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WRCギリシャがスーパーSSで開幕。オジエとタナックが同タイム首位、勝田貴元が3番手に続く

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WRCギリシャがスーパーSSで開幕。オジエとタナックが同タイム首位、勝田貴元が3番手に続く

 6月26日、南ヨーロッパのギリシャにて、2025年WRC世界ラリー選手権の第7戦『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』のデイ1が行われ、スペシャルステージ(SS)1を終えた時点で、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)と、ヒョンデ・シェル・モービスWRTのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヒョンデi20 Nラリー1)が同タイムでトップとなった。日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合3番手につけている。

 ポルトガル、サルディニア島から続く、地中海近辺のグラベル(未舗装路)ラリーの3連戦目となるアクロポリス・ラリー・ギリシャ。第7戦は、なかでもとくにラフな路面と暑い気温が特徴となる。

【順位結果】2025年WRC第7戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ SS1後

 迎えたラリー初日は、午前中にシェイクダウン、次いでセレモニアルスタートが行われ、陽の暮れ始めた現地18時05分にスーパースペシャルステージ1『EKOアテネSSS』でスタートが切られた。

 この1.5kmのスーパーSSは、首都アテネにある広場の一角を仕切っておこなわれ、路面はターマック(舗装路)のため、このラリーのメインとなるグラベルステージとは異なる。ステージのスタートは、ラリーとは無関係の事情により、アテネへ向かう道で発生した交通渋滞により若干のディレイ。こうした不運にも関わらず、会場には大勢の観客が集まった。

 こうして行われたSS1では、オジエとタナックが1分18秒1という同タイムで首位に立った。しかし、この時のオジエの走りは完璧ではなく、ステージ中盤でバナーアーチに接触していた。コドライバー側のドアミラーが破損しただけで済んだのは幸運だった。

 3番手にはトヨタの勝田が入り、トップ2台とわずか0.9秒差でフィニッシュ。次ぐポジションにはヒョンデのアドリアン・フルモーとティエリー・ヌービル(ともにヒョンデi20 Nラリー1)が入り、トップ5を締めくくった。

 チャンピオンシップリーダーであるエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)と、2度のチャンピオンであるカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)も同一タイムを刻み、ともに1.5秒差の6番手タイとなった。

 以下、マルティン・セスクス(フォード・プーマ・ラリー1)、サミ・パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1)、ジョシュ・マッカーリーン(フォード・プーマ・ラリー1)がトップ10入りを果たした。

 明日デイ2は、アテネ北部の山岳地帯での6つのグラベルステージが行われる予定だ。

[オートスポーツweb 2025年06月27日]

文:AUTOSPORT web
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