日産ジュークに、「年内、11月にもフルモデルチェンジ」という情報が編集部に入ってきています。今年上半期に日産関係者からもたらされ、「デザインイメージは2015年のフランクフルトショーに出展された【Nissan Gripz Concept】で、e-POWER仕様が追加される」とかなり具体的な内容でした。
しかし裏取りまでには至っておらず、まだ噂レベル。「それなら」ということで、月に200店舗のディーラーを周り、「生の新車情報」を届けてくれる遠藤徹氏に、新型ジュークの噂を各日産ディーラーへ確認してもらうことにしました。
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文:遠藤徹 写真:NISSAN
■現行モデルの登場は2010年と7年以上前、となれば……?
首都圏にある日産販売店を数店舗回った限りでは、今年中にジュークがフルモデルチェンジし、e-POWER車を設定するとの情報は届いていない。現行モデルも通常どおり受注、生産、販売が継続されている。
各販売店の認識では、今年いっぱいはジュークの新型登場はなさそうだ。ただ2018年中となると、可能性はある程度高いと思われる。現行モデルの発売が2010年6月9日であるから、2018年6月あたりの発売が有力といえなくもない。
ライバルのトヨタC-HRやホンダのヴェゼルは、ハイブリッドモデルがひとつの売りになっている。そして日産はノートのe-POWERがシリーズ全体の80%を占めるほどのヒットモデルになっているので、次期型ジュークにも設定されることはほぼ間違いないだろう。事実日産は「e-POWERは今後ほかの主軸モデルにも幅広く展開する計画がある」とコメントしている。
したがってあとは投入する時期がいつかという問題になる。
■首都圏日産ディーラー営業責任者のコメント
現時点では、新型ジュークに関してメーカーからの正式な通達はまだない。年内にフルモデルチェンジするということであれば、現行モデルが生産調整し、グレード、ボディカラー、オプション装備の在庫に限りが出てくるはずだが、まだこうした動きは一切ない。
ただモデル自体は古く、現行型の発売後すでに7年以上が経過しているので、いつ新型を発売してもおかしくはないのは事実だ。e-POWERモデルの設定は、同クラスであるノートへの採用で実証済みだから間違いはないと思われる。1.5Lガソリンや1.6Lターボも引き続きラインアップされるだろう。こうなればライバルのC-HRやヴェゼルを一気に抜き去る販売が期待できるに違いない。
■地方部日産ディーラー営業マンのコメント
来年の動向は明言できないが、ジュークは年内になんらかのモデル展開があるかどうかといえば、99.9%ない、と断言できる。もし予定があるとすれば我々のところに商品説明会や内々の試乗会の案内が発表3カ月くらい前には届いているはずだ。その予定がなく、現行モデルの生産販売も通常通り行われているので、「今年中はない」といえる。
ただモデル自体は古いので、来年中盤あたりの先ではどうなるか分からない。
■現行ジュークの売れ行きはどうか? 値引きは? 評判は?
今年1月から8月までの各月の登録台数は296~1020台とやや幅はあるものの、全般的に低迷している。前年同期実績に対しては30%弱のマイナス、直近の8月だと42.3%もの激減だ。
ライバルのトヨタC-HRが月販平均1万台を突破し、ホンダ・ヴェゼルが毎月5000台強と好調な販売を続けているのに対して、大きく明暗が分かれた結果となっている。
繰り返しになるが、ジュークはすでに発売後7年以上経過している古いモデルであり、ライバル車たちに対して商品力が大幅に落ちており、やむを得ない面がある。
ただ地道にマイチェンや年次改良を繰り返してきたおかげでモデルとしての熟成度は高く、お買い得なのでお勧めの時期だとも言える。
ラインアップの中心である15RXや16GTであれば、条件を揃えると30万円以上の値引きが可能だ。
残価設定クレジットの金利は4.9%で通常と変わりがなく、現時点での特別なキャンペーンは実施していない。納期はほとんどのグレードが1カ月以内となっている。
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