDが英国で発売された。3万2790ポンド(446万円)からで、8代目ゴルフで最も安いGTモデルとなっている。

ガソリンエンジン搭載のGTIよりも670ポンド(9万円)安いが、オートハイビーム、ハニカム・パターンのLEDフォグライト、18インチのアロイホイールを標準装備している。

また、キーレスエントリー、トライゾーン・クライメート・コントロール、スポーツシート、ヒーター付きの電動格納ミラーのほか、アルミ製のシフトレバーとヒーター付き本革巻きステアリングホイールも装備されている。

GTDは1982年に初めて登場し、「長距離ランナー」として構想されている。新型では、GTIとGTEに合わせてスタイリングが刷新され、最大965kmの航続距離を実現しているという。

最新のEA288エボ4気筒ターボディーゼルを搭載しており、先代モデルの184psから200psに向上し、40.7kg-mのトルクを発揮する。GTIとは異なり、7速デュアルクラッチATのみを設定。0-100km/h加速は7.1秒、最高速度は245kmに達する。

2基の触媒還元フィルターとデュアル・アドブルー・インジェクションを採用している。フォルクスワーゲンによると、先代モデルよりもNOx排出量を「大幅に削減」しているという。CO2排出量は137g/km、WLTPサイクルの燃費は21.8~23.0km/l。

サスペンションはフロントにマクファーソン・ストラット式、リアにマルチリンク式を採用し、GTIと同じセットアップとなっている。

さらに電子制御デファレンシャル(XDS)と、アダプティブダンパー(ダイナミック・シャシーコントロール)を統合制御する、最新のビークル・ダイナミクス・マネージャーシステムも採用する。

GTD特有のスタイリングを採用

標準のゴルフと比べて車高は15mm低く、フロント・ディファレンシャル・ロックとサウンド・アクチュエーターも搭載。ボディ形状は、8代目ゴルフ共通で5ドアのみとなる。

GTDのボディやインテリアは、標準モデルからわずかに手が加えられている。フロントグリルはGTIやGTEと同様のデザインとなり、バンパー部分のエアインテークにはハニカム・パターンのメッシュを装備。リアのディフューザーやルーフスポイラーがボディを引き締める。

またGTDのエンブレムはシルバー(GTIはレッド、GTEはブルー)で統一され、ホイールは18インチか19インチが選択可能。GTDにはGTIのように赤いブレーキキャリパーも装備される。

8代目ゴルフに共通する部分だが、ダッシュボード周りには物理的なボタンがほとんど残らず、多くが10インチのインフォテインメント用タッチモニターで操作する。またメーターパネルにも、10.25インチのデジタルモニターが備わる。

ステアリングホイールは新デザインのスポーツタイプ。複数のコントローラーやボタンがスポーク部分に配置される。

GTIの場合はレッドがキーカラーだが、GTDの場合はシルバーがテーマ色だ。シートファブリックは伝統のタータンチェックが選ばれており、アクセントはレッドではなくグレーとなっている。

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